Music Cruising 〈Play List for Disco〉の楽曲解説
Music Cruising 〈Play List for Disco〉 ←M-01~21を続けて再生できます。
M-01. My Girl / The Temptations
シンプルなギターのイントロから、“I've got sunshine on a cloudy day.”と始まる。
どんだけ恋人が好きなんだ!
とつっこみたくなるくらいシンプルなラブソング。
1964年にリリースされて、テンプス初の全米NO.1を獲得した曲です。
本来はDISCOでの真ん中でプレイされるチークタイムの定番ですが、
肩慣らし的にクラシックなこの曲から幕開けです。
一九六丸さんがアップしてくれた映像が嬉しいですね。
M-02. Think / Aretha Franklin
永遠のソウル・マザー“アレサ”が1968年にリリースした楽曲。
玉下はリアルタイムでは知りませんでしたが、
1980年に公開された映画「ブルース・ブラザーズ」でこの曲に出会い、一発でノックアウトされました。
ちなみに「ブルース・ブラザーズ」のサントラ・バージョンはこちらです。
M-03. Venus / Shocking Blue
ここからしばらくは鉄板のディスコ・チューンが続きます。
若い世代にはバナナラマのカバーがおなじみだと思いますが、オリジナルはこちら。
本国オランダで1969年に発売されたこの曲が、翌年に全米で1位を獲得。
典型的な一発屋さんですが、オランダでは1位になっていなかったそうです。
これまた一九六丸さんがアップしてくれた映像がグッド。
M-04. Kung Fu Fighting / Carl Douglas
オランダに続いて、今度はジャマイカ。
1974年に発売されたこの曲は、当時流行っていたカンフー・ブームに乗って、全米と全英で1位になりました。
ジャマイカ出身のアーティストとしては、ボブ・マーリーより先に世界で有名になったんですね。
YouTubeの映像、不思議なジャパニーズ・テイスト。
カンフーを勘違いしたのかなぁ...。粋な盆踊りみたいです。
M-05. Soul Power '74 / Maceo & The Macks
サックス・プレイヤーのメイシオ・パーカーの楽曲。
彼は元々ジェームズ・ブラウンのバンド“JB'S”で有名になったんですが、
この曲は余りにも数多くのサンプリング・ネタにされていて、
曲名は知らなくても聴いたことがある方が多いと思います。
ああ、JBは必ずVol.2で選曲をします。
M-06. That's The Way(I Like It) / K.C. & The Sunshine Band
ん~、鉄板中の鉄板。もうエコーの効いたイントロを聴いただけでワクワク!
あまり知られていないんですが、この“K.C.”というのはH.W. Caseyという白人なんです。
(映像で出ている軟弱そうなお兄ちゃん)
1975年の発売されたこの曲は全米でNo.1になりました。
実は1975年から76年にかけての1年間でNo.1を3曲出したんですが、
これは1964年のBeatles以来の快挙だったんですね。(映像では「Shake, Shake, Shake」も聴けます)
M-07. Can't Give You Anything (But My Love) / The Stylistics
我々の“1960+”のブログで、一九六丸さんが記念すべき最初にこの曲を取り上げていました。
“リムジンは買えないけど、愛を上げるよ!”
余りにも美しいラブソング。
GATSBYのコマーシャルで替え歌が起用されたから、若い人にも聴き馴染みがあるかもしれませんね。
1975年にこの曲は大ヒットしたんですが、なんと彼らは今でも現役で活動をしています。
M-08. Don't Leave Me This Way / Thelma Houston
1977年にソウルとポップスの両部門で全米No.1を獲得した名曲。
典型的なゴスペル唱法で、最初は抑え目ながらも徐々に盛り上がって、
ピークになると稲妻のようにシャウトするスタイル。
M-07からM-08でフロアは一気にアゲアゲになってください!
M-09. The Hustle / Van McCoy & The Soul City Symphony
少しクールダウン...。でもまだ心拍数は下がりきりません。
これまた鉄板のディスコ・チューン。ああ、もう腰が勝手に動いちゃいますね。
バン・マッコイは元々プロデュースや作曲がメインなんですが、
1975年に発売したこの曲が全世界で1000万枚の大ヒットを記録。
世界中でディスコブームを巻き起こすきっかけになりました。
一方で吹奏楽をやっている人の間では、「アフリカン・シンフォニー」の作者としても有名です。
M-10. Get Up The Boogie (That's Right) / Silver Convention
さぁ、また少しずつBPMが上がってきます。
「フライ・ロビン・フライ」でヒットを飛ばしたセクシーな女性グループ。
この曲は1976年のヒットなんですが、彼女たちはドイツでスタジオミュージシャン達が作ったユニット。
M-03のショッキング・ブルー同様に、アメリカのチャートには世界中の楽曲が出ていて、
それが日本に輸入をされていたんですね。
M-11. Runaway feat. Loleatta Holloway / The Salsoul Orchestra
ウキウキするギターのカッティングから始まるこの曲。
聴いたことがあるけど曲名やアーティスト名は、それほどポピュラーではないかもしれません。
ゴスペル・シンガーとして活動を始めたロレッタ・ハロウェイは、
1970〜80年代を中心にソウル/ディスコ・シンガーとして活躍しました。
この楽曲は総勢50名にもなるサルソウル・オーケストラが、ロレッタをボーカルに迎えてヒットした1977年の作品です。
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mmm、レコードのフォーマットだとこの辺りでA面が終わります。
ブログもあまり長いと良くないので、
今回の楽曲解説はここまでで一旦休憩。
B面は次回...。
wrote by 玉下奴郎
M-01. My Girl / The Temptations
シンプルなギターのイントロから、“I've got sunshine on a cloudy day.”と始まる。
どんだけ恋人が好きなんだ!
とつっこみたくなるくらいシンプルなラブソング。
1964年にリリースされて、テンプス初の全米NO.1を獲得した曲です。
本来はDISCOでの真ん中でプレイされるチークタイムの定番ですが、
肩慣らし的にクラシックなこの曲から幕開けです。
一九六丸さんがアップしてくれた映像が嬉しいですね。
M-02. Think / Aretha Franklin
永遠のソウル・マザー“アレサ”が1968年にリリースした楽曲。
玉下はリアルタイムでは知りませんでしたが、
1980年に公開された映画「ブルース・ブラザーズ」でこの曲に出会い、一発でノックアウトされました。
ちなみに「ブルース・ブラザーズ」のサントラ・バージョンはこちらです。
M-03. Venus / Shocking Blue
ここからしばらくは鉄板のディスコ・チューンが続きます。
若い世代にはバナナラマのカバーがおなじみだと思いますが、オリジナルはこちら。
本国オランダで1969年に発売されたこの曲が、翌年に全米で1位を獲得。
典型的な一発屋さんですが、オランダでは1位になっていなかったそうです。
これまた一九六丸さんがアップしてくれた映像がグッド。
M-04. Kung Fu Fighting / Carl Douglas
オランダに続いて、今度はジャマイカ。
1974年に発売されたこの曲は、当時流行っていたカンフー・ブームに乗って、全米と全英で1位になりました。
ジャマイカ出身のアーティストとしては、ボブ・マーリーより先に世界で有名になったんですね。
YouTubeの映像、不思議なジャパニーズ・テイスト。
カンフーを勘違いしたのかなぁ...。粋な盆踊りみたいです。
M-05. Soul Power '74 / Maceo & The Macks
サックス・プレイヤーのメイシオ・パーカーの楽曲。
彼は元々ジェームズ・ブラウンのバンド“JB'S”で有名になったんですが、
この曲は余りにも数多くのサンプリング・ネタにされていて、
曲名は知らなくても聴いたことがある方が多いと思います。
ああ、JBは必ずVol.2で選曲をします。
M-06. That's The Way(I Like It) / K.C. & The Sunshine Band
ん~、鉄板中の鉄板。もうエコーの効いたイントロを聴いただけでワクワク!
あまり知られていないんですが、この“K.C.”というのはH.W. Caseyという白人なんです。
(映像で出ている軟弱そうなお兄ちゃん)
1975年の発売されたこの曲は全米でNo.1になりました。
実は1975年から76年にかけての1年間でNo.1を3曲出したんですが、
これは1964年のBeatles以来の快挙だったんですね。(映像では「Shake, Shake, Shake」も聴けます)
M-07. Can't Give You Anything (But My Love) / The Stylistics
我々の“1960+”のブログで、一九六丸さんが記念すべき最初にこの曲を取り上げていました。
“リムジンは買えないけど、愛を上げるよ!”
余りにも美しいラブソング。
GATSBYのコマーシャルで替え歌が起用されたから、若い人にも聴き馴染みがあるかもしれませんね。
1975年にこの曲は大ヒットしたんですが、なんと彼らは今でも現役で活動をしています。
M-08. Don't Leave Me This Way / Thelma Houston
1977年にソウルとポップスの両部門で全米No.1を獲得した名曲。
典型的なゴスペル唱法で、最初は抑え目ながらも徐々に盛り上がって、
ピークになると稲妻のようにシャウトするスタイル。
M-07からM-08でフロアは一気にアゲアゲになってください!
M-09. The Hustle / Van McCoy & The Soul City Symphony
少しクールダウン...。でもまだ心拍数は下がりきりません。
これまた鉄板のディスコ・チューン。ああ、もう腰が勝手に動いちゃいますね。
バン・マッコイは元々プロデュースや作曲がメインなんですが、
1975年に発売したこの曲が全世界で1000万枚の大ヒットを記録。
世界中でディスコブームを巻き起こすきっかけになりました。
一方で吹奏楽をやっている人の間では、「アフリカン・シンフォニー」の作者としても有名です。
M-10. Get Up The Boogie (That's Right) / Silver Convention
さぁ、また少しずつBPMが上がってきます。
「フライ・ロビン・フライ」でヒットを飛ばしたセクシーな女性グループ。
この曲は1976年のヒットなんですが、彼女たちはドイツでスタジオミュージシャン達が作ったユニット。
M-03のショッキング・ブルー同様に、アメリカのチャートには世界中の楽曲が出ていて、
それが日本に輸入をされていたんですね。
M-11. Runaway feat. Loleatta Holloway / The Salsoul Orchestra
ウキウキするギターのカッティングから始まるこの曲。
聴いたことがあるけど曲名やアーティスト名は、それほどポピュラーではないかもしれません。
ゴスペル・シンガーとして活動を始めたロレッタ・ハロウェイは、
1970〜80年代を中心にソウル/ディスコ・シンガーとして活躍しました。
この楽曲は総勢50名にもなるサルソウル・オーケストラが、ロレッタをボーカルに迎えてヒットした1977年の作品です。
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mmm、レコードのフォーマットだとこの辺りでA面が終わります。
ブログもあまり長いと良くないので、
今回の楽曲解説はここまでで一旦休憩。
B面は次回...。
wrote by 玉下奴郎




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