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蛇に怖じず

昨日のランシンさんの“蛇”ネタを受けて、
今日のお題は「盲、蛇に怖じず」です。

元来の意味は
“無知な者は無知であるが故に、
 物おじせず無鉄砲な振る舞いをするという喩え”と辞書にある。

此処でのポイントは“無知であるが故...”かなぁ。

一般常識で考えれば、
無知である→無鉄砲な振る舞いをする...ということを戒めている。

此処で昨日のランシンさん同様に現代風に解釈をすると、
「常識的な行動や慎重な考えで大丈夫なの?
 ここは既成概念にとらわれずに“盲”になってもイイんじゃない?」
くらいに捉えたい。

多くの人は穏便に生活をして穏便な余生を過ごしたいと思う。
会社勤めをしていれば、定年を大過なく迎えて退職金を貰い年金を貰い、
家族がいようがいなかろうがノンビリと暮らしたいと思うだろう。

ところが今の世の中、大学を卒業したって就職先がなかったり、
見つかっても業務委託とか契約社員とかで終身雇用なんてまずない。
1960世代にしたって勤務先にアクシデントが起きる可能性が十分にある。

知り合いの息子さんは2010年に東京電力に内定が決まって喜んでいたが、
翌年入社する直前の3月11日には想定外の出来事が起きた。
まぁ、それでも今は無事に就職をしているが、世間の風当たりは2010年とは違う。

こんな現在。
なまじっか周囲を見渡して常識的な発想だけでは乗り切れない局面が、
仕事でも私生活でも色々と起きる。

家を買うか賃貸か?買うとしたら新築か中古か?
一戸建てかマンションか?
勤め先に近い場所が良いか郊外か?

子供が入れば教育問題。
大学を出れば良いのか?高卒でも手に職か?
公立か私立か?
塾は?家庭教師は?それとも自力?

判断基準は自分の経験でまかないきれない。
  (何しろ時代が違う...)

此処は思い切って盲になったほうが良いのでは?
  (あくまでも比喩としての盲ですが...)


ところでこれもランシンさんのブログに則って、スネークマンショー関連。

こんな映像もあります。


さらにこんなDVDもあります。


このDVDはラジオ盤の後、1984年に桑原茂一を監督に制作されたスネークマンショー唯一の映像作品。
小林さんは参加していないのですが、伊武雅刀をはじめ、竹中直人、いとうせいこう(まだ早稲田の学生!)、
シティボーイズ、中村ゆうじが出演しています!


じゃ(邪)!

いや、じゃ(蛇)!

   wrote by 玉下奴郎 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

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Author:一九六丸
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3.小李富(編集担当 旧名1961_TM)
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