ホームズの邦題「ピンク色の研究」…?
先日、個人的に送った話題を、
小李富さんが筆休め的にブログへアップしてくれた。(この邦題はないよね...。)
個人的にはTwitter感覚でチョロッと送ったつもりだったのだが、
改めて少し調べてみた。
そもそもはNHK-BSのテレビ欄を何気なく見ていて目の止まった邦題、「ピンク色の研究」。

えっ、NHKでなんだ、これは?
さらによく見ると二か国語放送で字幕で「シャーロック」。
ああ、これは名作「緋色の研究」の現代語訳だと思いました。
でも緋色とピンクじゃ印象が違いすぎます。(桃色の研究ってのも魅力的ですが…)
先ず大切なドイルが書いた原作のタイトルですが、これは「A Study in Scarlet」。
直訳すると「紫の研究」です!
このScaretを“緋色”と訳したのが風情とか深みとか文学を感じますね。
で、問題の「ピンク色の研究」ですが、
これは2010年にBBCが舞台を現代に変更して制作した、新しいホームズのテレビ・シリーズのタイトルでした。
このBBCのタイトルが「A Study in Pink」だったんですね。
www.bbc.co.uk/programmes/b00t8wp0

別にNHKの海外ドラマ買い付けご担当者が「緋色の研究」を否定したわけでも、
少しでもテレビ欄で中年のオッサンの好奇心を引き付けようとしたわけでもなく、
(BBCのドラマ制作の担当者の本心はわかりませんが…)
(いやいや、ピンクとか桃色がエッチな気分を高揚させるのは日本独特でした…)
原作で電報を打っている場面が携帯電話に差し替えられたみたいに、
ScarertがPinkになっていたんですね。
なるへそ…。
カテゴリー
wrote by 玉下奴郎
小李富さんが筆休め的にブログへアップしてくれた。(この邦題はないよね...。)
個人的にはTwitter感覚でチョロッと送ったつもりだったのだが、
改めて少し調べてみた。
そもそもはNHK-BSのテレビ欄を何気なく見ていて目の止まった邦題、「ピンク色の研究」。

えっ、NHKでなんだ、これは?
さらによく見ると二か国語放送で字幕で「シャーロック」。
ああ、これは名作「緋色の研究」の現代語訳だと思いました。
でも緋色とピンクじゃ印象が違いすぎます。(桃色の研究ってのも魅力的ですが…)
先ず大切なドイルが書いた原作のタイトルですが、これは「A Study in Scarlet」。
直訳すると「紫の研究」です!
このScaretを“緋色”と訳したのが風情とか深みとか文学を感じますね。
で、問題の「ピンク色の研究」ですが、
これは2010年にBBCが舞台を現代に変更して制作した、新しいホームズのテレビ・シリーズのタイトルでした。
このBBCのタイトルが「A Study in Pink」だったんですね。
www.bbc.co.uk/programmes/b00t8wp0

別にNHKの海外ドラマ買い付けご担当者が「緋色の研究」を否定したわけでも、
少しでもテレビ欄で中年のオッサンの好奇心を引き付けようとしたわけでもなく、
(BBCのドラマ制作の担当者の本心はわかりませんが…)
(いやいや、ピンクとか桃色がエッチな気分を高揚させるのは日本独特でした…)
原作で電報を打っている場面が携帯電話に差し替えられたみたいに、
ScarertがPinkになっていたんですね。
なるへそ…。
カテゴリー





この記事へのコメント
トラックバック
URL :