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上野 アメ横界隈

若冲展の続き。

狂乱的若冲展を、幸運にも、さほど待たずに・・・といっても入館までに
60分以上も費やすというのは尋常ではないのかもしれないけど。

気持ちのいい疲れとともに東京都美術館を出て、向かったのはアメ横。
魚介類や乾物が並ぶ商店街であるとともに、下町や市場ならではの飲食店も軒を連ねているが、
日本に満ちている閉塞感とは無縁のような活気がある。
懐かしいと感じるのは僕だけではあるまい。

若冲展04

浅草のホッピー通りにあってもいいような一軒に入る。

「ホッピーの外だけ。白と黒を1本ずつ」

ノンアル生活を続けていても、こういう場の雰囲気は捨てられない。
アルコールなしのホッピー白黒で、ハーフ&ハーフをつくり、
しめ鯖や串揚げ、焼き鳥・・・統一感のない肴を並べつつ、観てきた若冲談義を重ねる。至福である。

おまけは、店を出ての「たいやき」。至福である。

たいやき


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スライド5  wrote by 小李富


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この記事へのコメント

焼き鳥のツー - Mrs.PIE - 2016年06月03日 22:19:03

聖と俗とが隣り合わせの上野を訪れる人は、2系統に分類できるようで、
  美術館や博物館を訪れて、満足して帰宅する人たち。
  高雅なひと時を過ごした後に、猥雑なガード下に彷徨う人たち。

昔、戦後すぐのころ
新宿のしょんべん横丁や、上野のガード下では、焼き鳥屋が大繁盛。
 バケツの中から鳥の臓物を一本取り出し
 包丁でツーと腸を割って、そこから太った白い蛆がわきでて
 それを指で、ツーと こそげ落とし
 炭火の上で二・三度回し、たれをつけて、ちょっと炙り
 半生で食うのが、ツー だって。

そんなお話を、新宿のしょんべん横丁で、昼間っから酔っぱらって聞いていたのは、いつのこと?

懐かしい思い出。

Re: 焼き鳥のツー - 小李富 - 2016年06月03日 23:43:01

Mrs.PIEさん、こんばんは。
素敵な週末を過ごされていますか?

「聖と俗とが隣り合わせの上野」
ふむふむ、なるほど。
そういわれたら、そうですね。
僕は田舎から上京するときの玄関、というくらいの認識でしたが(笑)

あまり縁がない上野。
また行ってみようかな。

・・・しかし、Mrs.PIEさん、いくつなんだ・・・

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