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親子3代 皇居乾通り

皇居乾通り一般公開。

田舎の母が、息子(一浪)の大学入学を機に上京。
娘とともに東京駅に迎えに行った際に、皇居がすぐそこだからついでにどう?と誘ってみたら、大喜び。
東京駅から、新丸ビルでのランチを経て、
皇居坂下門から乾通り、出口の乾門を抜け、さらに北の丸公園、武道館、
そして九段下駅からやっと電車に乗り、わが家へと向かったのだった。

皇居_乾通り ※宮内庁HPより

膝が悪い母にとって楽な道のりではなかったはずだが、
息子(僕)と孫娘、親子3代での行程を楽しんでくれたようだった。

・・・後で測ったら歩いた距離は、およそ4kmもあった。
それを伝えると母も驚いていたが、実は痛め止めを使っていたらしい・・・あらららら・・・

皇居_乾通り02 皇居_乾通り01

曇天で、少し肌寒いくらい。
3月末までの予定を、4月3日まで延長してくれたおかげで実現した親子3代による皇居内散歩。
桜は満開、ということだったが、決して本数が多いとは言えない。
桜を楽しむなら、千鳥ヶ淵のほうがいいくらいだ。
しかし乾通り一般公開という「特別感」が人々を惹きつけていたように思える。
皇居というある意味ミステリアスな空間は、
皇室にさほど思い入れのない僕のような人間であっても「特別感」は伝わってきた。

太田道灌が起こし、徳川家康以下歴代将軍によって改修が重ねられた「城」である。
現代の権力者がこんな住居を築くことは許されないだろう。
(よわい) 80になった母が、広大な堀や城壁、建造物を眺めながら
「これを造るために、どれだけの人足さんと材料が使われたんだろうねぇ」
つぶやいたことを忘れることはないだろう。


【本日の一曲】 東京だヨおっかさん by 島倉千代子


この曲は、まったく思い出さなかったなぁ。


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スライド6  wrote by 小李富 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

この記事へのコメント

- 彩子 - 2016年04月05日 00:32:12

いつも読み逃げですみません。

実感〜!って、よくわかる記事です。
お母さん、痛い膝宥めてのお歩きだったんでしょうね、私も腰痛なので想像しちゃいます。
それにしても親孝行されましたね。

私も、孫ちゃんの法事の時(泣)
新幹線降りたった私達を
丸の内口に レンタカー借りた長男一家が迎えに来てくれた事がありました。
その時、皇居やら議事堂辺りなど
車窓から東京見物をさせてくれたこと、偉そーに慣れた運転さばきで、乗せてくれたことが、親としてとても嬉しかった思い出です。

息子さん、サクラ咲いて良かったですね。実は我が長男も回り道しましたけどw

又お邪魔いたします〜。

Re: タイトルなし - 小李富 - 2016年04月06日 11:37:19

彩子さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

親孝行というほどのことをしておらず・・・お恥ずかしい・・・
想いでの小さなひとつとなればうれしいですけど。

息子(一浪)は滑り止めでなんとかひっかかった大学でしたが、
本人はいたってフツーに通い始めています。
ま、大学なんてものは、通って、遊んで、バイトして、ほんの少し勉学して・・・が僕の経験ですから(笑)
これからの大学生活を楽しんでくれたらと思っています。

最後になりましたが、彩子さんの息子さんも、おめでとー!

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