おぉ、Zだ。
仕事で訪れた、とある自動車ディーラー。
おぉ、Z だ。

僕にとってのZは、日産のフェアレディZではない。
ホンダZ。
1970年に発売されたスポーティクーペである。
N360をベースに、5速MT、ツインキャブレター、ディスクブレーキを備えたタイプがラインアップされるなど、
360ccの軽自動車とはいえ、スペシャリティカーと呼ぶにふさわしいクルマだった。
特にリアスタイリングが特徴的で、黒くて太い樹脂製枠から「水中メガネ」の愛称で呼ばれていた。

5歳上の兄が乗っていたから、なおさら記憶が鮮明なのだ。
懐かしいなぁ、かっこいいなぁ・・・
と、つぶやく僕に、そこの営業マンくん曰く、
「年配の人は喜んでくれますけど、僕らにとっては、
なんの思い入れもないから、ただ邪魔なだけなんですけどね」
さびしい言葉だが、いたしかたあるまい。
そんなものだ。
古き良き時代、なんていうのは、年配者の勝手な幻想だ。
テクノロジーが進化して、価値観が変わったり、行動様式が変わっただけなのだ。
古いものそこが正しい的な意見は、単に新しいものを受容できないようで見苦しい。
僕たちだって、上の世代から価値観を押し付けられるのを嫌ってきたはずだ。
ホンダZを眺めながら、自分が「上の世代」になっていることを改めて実感させられていた。
キミたちに懐かしいと思ってもらおうなんて、さらさら思わないよ。
勝手に、懐かしがらせてもらおう。
【本日の一曲】 真夏の出来事 by 平山三紀
ホンダZ発売の翌年、1971年の唄。僕は10歳だったんだなぁ。
彼のクルマっに乗って~♪
カテゴリー
wrote by 1961_TM
おぉ、Z だ。


僕にとってのZは、日産のフェアレディZではない。
ホンダZ。
1970年に発売されたスポーティクーペである。
N360をベースに、5速MT、ツインキャブレター、ディスクブレーキを備えたタイプがラインアップされるなど、
360ccの軽自動車とはいえ、スペシャリティカーと呼ぶにふさわしいクルマだった。
特にリアスタイリングが特徴的で、黒くて太い樹脂製枠から「水中メガネ」の愛称で呼ばれていた。

5歳上の兄が乗っていたから、なおさら記憶が鮮明なのだ。
懐かしいなぁ、かっこいいなぁ・・・
と、つぶやく僕に、そこの営業マンくん曰く、
「年配の人は喜んでくれますけど、僕らにとっては、
なんの思い入れもないから、ただ邪魔なだけなんですけどね」
さびしい言葉だが、いたしかたあるまい。
そんなものだ。
古き良き時代、なんていうのは、年配者の勝手な幻想だ。
テクノロジーが進化して、価値観が変わったり、行動様式が変わっただけなのだ。
古いものそこが正しい的な意見は、単に新しいものを受容できないようで見苦しい。
僕たちだって、上の世代から価値観を押し付けられるのを嫌ってきたはずだ。
ホンダZを眺めながら、自分が「上の世代」になっていることを改めて実感させられていた。
キミたちに懐かしいと思ってもらおうなんて、さらさら思わないよ。
勝手に、懐かしがらせてもらおう。
【本日の一曲】 真夏の出来事 by 平山三紀
ホンダZ発売の翌年、1971年の唄。僕は10歳だったんだなぁ。
彼のクルマっに乗って~♪
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この記事へのコメント
SANAEさん、こんにちは。
> 20代に平山三紀の息子(当時10歳位)を、スイミング指導!
すごいなぁ。
僕も指導してほしいものです、はい。
> 20代に平山三紀の息子(当時10歳位)を、スイミング指導!
すごいなぁ。
僕も指導してほしいものです、はい。
TMさんなら、イイですよっ。
手とり足とり。(笑)
手とり足とり。(笑)
(笑)
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URL :
- SANAE - 2016年02月24日 08:39:08
けど、この歌は知りませんでした。
ちょっと年上の人が「カレの車に乗って~♩」と歌ってくれましたが。
あの頃もラッキーカラーの、黄色のスーツで来られていたのが今も印象。
やっぱり私達は「SACHIKO」のばんばひろふみ。