「analog 秋号」を読んだ。

普段は手を出さない専門書。それもハイエンドなオーディオ誌。
好きなミュージシャンのインタビュー記事を読みたくて、つい本屋さんで手にしてしまった。

analog 秋号01

目的のインタビューを読む前に美しい広告写真に見惚れていたら、
そこには我々一般ピーポーには想像できない、迷宮なる世界への入り口が開かれていた。

analog 秋号05

ちなみにタイトルの「アナログ」とは、レコードのことを言います。
決してコンピュータ系の雑誌ではないです。
1980年代に登場したCDがデジタル技術で音信号を記録するのに対し、
従来のレコードは硬質プラスチックにアナログで音を刻んでいました。
ひと頃はビデオ録画のβ方式同様にCDに駆逐されそうだったレコード。
でもオーディオのマニアの間ではレコードへのこだわりがありました。
曰く「温かみがある」
曰く「音の情報量が違う」
曰く「アナログ録音はアナログ再生に限る」
曰く「ジャケットのアートワークは30cmじゃないと」

ちなみに玉下は単に学生時代のレコードを聴きたくて、今でもレコードを聴いています。
全くオーディオのマニアではないし、そういう環境もありません。

おっとラビリンスの話から逸れました。
ちょっとこの広告をご覧ください。

analog 秋号03

例えばカートリッジ、550,000円。
カートリッジとはレコード針を含む部品ことです。
レコードの再生信号を読み取る最も重要なポジション、それがカートリッジですが…。
ひと昔前なら軽自動車が買えます。
今の時代なら月の収入がこの額に満たない時も充分にあります。

当然、カートリッジは単体で機能しません。
ターンテーブル、つまりプレイヤーが必要です。
1,500,000円の広告があります。
この金額なら楽勝でクルマが買えます。
海外旅行だって南極辺りへ行けます。

analog 秋号04 analog 秋号02

レコードを再生するのに必ずしもこの金額がいるわけではなく、上を見たらキリがない一例です。
※クルマだってフェラーリとかランボルギーニは何千万円もします。

この広告を見たら、プレイヤーで495,000円が安く思えます。
アンプの500,000円も買えそうな気がします。
その代わりに家族は一ヶ月絶食して我慢を強いられますが…。

いやぁ、趣味の世界は奥が深い。深すぎる。

読んでいるだけで満足する庶民の代表、玉下の素朴な感想です。


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この記事へのコメント

右のポッケには? - Mrs.Pie - 2015年09月25日 22:33:03

Analogの世界はまったくわかりませんが、ひさしぶりにJohn LewisのPRELUDES AND FUGUESを聴いてみたくなりました。

秋の夕暮れ時、のんびりとお散歩を楽しみながら。
 けふの日の終る影曳き糸すすき  野見山朱鳥

たまには、そんな秋の日も?

- 谷口冴 - 2015年09月27日 14:28:53

レコードって
今も根強いファンがいると
聞いています

レコードを専門に扱うお店が
盛況らしいですから.....~♪

- 玉下奴郎拝 - 2015年09月27日 19:23:17

右のポッケには? - Mrs.Pie -さん


秋風や書かねば言葉消えやすし

音楽も録音しないと消えてしまいます。
でもそのはかなさも魅力なんですけどね...。

- 玉下奴郎拝 - 2015年09月27日 19:26:41

- 谷口冴 -さん

その根強いファンの一部に、
こういうハイエンドでマニアックなマーケットがあるんですよね。
大半はカジュアルなプレイヤーで聴いていると思います。
子供の頃はポータブル・プレイヤーからスタートでしたし...。

レコードを聴きながらお酒を呑めるお店も、
盛況らしいです!

仰る通り、 - うさまゆ - 2015年09月28日 07:52:53

ピンキリですが、どんな世界もジャンルでも。

んにしても、すごいなー。
私には絶対違いが分からないな。
猫に小判、也。

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