なかなか読み進めない『想像ラジオ』

デビュー作『ノーライフキング』を読んで以来、なにかと気になっている、いとうせいこう氏。
久しぶりに、ほんとうに久しぶりに本屋に入って目に付いて買ったのが、
この『想像ラジオ』だった。

想像ラジオ

いろんなメディアで取り上げられていたが、なぜか触手が伸びなかった。
なぜ伸びなかったのか。
その理由すら忘れていたのだが、読み始めて思い出した。

311、あの大震災がテーマだったのだ。
あまたの書評内のひとつに、
「あの大震災のことを考えるのは重荷だと耳を閉ざしている人に伝えたい物語」の一文があったが、
まさに僕のことだ。

まず、DJアークの語りで綴られていて、僕は語り口で書かれている文章が苦手ということ。
そして読み進むうちに、この本から逃げていた理由を思い出していく。

辛い。
読み進むのが辛い。
目を背け、耳を閉ざし、思考の外に置こうとする無責任な僕の防御壁にきりきりと穴をあけ、引き剥がしにくる。
軽いDJの語り口調だからこそ、その真意の伝わり方が鋭くて痛い。
いつ読み終えることができるのだろう?


【本日の一曲】 スローバラード by 奥田民生


カ~ラジオぉ~からぁ~スロ~バラぁ~ド~♪

奥田民生がカバーしていたとは知らなんだ。なかなかよいなぁ。
こういう発見があるのもYouTubeのありがたところだね。


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この記事へのコメント

- うさまゆ - 2015年04月28日 20:30:35

人間とは弱い者。
私も辛いことからは目を逸らしがちです。
立派なことは何一つ出来ないけれど、思い続けることも大切ですよね、きっと。

なんて言ってる間もなくネパールが大変なことに…。



なんだかトンチンカンなこと書いてますね、すみません。

うさまゆさんへ - 1961_TM - 2015年04月29日 18:57:38

うさまゆさん、こんにちは。
目を逸らしてしまう・・・はい、まさしくそうです。
ああ、ほんと読み進むのが辛い・・・
ネパールのニュースを観るのも辛い・・・

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