哀悼、デイヴ・ブルーベック...。

Blogの2大特性。
それは“徒然なるままに”と“即時性”だと思う。

つい先日、徒然なるままに“Jon Coltrane”についてのBlogを書いた。
(個人的には、あの朝の前日にBLUE TRAINについて書きたくなった即時性があったんだが...)

今日、飛び込んできた訃報。
デイヴ・ブルーベック...。

(更にはJ.D. サリンジャーもだが、それはまた別の機会に...)

デイヴ・ブルーベックという名前を知らない方は多いと思う。
1960+世代に限らず、マイルスやコルトレーンに比べると、知名度的に不利なのは仕方がない。

でもこの曲を一度も耳にしたことがない1960+世代は、余りいないと確信する。

TAKE 5 / THE DAVE BRUBECKQUARTET

DrumsのリズムからPianoが絡み、Alto SaxによるThemeが演奏されると、
実は5拍子という変則的なRythmにもかかわらず、体が自然に揺れる!!
Take5.jpg

このPianistがDave Brubeck。

本来、拍子の基本はMarch(行進曲)に代表される2拍子と、
Waltz(円舞曲)に代表される3拍子があったとされる。
次第に2拍子は4拍子のVariationを有し3拍子は6拍子へ派生した。
従って次の素数に当たる5や7は、人間が自然に営むRythmからは、なかなか生まれにくかった。
しかしこれはあくまでもEuropeでのClassic、つまり楽典としての解釈。
いわゆるAfro文化圏では“理屈なんて知らねぇ”、
“俺たちゃ自然に体が揺れるのさ”なノリで、いわゆる変拍子も自然に存在をしていたようである。

で、JAZZ...!

音楽をLogicalに捉えると、この曲のDrumsのIntro.からして
「あれ、3拍子でも4拍子でもないじゃん...」

強いてCountするなら3+2拍子。
Pianoの“スチャン、スチャ”が3拍子で、“チャン、チャン”が2拍子。

でも音楽は楽典や理屈で楽しむモノではないので、
大切なのはこのCoooooooooooooolなAlto SaxのMelodyで揺れるか否か。
(このAlto Saxは「Take 5」の作曲者のPaul Desmond)

楽曲のTitleは「Take 5」。
英語で“5分、取ろう”、つまり“ちょっと、5分くらい休憩しようや”くらいの意味。
それに5拍子を引っ掛けている。
ちなみにこの曲自体が5分強でもあるから、
彼らにしたらこの曲の演奏自体が休憩になっていたのだろうか?

我々1960+世代だと武田薬品の“アリナミンV”のCMで耳馴染みの人も多い。


疲れた身体や心を癒してくれたDave Brubeck。

2012年12月5日にConnecticut州の病院にて昇天。
91歳...。

合掌。

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