さよならブルーバード
12月5日、日産から新型「シルフィ」が発表された。
これを機に「ブルーバード」という車名が消えることになる。
記事を抜粋引用すると、
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日産自動車は5日、セダン「ブルーバード・シルフィ」を「シルフィ」に改め、7年ぶりに全面改良して発売した。
「上質とくつろぎ」をコンセプトに、「退職世代の夫婦」を主なユーザー層として狙う。
昭和34年の「ダットサン・ブルーバード」発売から半世紀にわたり、日産を代表してきた伝統の車名
「ブルーバード」が役目を終えた。
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僕は別段日産ファンではないが、先日書いた「愛のスカイライン」しかり、
僕ら1960+の世代の憧れは日産車が多かったように思う。
がんばれ日産、いまのテイタラクは何だ!とお嘆きの諸兄は多いのではないだろうか。
ブルーバードU。
これは610型系と呼ばれた4代目で1971年の発売というから、僕は小学校の高学年。
叔父がこの「ブルーバードU」に乗って、よくうちに遊びに来てくれたのだ。
しかもボディカラーはイエロー。
なんてかっこいいんだろうと、叔父が来るのを楽しみにしていたものだった。
その後の6代目 910型系では、沢田研二を起用して「ブルーバード、お前の時代だ」と言わせた。
うへぇ、「ザ・スーパースター 新型ブルーバード」だって・・・
いま観ると、たまらん・・・(いろんな意味で)・・・
8代目 U12型系は、当時先進の四輪駆動と言われた
センターデフ式フルタイム4WDシステムの「ATTESA(アテーサ)」が、
四駆は雪道だけじゃないんだぜぇ的スポーツセダンとして注目されたと記憶している。
ちなみに、ものすごーく燃費が悪いという評判もついていたが・・・
さらにちなみにこの「ATTESA」の技術は、日産ではなくホンダで発展し、
レジェンドで初採用されたSH-AWDに結実していく。
やっぱり燃費はほめられたものではなかったが、このレジェンドの走りは素晴らしい。
できれば、欲しいクルマのひとつ。
そんなこんな、クルマのことを書いているとキリがない。
そう、さよならブルーバードなのだ。
古いものは消えていくことが多いが、それを嘆いてもはじまらないし、
日産を責める気もさらさらない。
ただブルーバードという名を捨てなければならない状況をつくったのは
僕たちユーザーではない。
それはブルーバードの初代から10代目、そしてブルーバードシルフィと
そのデザインと性能を見れば明らかだ。
だって、新型シルフィ、「退職世代の夫婦」を主なユーザー層として狙うって・・・
そう言われて喜んでシルフィを買う人、いる?
あ、やっぱり嘆いているな、おれ・・・
さよならブルーバードなんて言いたくないもんなぁ。
wrote by 1961_TM
これを機に「ブルーバード」という車名が消えることになる。
記事を抜粋引用すると、
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日産自動車は5日、セダン「ブルーバード・シルフィ」を「シルフィ」に改め、7年ぶりに全面改良して発売した。
「上質とくつろぎ」をコンセプトに、「退職世代の夫婦」を主なユーザー層として狙う。
昭和34年の「ダットサン・ブルーバード」発売から半世紀にわたり、日産を代表してきた伝統の車名
「ブルーバード」が役目を終えた。
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僕は別段日産ファンではないが、先日書いた「愛のスカイライン」しかり、
僕ら1960+の世代の憧れは日産車が多かったように思う。
がんばれ日産、いまのテイタラクは何だ!とお嘆きの諸兄は多いのではないだろうか。
ブルーバードU。
これは610型系と呼ばれた4代目で1971年の発売というから、僕は小学校の高学年。
叔父がこの「ブルーバードU」に乗って、よくうちに遊びに来てくれたのだ。
しかもボディカラーはイエロー。
なんてかっこいいんだろうと、叔父が来るのを楽しみにしていたものだった。
その後の6代目 910型系では、沢田研二を起用して「ブルーバード、お前の時代だ」と言わせた。
うへぇ、「ザ・スーパースター 新型ブルーバード」だって・・・
いま観ると、たまらん・・・(いろんな意味で)・・・
8代目 U12型系は、当時先進の四輪駆動と言われた
センターデフ式フルタイム4WDシステムの「ATTESA(アテーサ)」が、
四駆は雪道だけじゃないんだぜぇ的スポーツセダンとして注目されたと記憶している。
ちなみに、ものすごーく燃費が悪いという評判もついていたが・・・
さらにちなみにこの「ATTESA」の技術は、日産ではなくホンダで発展し、
レジェンドで初採用されたSH-AWDに結実していく。
やっぱり燃費はほめられたものではなかったが、このレジェンドの走りは素晴らしい。
できれば、欲しいクルマのひとつ。
そんなこんな、クルマのことを書いているとキリがない。
そう、さよならブルーバードなのだ。
古いものは消えていくことが多いが、それを嘆いてもはじまらないし、
日産を責める気もさらさらない。
ただブルーバードという名を捨てなければならない状況をつくったのは
僕たちユーザーではない。
それはブルーバードの初代から10代目、そしてブルーバードシルフィと
そのデザインと性能を見れば明らかだ。
だって、新型シルフィ、「退職世代の夫婦」を主なユーザー層として狙うって・・・
そう言われて喜んでシルフィを買う人、いる?
あ、やっぱり嘆いているな、おれ・・・
さよならブルーバードなんて言いたくないもんなぁ。
wrote by 1961_TM




この記事へのコメント
麻衣さん、ありがとうございます。
そうですか、彼のクルマがブルーバードだったとは。
きっといい人に違いない(笑)
そうですか、彼のクルマがブルーバードだったとは。
きっといい人に違いない(笑)
こんばんは!
この間の「ケンメリ」←(しつこいですね)の次はブルーバードですか!
嬉しいです。
でも、無くなるんですよねぇ・・・
「ブルーハードシルフィ」ってネーミングもなんだか・・・なぁ という感じです。
ブルーバードは「ブルーバード」とか「スリーエス」なんて言う方がよっぽどサマになってます。
初めて乗った車がホンダの「プレリュード」でしたが、運転席から助手席シートの「背もたれ」を勝手に倒せる作りになってましたね!
この間の「ケンメリ」←(しつこいですね)の次はブルーバードですか!
嬉しいです。
でも、無くなるんですよねぇ・・・
「ブルーハードシルフィ」ってネーミングもなんだか・・・なぁ という感じです。
ブルーバードは「ブルーバード」とか「スリーエス」なんて言う方がよっぽどサマになってます。
初めて乗った車がホンダの「プレリュード」でしたが、運転席から助手席シートの「背もたれ」を勝手に倒せる作りになってましたね!
さすが、パパ店長さん。
まったくもって、同感です。
プレリュードは2代目ですね。
そう、運転席から助手席を倒せるのです、あのプレリュードは。
なんででしょうね?(笑)
こんどブログに書こうと思っていたのでした。
まったくもって、同感です。
プレリュードは2代目ですね。
そう、運転席から助手席を倒せるのです、あのプレリュードは。
なんででしょうね?(笑)
こんどブログに書こうと思っていたのでした。
こんばんは!
そうですそうです、2代目プレリュード!!
初代はカクカクしていてあまり好みの格好ではなかったのですが、2代目のあの「やや丸みをおびた」(特にフロント部分)、スタイルは大好きでした。
肝心な「運転席から助手席をリクライニングできる」笑
あれ、当時お付き合いしていた子に言われて知りました(恥)
男としてはなかなか嬉しい作りですよね(笑)
ぜひぜひ、ブログアップしてください!!
そうですそうです、2代目プレリュード!!
初代はカクカクしていてあまり好みの格好ではなかったのですが、2代目のあの「やや丸みをおびた」(特にフロント部分)、スタイルは大好きでした。
肝心な「運転席から助手席をリクライニングできる」笑
あれ、当時お付き合いしていた子に言われて知りました(恥)
男としてはなかなか嬉しい作りですよね(笑)
ぜひぜひ、ブログアップしてください!!
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。
ありがとうございます。
おほめにあずかるとは恐縮です。
これからもよろしくお願いします。
おほめにあずかるとは恐縮です。
これからもよろしくお願いします。
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URL :
- 麻衣 - 2012年12月06日 15:02:02
>「退職世代の夫婦」を主なユーザー層として狙うって・・・
>そう言われて喜んでシルフィを買う人、いる?
ホントですよね~^^;
ただでさえ、老後に夢なんて持てないのに(苦笑)
私の学生時代、恋愛していた彼の車がブルーバードでした
(どのへんのかわかりませんけどw)
とっても大事に乗ってましてね~
なんだか寂しい気がします。。