「ジャズライフ」3月号 (発行 ジャズライフ)

今回は雑誌、それもジャズの専門誌がテーマです。



1990年代辺りまでは、書店に行くと本当に様々な分野の専門誌が並んでいました。
実用的な専門誌も趣味的な専門誌も、よくもまぁこれだけの雑誌が、
それも毎週だったり毎月だったり出版されるものだと思いながら、
まだ長閑な時代だったので店頭で立ち読みなんかを楽しんでいました。
オートバイの専門誌。自動車の専門誌。船の専門誌。模型の専門誌。
特撮やフィギュアやアニメや映画…。
パソコン系だってマックだけでも何誌もありました。

専門誌と銘打つだけあって、内容は専門的です。
玉下は高校の頃から「Player」という楽器系の雑誌を良く買っていました。


そこにはギターやキーボードやドラムやベースを演奏するために、
テクニックの解説やレコードの聴きどころやミュージシャンのインタビューなど、
それはそれは細かく紹介された記事が写真と共に掲載されていました。
目的はベースに関する記事だったんですが、結果的に隅から隅まで読むので、
多少は他の楽器の知識も身につきます。
  ※あくまでも多少ですが…。
そしてあくまでも活字からは音楽が聴こえないのに、
聴いた事がないアーティストへ興味を持ったり、実際にアルバムを買ってファンになったりもしました。

そうです。まだインターネットなんか影も形もない時代、1970年代の話です。

この楽器の専門誌はやがて「ギターマガジン」とか「ベースマガジン」とか、
「キーボードマガジン」とか「リズム&ドラムマガジン」と細分化されます。
読者からすると無駄がなくて良いのですが、一方で視野は狭くなります。

音楽雑誌いろいろ

そして時は流れて今…。
インターネットが当たり前になると、こういう専門誌は苦しくなります。
発行部数が激減するんですね。
もう、雑誌を買わなくても様々な情報は入手できます。
しかも、取材〜編集〜レイアウト〜印刷〜流通という手順を踏むと、
当たり前ですが情報の鮮度は落ちます。

「週刊少年ジャンプ」ですら発行部数は落ちているんですから、
鮮度を問われる専門誌はなおさらネットに敵わない。

でもねぇ、だからこそ印刷された雑誌の価値もあるんですよね。
編集している人だって、ネットに敵わない要素があるのは認識してます。
そんな時代だからこそ、編集の視点が問われます。


「ジャズライフ」を久しぶりに読んでいて、そんな事を考えちゃいました。
ちなみに買ったきっかけは表紙巻頭特集のベーシスト、
マーカス・ミラーだったんですが、雑誌の中身には全く触れていない文章でした…。


【本日の一曲】 Live 「Mr.Pastorius」 by Miles Davis & Marcus Miller


演奏前の二人のやり取りも必見です。


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この記事へのコメント

- うさまゆ - 2015年03月12日 07:59:38

その昔、私は好きなアーティスト(当時主にYMO^ ^;)のインタビューが載っている号をメインに買っていました。

確か以前のコラムにもあったと思いますが、ラジオ番組誌とかぴあとか、懐かしいものです。

本当に多種多様なジャンル毎の雑誌があったものですよね。
20年近く前にたまたま知ったフィギュア系とミリタリー系の存在には驚かされました。

何にせよ、紙に印刷されている、って良いですよね。

- み~むし - 2015年03月13日 16:11:36

こんにちは~(^^)/

いやホント、いろんな音楽雑誌がありますが
どれも長続きしないのが多いですね。
私も最近は殆ど購入しません。

昔、「guts」という音楽雑誌があったのは
ご存じだと思いますが、私はこれが愛読書でしたね。
今更ですが、持ってたら良かったんですけど。。。


あのような感じの本は、現代では合わないんでしょうね~

- 玉下奴郎 - 2015年03月14日 15:27:14

うさまゆさん

そうですねぇ。
ミリタリー系もモデルガンなどの武器とか戦艦とか、
細分化されていて面白いんです。
買うまではいかなくても、たまに立ち読みをするだけでも楽しいです。


玉下奴郎拝

- 玉下奴郎 - 2015年03月14日 15:31:24

み〜むしさん、
「guts」、読んでましたよ!
ギターコードが必ず載っていたので、
「明星」や「平凡 」の歌本共々、10代の必須でしたよね!


玉下奴郎拝

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