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壊れゆく年頃

家から最寄りの駅まで、原付スクーターで通っている。
ドアto電車のドアで10分もかからないくらいで、すこぶる快適。
雨でもポンチョがあるからへっちゃらなのである。
もともと高校時代からバイクに親しんでいたので、この歳になっても走るのが大好きなのだ。

スクーター

が、しかし、その盟友スクーターも、すでに15年。
タイヤやバッテリー、はたまたシートまで交換して乗り続けてきたが、ついに動力性能の根幹にガタがきたようだ。
パワーが出ない。
坂道が特につらい。
いまは原付でも4サイクルが主体だが、僕のは排ガス規制前の2サイクル。
「ほかの原チャリには負けねーぜ、ふふふ」だったのが嘘のような「重たい」走りとなってしまったのだ。
詳しい人に聞けば、おそらくはマフラーだろうとのこと。
交換すれば2万円前後。
ならば新しく買い換えようか・・・
「バイク界のトヨタ」という変な例え方をされるホンダ製であっても、15年という長期間の使用では限界なんだろうな。

若いアスリートが、年齢を感じるのはこんな感じ?
というのは大げさだろうけど、
ふと我が身と周囲を見渡せば、「壊れ行くもの」だらけのような気がする。

まずは、おのれ自身のカラダ。
年齢×不摂生×運動不足×喫煙などによって、走ることも、泳ぐことも、野球もテニスも、
昔のパフォーマンスの何分の一以下だろうという体たらく。

40にして惑わず。
この言葉の真意はさておき、40歳前後で、家を買うor建てる。
仕事も重要なポストに付くとか、これが最後の転職と思ったり、独立・起業したり・・・
そんな転機となっていることが多いのではないだろうか。

それから十余年経っているのが、僕たち1960+世代。

僕もちょうど、そうだった。
郊外に家を建てたのを機に原付スクーターを買ったのだった。
家もメンテナンスが必要な時期になってきているし、
スクーターも瀕死に近い。
故障ひとつないクルマも、気が付けば10年になろうとしている。
仕事も世間の荒波にもまれながら惰性化しそうになるのを何とかこらえ、
人間関係も固定化もしくは縮小しつつあるのではないか・・・

まだまだ現役!と思っていても、我が身と周囲は、衰え朽ちようとしているのが感じられて怖くなる。


そんな時に視聴すると、ちょっと元気になるのを【本日の一曲】としよう。



東大寺。また行く機会はあるのかなぁ。


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スライド12  wrote by 1961_TM

このアイコンになっている我が家の柴犬も13歳。立派な熟女である。 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

この記事へのコメント

こんにちは。 - dynamo27 - 2015年02月11日 11:50:03

はじめまして!
dynamo27と申します。
度々訪問させて頂いてます。

スクーターですが、15年はまだまだ大丈夫
全然余裕ですヨ。
実際に診させて頂かないと
「適当な事言いやがって!」
と言われそうですが、

記事の内容から
マフラーの詰まりが主な原因であるならば、
マフラー外して
マフラーのIN、OUT両方から細いワイヤーとか
針金とかを、可能な限り奥まで突っ込んで
ワシャワシャやって、車体に取り付けて
エンジン掛けて、全開空吹かしで中のカスぶっ飛ばす!

面倒でなければ、これを数回やれば
だいぶ改善されるはずです。

日本車はそんなに簡単にぶっ壊れません。
本田のどのスクーターか存じませんが
ぜひ、まだまだ乗って下さい!

dynamo27の、余計なおせっかいでした。
それでは、失礼します。

dynamo27さんへ - 1961_TM - 2015年02月11日 12:25:24

dynamo27さん、こんにちは。
とてもとてもとてもありがたいコメント、ありがとうございます。
なんか俄然、乗り続けるぞ感アップです。
今週末にでもチャレンジしてみようかな~

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書き手 1.玉下奴郎 2.ランシン
3.小李富(編集担当 旧名1961_TM)
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