ナイトキャップは「甘酒」で

ナイトキャップ。
古くは、シラミ防止や防寒の目的として、
近世、かつらをかぶるようになると、かつらを外した後の頭を隠すためだったらしい。
僕たちにとっては、寝る前に一杯 (で済まないことが多いが)、
ちょいとキツめのお酒を飲む、いわゆる寝酒のことである。

僕は健康診断前日を除く364日、寝酒を続けていたが、
昨年7月に痛風を発症して以来、
   (その時の様子は『映画音楽鑑賞会レポート、ではなく、痛風のことを』)
その寝酒習慣がほとんどなくなってしまった。
幸いなことに、3ヶ月もかからず痛風は薬もすら不要になったにもかかわらず、
外ではノンアルコールビールがおとも。もともと酒に弱かったが、さらに弱くなっている。

そんな僕のいまのナイトキャップがこれ。
あまさけ01

僕の生まれ故郷の酒蔵、八海山酒造の「あまさけ」である。
麹だけでつくり、砂糖などの甘味料・糖類を加えていない、古式ゆかしい甘酒。
「飲む点滴」といわれるほど豊富な栄養が含まるらしく、ちょいとブームになったせいか、
渋谷ヒカリエの地下で見つけて、ついつい買ってみたら、まぁ、うまいことうまいこと。
子供の頃、母につくってもらった甘酒そのもの。純朴な麹の甘味が懐かしい。

八海山の「あまさけ」は冷蔵庫に入れておいて、「冷や」でやる。
もう一銘柄、近所のスーパーで買える甘酒も常備してあるのだが、こっちは「燗」でやる。
「酒でも飲まなきゃ眠れねぇや」と思っていたのに、ほっこり甘酒で、寝付きも眠りもばっちりなのだ。


そんな僕のところに、遠方に嫁ぐからと寿退社した元部下から、お祝い返しの贈り物が届いた。

あまさけ03

感涙である。
こういう贈り物を選んでくれた彼女はいい嫁になると、さらに確信を深めた。

さて、その2種類の甘酒。
ひとつは長野は西之門にある酒蔵、よしのや。
もうひとつは、福岡県朝倉郡にある篠崎という蔵元が、黒米を10%使用したという。
どちらも、米麹オンリー、糖類ゼロの本格甘酒だ。

さっそく、よしのやのほうを飲んでみた。
うまい、うまいのだが、ちょっと物足りない・・・

「八海山のあまさけ」を、つぶ餡に例えるとしたら、
「よしのやの甘酒」は、こし餡。

つふつぶ、どろどろ、田舎の素朴な「八海山のあまさけ」に対して、
「よしのやの甘酒」は、さらっとした舌触りと喉ごしなのだ。
つぶ餡派の僕にとって、よしのやは、やや上品すぎるような気がする。

「篠崎の甘酒」は、黒米の赤みとつぶつぶ感たっぷりの見た目がワイルドだ。
いつ開封しようかな。


甘酒は、寝る前などに飲むと身体を温め、程よい糖分で疲労回復によく、不眠症にも効果的らしい。
もともと夏バテ対策に飲まれていたから、俳句の世界では夏の季語。
などなど、効能や能書きなんぞは、どうでもいいのだ。
うまいから飲む。
しばらくは甘酒と焼酎、交互のナイトキャップが続きそうだ。


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