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羊年に想う…。

昨年後半のブログはすっかり1961_TMさんに委ねてしまった感があり、
改めてコンスタントに“書き続ける筋肉”を鍛えなきゃと今年の抱負を語る玉下奴郎です。

さて午年から未年へ変わった2015年。
この干支というのは元来は動物を指していなかったのに、後付けでなじみのある動物の字をあてたそうですね。
なんとなく未年というよりは羊年と見た方がわかりやすい気がするし、
例えば玉下はネズミ年なんですが、正確にネズミっぽいところ=勤勉な傾向が…、
全くないですねぇ。ダメですねぇ。

さて玉下にとって羊から想起できる物語が2つあります。
映画「羊たちの沈黙」と名著「羊をめぐる冒険」です。



「羊たちの沈黙」は1991年にジョナサン・デミ監督によって映画化された作品。
原作はT. ハリスが1988年に書いた小説で、レクター博士のシリーズ第二作。
「レッド・ドラゴン」の続編でした。
 (ちなみにその後、「ハンニバル」「ハンニバル・ライジング」と続いた全四部作です)

J. フォスターとA. ホプキンスという名優二人を擁した映画は、
この年のアカデミー賞で主要5部門を受賞するという快挙を遂げました。

でも玉下がこの作品を観たのは別にアカデミー賞受賞作というわけではなく、
単に主演の二人が好きだったからだったと思います。
映画を観終わってすぐに原作を読んだ記憶があります。
映画ではなぜこの作品のタイトルが「羊たちの沈黙」がほとんど印象に残りませんが、
原作を読むとそこはしっかりと描かれています。

 

「羊たち…」を読むと当然の様に前作の「レッド・ドラゴン」も読んでしまいました。

その後、T. ハリスは恐らく映画「羊たちの沈黙」の世界的な大ヒットを意識して、
その主人公であるレクターとクラリスの後日談を「ハンニバル」として、
またレクターの若き日々のエピソードを「ハンニバル・ライジング」として発表。
それぞれ映画化されています。

 

そういえばジョナサン・デミ監督は「羊たち…」でアカデミー監督賞を受賞したのですが、
その後はヒット作にあまり恵まれていないみたいです。

映画「羊たち…」に比べて原作を読んだことがある人に余り出会いません。
今年は久しぶりに読んでみようと思います。本棚から探さなきゃ…。
「羊をめぐる冒険」についても、改めて書こうと思います。


【本日の一曲】 「Mary Had A Little Lamb」 by  PAUL McCARTNEY & WINGS


歌詞はお馴染み「メリーさんの羊」なのに、ポールの手にかかると全く別の曲になります。



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スライド1 wrote by 玉下奴郎 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

この記事へのコメント

ジョディ フォスター - ひとしずく - 2015年01月04日 21:16:00

私は偽映画好きです(笑)
その偽映画好きが知る数少ない女優。
私も、この羊たちの沈黙は興味を持っていました。
が!
観てないんです。観たい観たいと思っているうちに終わってしまう。
要するに、ものぐさなんです、ハイ。
ジョディ フォスターは子役時代からすごく上手い子役でしたよね。
題名は忘れましたが、子供だけで演じたギャングの映画。そこに出てくる、確か情婦役^_^
色っぽいんですよ(笑)
彼女の映画はそこから観ようと決めています。
いつになったら観られるか(苦笑)

- 玉下奴郎拝 - 2015年01月05日 00:55:38

ひとしずくさん

彼女の映画は「ダウンタウン物語」ですね。
「タクシードライバー」と同じで、14歳の時の作品です。
こっちはH. カイテルの情婦で娼婦役でしたが、
「ダウンタウン物語」では歌手でファット・サムの情婦でしたね。
小さい頃はT. オニールがライバルぽかったですが、
とにかくこの頃からジョディは素敵な女優でした!
早く「羊たち…」まで辿り着いてください。

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