fc2ブログ

フォグランプ

夜、クルマを走らせるのがだんだん嫌になってきた。
怖くなってきた、と言ったほうが正確かもしれない。
  (前は音楽を聴きながらの夜のドライブ、好きだったのになぁ)

1960+世代である僕たちで、まだ老眼に悩んでいない人はどれくらいいるのだろうか。
もちろん僕も例外ではなく、1年ほど前から老眼鏡である。
そのせいか、単なる年齢による運動神経の低下のせいか、
夜の視界がクリアでなくなってきた。

工事現場や工場、医療の世界などで、「ヒヤリハット」という言葉がある。
  ※重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の発見をいう。
   文字通り、「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」である。(Wikipediaより)

そう、この「ヒヤリハット」が夜道のドライブで増えているような気がしてならないのだ。
僕は黒系の濃い色の服を着ることが多いが、
年配の方が反射素材が入っているジャンバーを着ているのを見ると、思わず「ありがとう」と言いたくなる。
(まだ着たくないけど)

さて、やっと本題。
フォグランプである。
雨や霧の時、視認性と被視認性を確保してくれる。
視界が悪い状況下で「見る、見られる、いい運転」のための照明装備だ。

が、しかし!フツーの天候でもフォグランプを点灯しているクルマの、なんと多いことか。
目が弱っているこちらとしては、眩しくて、かえってアブナイ。
「ヒヤリハット」を減らすどころか、逆に増やしているぞ。

若い頃は、ラリーカーの真似をして自分で付けたりしたものだが、
いまは特に高級車(いつかは●●のセダンとか、でっかい高級ミニバンなどなど)では
標準装備が多くなっている。
そういうクルマがいつも「うりゃあ、どけどけっ!」って感じで
ヘッドライト&フォグランプ全開で走っていること、多いと思いません?
フォグランプ
                                (こんな感じ)

もっと迷惑なのがリアのフォグランプ。
視界が悪い時に、後ろのクルマに「ここにいるよー」と伝えて、追突を防ぐのを目的としている。
これはヨーロッパ車に多く、日本車では寒冷地仕様車にオプションで設定されているくらいかな。

「前のドイツ車、変なところに1個あるブレーキランプが点きっぱなしじゃん」と思ったことがあったら、
それがリアフォグランプ。
リアフォグランプ
                                (こんな感じ)
これを普通の夜に点けて走られると、後続車としては、けっこう眩しい。
ずっと眩しいから追い越したくなるが、なかなか抜けるものではないから迷惑千万。

もしかしたらリアフォグランプとは知らずに、
ずっとスイッチONのままの人もいるかもしれないなぁ。
ヨーロッパ車に乗っているあなた、リアフォグランプ、知ってます?


視力が弱った年配者がフォグランプをつけて明るく走りたい気持ちはわかる。
でもやっぱり雨や霧の時以外に点灯するのは、やめて。やめましょう。やめてください。
対向車の迷惑を考えてね。

もしも「うりぁうりゃ、オレ、フォグ付いてんだぜ、かっけーだろ」と思って点灯しているとしたら・・・
若いころの僕だったら、思いっきりハイビームを浴びせたかも。
でもそういうドライビング・マナーを知らない人こそ、
なんで自分がハイビームやパッシングされたのかすらわかんないんだろうけど。

そして、リアフォグランプ。
都内や首都高速で点けているって、ほんと呆れるしかないでしょ。


  wrote by 今日は不機嫌・説教モードの1961_TMでした。 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

一九六丸

Author:一九六丸
書き手 1.玉下奴郎 2.ランシン
3.小李富(編集担当 旧名1961_TM)
3人合わせて一九六丸。
1960+世代の「暇つぶしのお供」が大好物。ゲスト寄稿も募集中!

1960+ YouTube List
Our Friends
最新コメント
ブロとも申請フォーム
1960+読者カウンター
カテゴリー
最新記事
月別アーカイブ
PR