fc2ブログ

カツサンド賛歌

ここ数回、我がブログは活字離れに端を発した読書ネタが続きました。
ここらでジャンルを切り替え様と思っていた矢先、コンビニの書棚で出会った雑誌「dancyu」。
愛読書という訳ではないけど、結果的に年に一冊くらい買います。
ポイントは特集記事が嵌まるか否か。( 当たり前だ )

これまでもナポリタンや寿司など、贔屓のお店が取り上げられていると、つい…。



で、今回は“カツサンド”特集!
トンカツでもなければ、サンドイッチ全般でもなく、ピンポイントにカツサンドに絞った特集です。

弱いんです、カツサンドに…。

ちなみにカツサンドの発祥は、トンカツの老舗の「まい泉」とのこと。
明治時代にトンカツが普及し始めるも、これはガッツリとボリュームがある。
食べるのにもそれなりの意気込みや気合が必要である。
しかし不思議なもので、トンカツをパンに挟むだけで印象が変わります。
少し上品なイメージ。軽く摘める気分。ボリューム感が和らぎます。

どうやら「まい泉」が芸者さん達がお座敷に上がる前に、
ちょっと摘めて腹持ちが良い食べ物 ( 食べ方 ) として考案したそうです。

「dancyu」には銀座を中心にいくつものお店が紹介されています。
そう、何故かカツサンドはBarに似合うんです。
※Barから離れますが、
玉下は新幹線で食事といえば崎陽軒の焼売かカツサンドです。
ちなみに焼売は焼売弁当ではなく、焼売のみですが…。

そして数ある銀座の名店の中で巻頭を飾ったお店が「みやざわ」。
どちらかというと銀座より新橋エリアに位置する喫茶店です。
玉下は足掛け10年くらい、「みやざわ」愛用者なんです。
何が魅力か…。何よりフツーの喫茶店なところ。
そして遅い時間でもナポリタンやカレーやサンドイッチが食べられる。
つまり此処は夜の銀座で働いている人達のオアシスなんです。
※ちなみに日中はサラリーマンのオアシスですが…。

だから雑誌で取り上げられている他のお店に比べて、カツサンドの値段が安くて美味いんです。
他が1,500 円だの2,000円だのと銀座価格で“美味いでしょ”と言われても、
そりゃその値段だから当たり前だろ!と庶民は突っ込みを入れます。
でも「みやざわ」は一人前で950円。結構なボリュームでこの値段。

カツサンド01

更に種明かしをすると、このお店は近隣のクラブへ出前をしています。
そうするとこの値段が三倍くらいになるんですね!
夜の銀座独特の経済効果です。
だからクラブのホステスさんが出勤前にバッチリ着物を着て、
此処でカレーやオムライスやナポリタンやカツサンドを食べます。

カツサンド02

暫くすると同伴のお客さんと来るホステスさんも来店します。
そして終電間際にも仕事を終えたホステスさんが続々…。
我々は照明の明るい喫茶店で、綺麗なホステスさんと一緒に過ごせて、
値段はフツーの喫茶店なんです。

いかん、いかん。カツサンドから話題がそれました。
今回のタイトルは「みやざわ賛歌」に改題ですね。


【本日の一曲】 「愛は勝つ」 by KAN


いやぁ、単なるダジャレです。


カテゴリー
スライド5  wrote by 玉下奴郎 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

一九六丸

Author:一九六丸
書き手 1.玉下奴郎 2.ランシン
3.小李富(編集担当 旧名1961_TM)
3人合わせて一九六丸。
1960+世代の「暇つぶしのお供」が大好物。ゲスト寄稿も募集中!

1960+ YouTube List
Our Friends
最新コメント
ブロとも申請フォーム
1960+読者カウンター
カテゴリー
最新記事
月別アーカイブ
PR