カラダをイジメル、カラダをイタワル。

先日の初台オペラシティ。
開演前に入った喫茶店で隣のテーブルでの会話。
恐らく90歳は超えているだろうというお婆さん二人と、60代くらいのおばさんの三人。
お婆さん二人は煙草を燻らせながら珈琲を飲んでいた。

「こないだ、弟が死んじゃってさぁ」
「あら、とうとう? お幾つだったっけ?」
「さてねぇ、80は超えてたわ」
「あら、弟さんがいらしたっけ?」
「ん~ん、死んだ旦那の弟。旦那と一緒で癌だったんだのよ」
「怖いわねぇ」
「いやよねぇ」
「アタシもさぁ、煙草をやめたら抗がん剤が効くって…」
「あら、癌になっちゃたの?」
「そうよ、先生に煙草をやめたらって薬がもっと効くって言われてんだけど、なんだかねぇ…」
「なんだかねぇ…」

そう言いながら、ニコニコとお婆さん二人は煙草を燻らせていた。
※おばさんは吸っていませんでした。

たばこ_おばあちゃん

健康に留意して節制をして、それでも具合が悪くなってしまう人。
暴飲暴食睡眠不足で健康診断も受けないのに、なんだかいつも元気な人。

不思議な話だが、現実に玉下の周りに両方います。

例えば規則正しい生活をして適度な運動をする。
暴飲暴食を謹んで睡眠を充分に取る。
これって考え様によっては精神面ではストレスだったり、
特にカラダを鍛えるなんてのはカラダをイジメている気がする。
でも、結果的にそれが病気や怪我からカラダを守る、カラダをイタワルってことなんですよね。

運動不足で反射神経が鈍ると、ちょっと躓いただけでも危ない…。

攻撃は最大の防御。
カラダをイタワルために、カラダをイジメル。

嗚呼、体重を減らさなきゃ。
嗚呼、メタボなお腹をなんとかしなきゃ。
嗚呼、たまには夜更かしをせず早く寝なきゃ。
嗚呼、この一口で柿ピーを我慢しなきゃ。
嗚呼、あと一杯でお勘定にしなきゃ。

一人の人格の中で、かくもSとMのキャラが葛藤するのです。


【本日の一曲】 「Dr. Robert」 by The Beatles


大林宣彦監督の「野のなななのか」という映画で、老医師が煙草を吸いながら診察をしてる場面がありました。
当然、患者の老人も吸いながら診察されています。

この映画、面白かったので近々ブログで紹介します。


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スライド10  wrote by 玉下奴郎 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

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