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パラレル官兵衛

いま読んでいるのが、これ。



『播磨灘物語』は、軍師 黒田官兵衛の生涯を描いた歴史小説。
小説のていをとってはいるが、司馬遼太郎自身の紀行文だったり、考察だったりが混じっていて、
バリバリの歴史小説だと思って読み始めると、少子抜けする。
もちろん、さすがに司馬遼先生であるからして面白いのだけど。

小説を映像化したものは、基本的に原作を超えられないことが多いから、
NHKの大河ドラマ『軍師 官兵衛』を観ている僕としては、この本を読むのをためらっていたんだけど、
前述のように、『播磨灘物語』は、司馬遼先生による官兵衛の解説書ともいえる。

いま3巻を読んでいるんだけど、大河ドラマから1~2週遅れ。
ともすると追い越してしまいそうになるのを抑えつつ、ちびちびと読み進んでいる。
大河ドラマの復習でありながら、まったく違っていたり、人物が入れ替わっていたり、
別アングルからの見方だったり、これがなかなか面白い。
新しいテレビと小説の関係を楽しんでいる。

万事、丁寧な竹中半兵衛は、官兵衛のことを
「くわんひょうえどの~」なんて呼ぶこともあったらしい。
谷原章介が、そう言うのを観たかったなぁ。

・・・あ、大河ドラマ、2週分が録画したままだ・・・

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この記事へのコメント

事実は小説より奇なり? - ひとしずく - 2014年07月04日 10:39:23

そうですね。
長男も、小寺はあんなバカ殿じゃないよ!と怒っていました。
史実の資料から作品が生まれ、更に脚色されて行くんでしょうけど。
視点が違えば、全然変わってくるでしょうし。
ゔ~、頭が混乱してきました。

ひとしずくさんへ - 1961_TM - 2014年07月04日 12:50:57

ひとしずくさん、こんにちは。
長男くん、あつくていいなぁ。
小寺のこととは、なかなかのツウですね。
大河ドラマは、あくまでドラマとしてたっぷり脚色されていますからね。
『播磨灘物語』は4巻に突入しました。
ゆっくり大河ドラマと合わせて読み進めます!

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