リスペクト、モチーフ、オマージュ、そしてパクリ…。

映画でもドラマでも“リメイク”という手法がある。
 過去に作られた作品を、大筋のストーリーを踏襲しながら新しい解釈を加えて新しいキャストで製作する。
ドラマだと1963年に山崎豊子が発表した「白い巨塔」が、
■1966年:映画 主演は田宮二郎。 ■1967年:ドラマ 主演は佐藤慶。
■1978年:ドラマ 主演は田宮二郎。 ■1990年:ドラマ 主演は村上弘明。
■2003年:ドラマ 主演は唐沢寿明。
  
…と何度もリメイクされている。

ここで大切なのは原作=オリジナルの力である。
時代の変遷にも左右されず、観る人の心を動かす内容でないとリメイクはされない。
映画だと1954年の黒沢明監督の「七人の侍」が、
1960年にハリウッドで「荒野の7人」としてリメイクされて大ヒットした。
これはオリジナルの力がハリウッドを動かした例。
  

そう、リメイクに必要な要素に、オリジナルに対するリスペクトも大切である。
リメイクまで行かない場合でも、ある場面を踏襲したり音楽を流用したりすることで
オリジナルを彷彿させるモチーフやオマージュもある。
いずれもオリジナルを知らなくてもストーリーとしては成立するが、
知っていると思わず“ニヤっ”としてしまったり、他人に吹聴したくなる。

これと似て非なるものが、パクリだと思う。
厳密にリスペクトとパクリの明確な違いは難しい。なにしろココロの問題だから…。

最近、docomoのCMでオリジナルラブの「接吻」にソックリな曲が流れている。
CMを紹介するのは大人げないので、とりあえず「接吻」をお聴きください。


ん~、懐かしい。
そもそもオリジナルラブの田島貴男はソウルやR&Bが大好きで、
様々な名曲をモチーフにして楽曲を作っている。
でも彼はそれを公言しているし、ファンはオリジナルの曲を見つけることを楽しんでさえいる。

例えば5th Dimensionのこの曲をモチーフにして、オリラブの「サンシャイン ロマンス」のイントロは出来ています。


でも、どうやら今回のdocomoのCMに起用されているアーティストの曲は“オリジナル”らしい。
作っている本人がそう公言しているのだから、間違いない。
あくまでもココロの問題である。

まぁ、堅苦しい話題はここまで。
我が敬愛する山下達郎が、洋楽邦楽でサンプリングされたりカバーされた素敵な音楽をお楽しみください。
どれもリスペクトに溢れている気がします!

■「Windy Lady」 cro-magnon feat. さかいゆう


■「Dancer」Nicole Wray feat. Beanie Sigel - Can't Get Out the Game


■「Sparkle」BOO feat MURO - Smile in your face


ああ、どれもカチョイイなぁ。
で、結局はオリジナル・バージョンを聴きたくなるなぁ。

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