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MRI体験記 後篇

早朝、MRIの予約は7:40。
まだ受付も始まっていない院内。患者さんもほとんどいない。

あっけないほどスムーズに検査室に案内される。
MR室

技師さんは西島秀俊に似たいい男。
 (ジェネラル・ルージュの凱旋では、速水役だったけどね)
チーム・バチスタの雰囲気が否が応でも盛り上がる。この人が、ガンガントンネル魔人だ。

金属類を取っただけの服装のまま、いよいよ検査台。
綿の耳栓を渡される・・・「そうとう大きな音が出ますから」
頭を固定され・・・「絶対に動かないでくださいね。瞬きもダメです」
ゴムポンプみたいな物体を渡される・・・「何かあったらこれを握ってくださいね、声を出しても聞こえませんから」

検査時間は15分。始まった。

ブ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
あれ?ガンガンじゃないぞ。

音が変わった。
ベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベン

おお、これは、ディープパープル、ハイウェイスターのイントロだ。
イアン・ギランならきっと歌い出す。
ここにジョン・ロードのハモンドオルガンがカブってくればくれば完璧だ。
ロックしてるぜ、MRI! 俄然、楽しくなってきた。

ブ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!

これは、怪人が金縛りビームを発している時の効果音。
事実、動いてはいけないセルフ金縛り状態だけに、気分は仮面ライダーである。

びこびこびこびこびこびこびこびこびこびこびこびこ

初期のテレビゲームの音を低くした感じ。
悪者に攻撃されて、ちょっとピンチな感じの効果音。懐かしや、スーパーファミコン。

あっという間の15分。まったく退屈しない。むしろ楽しい。
ガンガントンネルは、魔のトンネルではなく、エンターテインメント瞑想場。

検査終了から結果を聞く診察までは、約1時間の待ちだった。

先日のおじいちゃん先生が、MRIの写真をマウスで操作している。
こんな感じ。
MRIイメージ

 (僕のものではない。これは海外のサイトから購入したイメージ写真です。)

実にシュールだ。自分の頭内。

「きれいな脳だねぇ」
ほめられて悪い気はしない。ふふふ。まだスカスカじゃないぞ。
次々に断面の階層が変わっていく。

「ん? やっぱりあるね」
小さな白い点がいくつか表われた。いやな予感。

「らくな梗塞だね」
楽なこうそく?

「ラクナ梗塞っていってね、細い動脈が詰まってしまうことで起こる小さな脳梗塞のことなんだ」

1960+世代には、必ずといっていいほどあるらしい。
高血圧が原因らしいが、僕は高血圧ではない。

「ま、どこかで瞬間的な高血圧になったかもしれないから、これから血圧計を買ってね、毎日測ってね」
と、オムロンの型式を書いたメモと、血圧記録手帳を渡してくれた。

MRIは、核磁気共鳴画像法(Magnetic Resonance Imaging)といって、生体内の情報を画像にする方法だそうな。
CTとは異なる撮影法であり、三次元的な情報を得られるのが特徴らしい。
確かに、僕の頸椎などの骨々や、脳内血管だけが三次元画像処理されていて、
さまざまな角度から見ることもできた。かなり感動ものである。

「脳内の血管は異常ないね。ここんとこ、ほら、ヘアピンカーブになっているでしょ?
 こういうところが詰まりやすいんだよね、気を付けてね」
気を付けてねって言われても、ねぇ・・・

かくして、僕のMRI体験は終了。
脳内に重大な病原はなかったのはよかったものの、結局、頭痛の原因はわからず仕舞だった。
「ま、ストレスかな」だって。
この状態だと3年間は大丈夫らしいが、1年後のMRI検査の予約をとることになった。
「ま、念のためってことだね」

1960+世代諸氏。
タバコはやめて、酒は控えめに、睡眠時間をたっぷりとって、ストレスのない生活を継続。
そして朝晩オムロンの血圧計を使って、手帳に記録しましょう。

・・・んなこと、できるわけないでしょ!

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この記事へのコメント

- 麻衣 - 2012年11月15日 21:26:26

早速遊びにきました^^
面白いですね☆  頭痛あるのですか?
私も頭痛持ちで何年か毎にMRI検査をしてます
退屈はしませんでしたが その音をロックやゲームと捉えるとは。。
素敵な感性^。^
うんうん。。思い出してみたらそうだったかもしれません
次回の検査が俄然楽しくなってきました
またちょくちょくお邪魔しますね(^_-)-☆

Re: タイトルなし - 一九六丸 - 2012年11月17日 13:36:13

麻衣さんへ

こっちのコメントのほうにもいただいていたのですね。
本当にありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

  wrote by 1961_TM

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Author:一九六丸
書き手 1.玉下奴郎 2.ランシン
3.小李富(編集担当 旧名1961_TM)
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