傘がない(いったいマスコミとはなんだ!)
「思い出せば30年前就職活動時、
ある新聞社を受けたとき「ジャーナリズムとは?」との質問に「今を伝えること」と答えた。
それはきわめて個人の感性に依存されており、人によって伝えたい今が異なるからこそ
個々の存在の意味そして醍醐味がある!
と学生らしい高い理想を掲げ発言した記憶がある。会社は落ちた。
BS日テレ木曜22時からの「コージー魂」は、加藤浩次がさまざまな人との対談する番組。
11月8日のゲストは、田原総一郎さんだった。
番組全般として田原さんの仕事の哲学、スタイルそしてプライベートにおよぶ一時間の対談だった。
その対談の中の、田原さんの発言、
「年内の解散は絶対にない。なぜなら、民主党は1月1日に割り当てられる政党助成金があるから。
けれどマスコミは一切この話をしない。」
「マスコミ自体保守的になっている。」と。
田原さんの発言がすべて正しいかどうかはどうでもよいのだが、何らかの情報が隠されていることが問題だ。
田原さんの発言は、今のマスコミへの批判とも受け取れる内容だった。
結局、マスコミもまた権力や事情の中で存在していることをあらためて痛感した。
「報道の自由」と叫ぶも、規制や事情の中での「報道の自由」なんだと。
そういえば、当たり前だけどマスコミも一民間企業で
広告収入というスポンサーの存在で成り立っている側面がある。
選挙前には、「民主党」「自民党」は広告出稿の大スポンサーだ。
いやいやもしかして取材・報道の現場においても情報ソースの大スポンサーだ。
そんなスポンサーの意向を完全無視できないだろう?
(言い方変えれば、逆らえないということ?)
そんなことを考えていると、なんてことない、どこにでもある会社の駆引き、取引なんだと。
(そんな企業としての利益の追求とは裏腹に、個々にはテレビや新聞の現場では
日々その葛藤で悶々とする人がいるのかもしれないけど。)
別途、アメリカの大統領選や中国の5年に一度の党大会で
世界がどう変わっていくかが大きな関心事のはずなのに、
この国の朝は、高島さんと美元さんの離婚裁判が一大事になっているこの状況はなんなんだろう。
(これも視聴率というスポンサーの影の理由(せい)?)
くしくも玉下さんが、先日、官民癒着と言ったけど、マスコミだってそうなんじゃない?
いやマスコミを責めてるわけじゃなく。
つまるところ、みーんなそうなだろうなぁと。
となるとやっぱり自分を信じるしかないか?
けど自分を信じれない自分はどうすりゃいいんだ?
ふと、中学生の時に聞きまくった井上陽水の歌を思い出した。
「だけども、問題は、今日の雨、傘がない。行かなくちゃ、君に会いにいかなくちゃ・・・」
そう今の問題は明日の朝、健康診断と銀行に行かなければならないことだ。
世界は変化しているのに。
wrote by ランシン
ある新聞社を受けたとき「ジャーナリズムとは?」との質問に「今を伝えること」と答えた。
それはきわめて個人の感性に依存されており、人によって伝えたい今が異なるからこそ
個々の存在の意味そして醍醐味がある!
と学生らしい高い理想を掲げ発言した記憶がある。会社は落ちた。
BS日テレ木曜22時からの「コージー魂」は、加藤浩次がさまざまな人との対談する番組。
11月8日のゲストは、田原総一郎さんだった。
番組全般として田原さんの仕事の哲学、スタイルそしてプライベートにおよぶ一時間の対談だった。
その対談の中の、田原さんの発言、
「年内の解散は絶対にない。なぜなら、民主党は1月1日に割り当てられる政党助成金があるから。
けれどマスコミは一切この話をしない。」
「マスコミ自体保守的になっている。」と。
田原さんの発言がすべて正しいかどうかはどうでもよいのだが、何らかの情報が隠されていることが問題だ。
田原さんの発言は、今のマスコミへの批判とも受け取れる内容だった。
結局、マスコミもまた権力や事情の中で存在していることをあらためて痛感した。
「報道の自由」と叫ぶも、規制や事情の中での「報道の自由」なんだと。
そういえば、当たり前だけどマスコミも一民間企業で
広告収入というスポンサーの存在で成り立っている側面がある。
選挙前には、「民主党」「自民党」は広告出稿の大スポンサーだ。
いやいやもしかして取材・報道の現場においても情報ソースの大スポンサーだ。
そんなスポンサーの意向を完全無視できないだろう?
(言い方変えれば、逆らえないということ?)
そんなことを考えていると、なんてことない、どこにでもある会社の駆引き、取引なんだと。
(そんな企業としての利益の追求とは裏腹に、個々にはテレビや新聞の現場では
日々その葛藤で悶々とする人がいるのかもしれないけど。)
別途、アメリカの大統領選や中国の5年に一度の党大会で
世界がどう変わっていくかが大きな関心事のはずなのに、
この国の朝は、高島さんと美元さんの離婚裁判が一大事になっているこの状況はなんなんだろう。
(これも視聴率というスポンサーの影の理由(せい)?)
くしくも玉下さんが、先日、官民癒着と言ったけど、マスコミだってそうなんじゃない?
いやマスコミを責めてるわけじゃなく。
つまるところ、みーんなそうなだろうなぁと。
となるとやっぱり自分を信じるしかないか?
けど自分を信じれない自分はどうすりゃいいんだ?
ふと、中学生の時に聞きまくった井上陽水の歌を思い出した。
「だけども、問題は、今日の雨、傘がない。行かなくちゃ、君に会いにいかなくちゃ・・・」
そう今の問題は明日の朝、健康診断と銀行に行かなければならないことだ。
世界は変化しているのに。
wrote by ランシン




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