罪と罰・・・JR西日本の歴代3社長に無罪判決
2005年4月、107名が死亡しJR史上最悪の事故となった宝塚線(福知山線)の脱線事故で、
業務上過失致死傷罪で強制起訴されていたJR西日本の歴代3社長に無罪判決が出た。

先日は福島の原発事故に対して、同様に東京電力の社長に無罪判決が出ている。
フィクションの世界ではあるが「半沢直樹」では、大和田常務は平取に降格処分に留まり、
彼の指示を受けて画策を実行していた部長と、一連の不正を暴いた半沢に出向という人事発令が出た。
一方で全く次元が異なる事例だが、東京では介護に関わる事件でこんな判決が出ている。
認知症の91歳になる男性が徘徊し、線路内で電車にはねられて死亡した。
この事故で電車の運行が乱れ、JRに多大な損害が出た。
裁判所は男性の介護をしていた妻達に責任があるとして、720万円を支払えという判決を下している。
男性が外に出たのは、妻達が目を離したほんのわずかな時間だったそうである。
判決は、“見守りを怠った”という。
かたや大企業の個人に問われる責任。
彼らは間違いなく責任に見合うだけの報酬を個人として手に入れている。
かたや市井の一個人に問われる責任。
現在進行形のJR北海道の不祥事に対しては、どのような形で“罪と罰”が確定するのだろう。
【本日の一曲】 「罪と罰」 by 椎名林檎
すみません、選曲にひねりがなくて…。
でもこのビデオ、カチョイイんです。
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wrote by 玉下奴郎
【編集人よりお願い】 1960+3人、拍手&コメントを励みにしています。どうぞよろしくお願いします。
業務上過失致死傷罪で強制起訴されていたJR西日本の歴代3社長に無罪判決が出た。

先日は福島の原発事故に対して、同様に東京電力の社長に無罪判決が出ている。
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彼の指示を受けて画策を実行していた部長と、一連の不正を暴いた半沢に出向という人事発令が出た。
一方で全く次元が異なる事例だが、東京では介護に関わる事件でこんな判決が出ている。
認知症の91歳になる男性が徘徊し、線路内で電車にはねられて死亡した。
この事故で電車の運行が乱れ、JRに多大な損害が出た。
裁判所は男性の介護をしていた妻達に責任があるとして、720万円を支払えという判決を下している。
男性が外に出たのは、妻達が目を離したほんのわずかな時間だったそうである。
判決は、“見守りを怠った”という。
かたや大企業の個人に問われる責任。
彼らは間違いなく責任に見合うだけの報酬を個人として手に入れている。
かたや市井の一個人に問われる責任。
現在進行形のJR北海道の不祥事に対しては、どのような形で“罪と罰”が確定するのだろう。
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