1960+ in 豊洲水彩まつり Play List 3
1939年にDuke Ellington楽団のPianistである"Billy" Strayhornが作詞・作曲した曲で、
余りにも有名なBig Band StyleのNumber。
古今東西に様々なCoverがありますが、日本でも学生による吹奏楽部では誰もが一度は通る曲です。
この曲を演奏すれば老若男女みんな知っているという存在で、
2004年映画「スウィングガールズ」でも主人公達が初めて覚える曲として登場していました。
ちなみに“A Train=A列車”とは、New YorkでHarlemへ行く路線とのこと。
楽しく騒ぎたいなら、この路線で電車に乗れ!っていうことですね。
Satchmoの愛称でお馴染みのTrumpeter、Louis Armstrong。
彼はTrumpet奏者としてだけではなく、独特のしわがれ声で唄うVocalistとしても有名でした。
この曲は彼の1968年に発表したNumberですが、
日本では1983年にHONDAがWonder CIVICのCMに起用した事で覚えている人も多いと思います。
映画では1987年に公開された「Good Morning, Vietnam」で主人公のRobby Williams扮する戦場DJが、
反戦のMessageを込めて戦地で戦う仲間達へこの曲を聴かせた場面が印象的でした。
Miles門下生だったColtraneが唯一Jazzの名門LabelであるBlue Noteに残したLeader Album。
それが1957年、彼が31歳の時にReleaseされた「Blue Train」です。
全5曲中4曲をColtraneの書いたOriginalで録音したAlbumの1曲目が、このTitle Tune。
当時、Drugを買うお金を借りる代償としてBlue NoteでRecordingした作品が、
結果的に彼がDrugから脱するキッカケとなる程の名演となるとは…。何とも不思議なJazzの神様の采配でしょう。
Jazzの帝王、Miles Davisの代表作「Kind of Blue」。彼が1959年、33歳の時に発表したこのAlbumは、
Modern Jazzの新しいStyleであるMode奏法を完成させた作品としても有名で、
発売して50年を経た今でも売れ続けているMillion Seller作品です。
その1曲目に収録されているのが「So What」。
Mode奏法の代表曲に相応しく、次々と自由に転調するMelodyはいつ聴いてもCool。
Jazzは難解だと言う人がいますが、音楽は理解するのではなく感じるもの。
初めて聴くとよくわからなくても、何度か耳にするうちに魅力に憑りつかれる。
この「So What」もそんなJazzの名曲です。
ちなみにTitleの「So What」とは“それがどうした”という意味で、Milesの口癖だったそうです。
Member全員がクルマ好きだから名前をCarsにしたという、余りにもStraightなBandの代表曲「Drive」。
これは彼らが1984年にReleaseした5th Album「Heart Beat City」に収録されたNumberです。
このAlbumからは「Drive」以外にも「Hello Again」「Magic」「You Might Think」「Why Can't I Have You」と
5曲がHitし、全米で1位を獲得しています。
“You can't go on, thinkin', nothin's wrong”と内省的なMessageを歌ったこの曲は、
Releaseの翌年にBand AidのTheme Songにも起用され、Cars最大のHit曲になりました。
東京FMが深夜0時に放送していた長寿番組「Jet Stream」。Theme曲はご存じ「Mr. Lonely」。
そして対するNHK-FMが深夜11時から放送していたのが「Cross Over Eleven」。
番組のEndingで“もうすぐ、時計の針は12時を回ろうとしています。今日と明日が出会う時、
クロス・オーバー・イレブン…”というNarrationと共に流れていたTheme曲が、この「Fly over the Horizon」です。
日本ではあまり馴染みがないAzymuthですが、彼らはBrazil出身のJazz Funk Band。
この曲は彼らが1979年にAmericaのMilestone Recordsと契約し、
World Wideで活動を始める時にReleaseしたAlbum「Light As A Feather」に収録されています。
Electric Pianoが奏でるMelodyにBass GuitarのHarmonicsがAccentを添えるオシャレなSoundは、
正に1980年代の日本のFusion = Cross Over Sceneの象徴でした。
The Beatlesが1966年にReleaseした7th Album「Revolver」。一説によるとこのAlbum Titleは
彼らが1966年に武道館公演を行った際、警官が携帯していたRevolver式の拳銃を見て思いついたそうです。
このAlbumはThe BeatlesがLive活動に嫌気をさし実験的なRecordingを試み始めた時の作品ですが、
「Good Day Sunshine」はPaulが明るく陽気に文字通り“良い天気”の気分をSimpleに歌い上げています。
余談ですが間奏で聴かれるPianoのMelodyは、日本で最初のMillion Singleになった
ザ・フォーク・クルセダーズのDebut曲「帰って来たヨッパライ」に引用されています。
1980年にUKで結成されたBritish Jazz Funk Band、SHAKATAK。
彼らが1982年にreleaseした2nd Album「Night Birds」のTitle Tuneが世界的に大Hitして、
一大Boomを巻き起こしました。覚えやすいSynthesizerのMelodyとSimpleな女性Chorus。
当時はFusion Fanならずとも街中やFMやTVでこの曲を耳にした人がたくさんいたと思いますが、
今でもDriveのお供にCar Stereoで流している…なんてSituationが健在だと思います。
JazzにR&Bの要素を加えたSmooth Jazzと言われるGenreを作り上げたSax Player、Grover Washington Jr.。
彼が1980年にReleaseしたAlbum「Winelight」の代表曲がこの「Just the Two of Us」です。
Bill WithersによるVocal曲だったためSingle としてもReleaseされ、Billboard Hot 100で最高2位まで昇り、
Grammy賞のR&B部門を受賞。
日本でもオシャレなRecord Jacketと共にFusion Boomの代表的なAlbumとして人気を博しました。
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