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ああ、懐かしのミニコミ誌

先日、このブログも祝一か月ということで三人は大いに盛り上がった。

僕は、一か月経ったのを機に、大学の友人にブログの話をしてみた。
「こういうの、どうよ?」の問いかけに彼は少し考えながら戸惑った感じで答えた。
「これって僕らが大学の時にやってたことと同じじゃない?」

僕らは、大学の時ミニコミ誌を発行するサークルで一緒だった仲間内。
特に彼は編集長をやっていて今もばりばりの編集者だ。

週2日、学部学科が異なる10人ほどが、大学近くの喫茶店で「編集会議」と称して集まっていた。
夕方の集合から編集なんてそっちのけでくだらない話から始まって麻雀がはじまり、
最後は酒でへべりけになり何時の間にか夜が明けた。

我々の発行する雑誌は個人が書きたいこと書いて、
ウケる奴にだけウケればいいじゃん、というスタンスで編集方針や方向性などなかった。
だから、音楽のことを書く奴もいれば、小説っぽいものを書く奴もいた。
それぞれが書いた原稿を持ち寄り、ページネーション、レイアウト、デザインそして印刷と進む。
今では考えられないくらい時間と手間と金を要した。
だから僕は「かたち」になるのがとても楽しみだった、そう雑誌として。

たしか200冊くらいを印刷してその出来たてほやほやの雑誌をキャンパスで配った。
キャンパスを歩く学生は気楽に受け取ってくれた。
が、手渡した我々の雑誌は100M先のごみかごや教室のゴミ箱で発見された、それも何冊も。

それでも、「編集会議」から始まるこの一連の時間はとても楽しかった。ただ楽しかった。


そして今。
大学の仲間から言われた一言は、まさにその通りかもしれない、と。
やれやれ、結局僕は同じことをしているのか。
休日の午後、50を超えたオッサン3人が「編集会議」と称して集まる。
日頃のくだらないこと、会社の愚痴などじゅうぶん話したうえで、
「ところで今後・・・」で会議が始まるが、ワインも始まる。
まさに30年前の自分。僕らだけの時間、僕らだけの空間。

方向性や戦略などまだまだ見えやしない。
けれど、自分たちが面白いと思うことをまずは言おうと。好き勝手にやろうと。
30年前と違って物体としての「かたち」の実感がなく、とはいえゴミかごにすてられるという実感もないけど。

きっと今は30年前でいえばキャンパス内で配ってもだれも見向きもせず、
手にしてくれない状態なのかもしれない。
いやいや、キャンパスで配っているというその行為を知られてない状態なんだろう。

それでも今は楽しい、楽しい限りはなにかきっとあるはずだ!と30年前と同じように思っている自分がいる。
やっぱりまったく成長していない。


そいうとき、みうらじゅん御大の御文が聞こえる。
「そこがいいんじゃない!」 と。

みうらじゅんさま、わたくし、きょうも、しあわせでございます。

  wrote by ランシン ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

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Author:一九六丸
書き手 1.玉下奴郎 2.ランシン
3.小李富(編集担当 旧名1961_TM)
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