日本の未来がここにある 2

過疎化の進む実家の現実をもうひとつ。
前回は高齢化した町の現実をお話ししましたが、今回は別の視点から。

そもそも65歳以上が40%近くなる原因はお年寄りの増加もさることながら
若者たちの減少も大きく影響をしますね。
高齢化はお年寄りが多いということですが、返せば若者が少ないということでもあります。

私が小学校の頃43人のクラスが2クラス、年によっては3クラスありました。
中学校では4クラス、年によっては5クラスありました。
今は小学校は1クラス、中学校では2クラス。
たまたま訪れた中学校は今年の冬、校舎が取り壊され新しい校舎が建造されることになってました。
ただし、今の校舎の約半分の大きさになるということ。
体育館も同時に新しくなるようですが、町の避難場所としての機能を充実させ備蓄倉庫としても機能。
まあ、町民みんなの建築物ということでしょうね。
どうも未来の若者のためというより未来のお年寄りのための新築という意味合いの方が強い気がします。

人口は40年前の半分。勿論その減少のほとんどは若い人。私もそのひとり。
若者減少の原因は、この町に働く場所がないこと。
仕事がない!仕事がないからこの町を出て行く。町を出るから町が潤わない。まさに負のスパイラル。
この流れは止まらない。
国も町も会社も若者が多いところは、まずは見た目に元気だし強いエネルギーを感じる。
経済的に貧しかろうが明るい未来を感じさせる。
やっぱり若者がいるということはとても大事な気がする。

中学生の頃クラブの後に仲間と通っていた大盛りお好み焼き屋、ホットケーキが抜群に美味しかった喫茶店、
串揚げの店、スポーツ店、GOROやプレイボーイをこっそり買ってた本屋など、
あの頃世話になった店は今や一軒も存在していない。
しかも新しい店ができているのではなく店の外観はそのままで人が住んでる気配がない。
どの店にも共通することは、中学生高校生いわゆる若者をお客さんとしていたこと。
若者がいなくなったら店の存在理由はない。

東京にいるとアベノミクスの恩恵を受けている人がいて、恩恵を受けてない人が文句や論議を醸し出す。
そのくらいアベノミクスが身近だということだろう。

しかしここはそもそもそんなことなど全く無縁の世界。考えもしない。
それはこの町に限らずあらゆる地方も同じだと思う。
東京だけが異常なんだ!

すべての尺度が東京にあり、すべてのことを東京文脈で語られるけれど、
日本の未来はここにある ことをまざまざと実感する。


【本日の一曲】 「ふるさと」 福嶋由記


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【本日の記録】 体重72.3kg 血圧:上142 下118

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この記事へのコメント

- takako.t.maru - 2013年08月24日 19:37:01

こんばんは。
「日本の未来がここにある1」の記事を私のブログで取り上げさせて
いただきましたが、そのご挨拶を、
鍵コメにすると、1960_TMさんしか読めない事を忘れて、
鍵コメで、コメントしてしまいました。ごめんなさい。

というわけで、ランシンさんに断りも無く、私のブログから
ランシンさんの記事にリンクで飛びます、飛びます(古いか・・)

私の場合は大学入学のため、ランシンさんは大学入学か、就職か
いずれにしても、地方から上京したときに、
他の選択肢を選ばなかった私たちは、みんな、
故郷をある意味捨ててきているのですね。

IターンやUターンをする、という選択もあるかもしれないけれど
大方の人間はそのまま東京に居続けて、子や孫の代になれば、
すっかり根っからの東京人のような顔をして生きていくわけです。

年老いた親を東京に呼び寄せてうまくいくとも限りません。
(うちの場合は、上京したくなかった父の認知症が一気に進みました)

地方を切り離して、東京文脈で語られる日本の未来、
そこに希望があるわけない。
んな事わかっちゃいるけど・・。

地方に生きていて、幸せな人もいっぱいいるんだから
なんで?
どんな風に生きてるの?

一人一人の生き方の問題かな?
勿論そうやって生きて行けるための政策は必須だけど・・。

などと、つらつら考えます。
長文失礼。
だって、鍵コメにできないんだもん・・。

- 谷口冴 - 2013年08月24日 21:30:15

アベノミクス
確かに地方にいると…
どんな恩恵なのか分かりません!!!!!!!!!!!!
(きっぱり言い切ります!)
一局集中型というんでしょうか
もっと地方に分散してもいいと思いますね

- そふぃーおばさん - 2013年08月25日 08:45:43

おはようございます♪

東京に住んでいるものでもアベノミクスの恩恵なんて
これっぽっちも実感できないでいる私です(^_^;)
給料はここ10数年上がらないし、退職金も削減されているし、
普通のサラリーマンはこの国に自分達の老後を託せないでいるだろうし、
ある程度は自分の身は自分で守るしかない老後に不安を感じながら
生きていくのに必死ではないのかなぁ。。。

地方よりは働く場がある東京であっても非正規雇用の若者が多い東京。
「少子化対策」は手当をつければいいだけじゃなく、子どもを産み
育てられる職場環境や労働環境、子ども達の受け皿も整備しないと
無理だなというのは「会社辞めたい。。。」と言いながらも
娘が頑張っている姿をみて思います。
せめて、若い人たちに正規雇用の場がないことには話にならないですね。

地方に行くと、かつては賑わっていたであろう商店街がシャッターが下りている
お店ばかりになっていることに旅人であっても寂しさを感じます。
地方の過疎化が進む一方で、IT企業がこうした地方にやってきている
ニュースを先日テレビで見ました。
こうした企業が増えると少しは活性化されるんでしょうけどね。

生活保護費よりも低い国民年金だけで暮らしているお年寄り、
高齢者福祉の問題、少子化対策、若者の雇用問題、地域格差etc・・・
日本の未来は不安がいっぱいだけど、生きていくっきゃないですもんね。

経済効果がごくごく一部の人にだけ恩恵があるのではなく
地方でも物価の高い東京で暮らす貧しいサラリーマンにとっても
国民全体に恩恵が来る日・・・期待したいです。。。
ふぅ。。。




- takako.t.maru - 2013年08月25日 09:52:20

管理人様

1960_TM 1961_TMでしたね。
ごめんなさい。

- ランシン - 2013年08月25日 22:24:33

takakoさま、谷口さま、そふぃーおばさん
どうもありがとうございます。あらためて介護の問題は誰もに降りかかる問題でしかも兄妹や親戚にまで影響する非常にややこしい問題であることを実感します。自分たちが生活するだけでも大変なのにさらに介護まで背負うことになると気持ちの上では明るく生きようと思っても、 そんな気持ちも吹っ飛ぶ現実に直面します。東京はまだ一時的にでも忘れられたりごまかしがきく環境ですが、田舎はそんな環境もありません。一瞬たりとも忘れられない環境ですね。そんなことも田舎に活気あるエネルギーが湧いてこない原因の一つかもしれません。 いやーめげるなあ。

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