左肩痛及左腕痺日記、其之七
【編集人注】
このエントリーは、玉下さんが7月の末に書いてくれていたもの。
1960+NIGHTを前にして、なかなかタイミングがなかったので、遅ればせながらアップさせていただきます。
--------------------------------------------------
暫く間が空いていたので、日記の再開。
ちなみに先にお伝えしておくと、いまでも痛みは軽減されていません…。
(これまでの粗筋は、過去の日記をご参照ください)
(あっ、それじゃ粗筋じゃなくて、そのまんまですね)
目を見ず、どころか患者と向き合ってくれない先生の件は、既に書きました。
で、その先生が下した病名は「首のヘルニア」。
原因は色々とあるらしいのですが、とにかく肩や腕や背中の痛みはすべて首の神経の圧迫から、
というのが診断結果でした。
具体的な治療は二通り。首の牽引による骨の間隔の矯正か、手術。
いやぁ、流石に首の手術は怖い。
玉下、これまでの人生で内科的な手術は未経験。
外科手術だって庭で割れたガラスで足を切って、ちょっと縫った事があるだけ。
もう藁にすがっている心境なので、目を見てくれないのなんて気にせず、素直にリハビリのフロアヘ行きました。
「診断書を廻しておくので、入り口で待っていてください。」
首と腕の痛みをがまんして、階段で上のフロアへ移動して待つこと暫し。
5分たっても10分たっても呼ばれません。
まぁ、整形外科もご年配の方が扉の前にたくさん座ってたし、リハビリなんてもと混んでいるんだろう…。
でも、いま座っているのは玉下独りだよなぁ。
呼ばれないって事は、一人当たりの施術に時間がかかってるのかなぁ。
15分以上たった辺りで、看護婦さんが扉から出てきました。
「あのぉ、整形外科で紹介をしていただいた玉下と申しますが、あとどれくらい時間がかかりますか?」
「あっ、中でお待ちしていたんですが…。」
「えっ、先生に入り口で待つようにって言われたので待っていたんです。」
こういう行き違いも、普段なら気にならないけど、とにかく痛みがあるとココロに余裕がなくなります。
またまたイラっとした気分で中に入ると、かなり広いフロアのあちこちで様々な患者さんが、
ストレッチやマッサージを受けています!
※例によってイメージ。絵画風に加工してみました。
「ああ、こういうのを待ってたんだ。とにかく押したりさすったりして欲しい。
イメージしていたのは、こういう構われ方だった。」
でも実際には看護婦さんがやって来て、
「では牽引を行います行いますので、こちらへ…」
と、カーテンで仕切られた椅子とベッドがある場所へ誘導。
「牽引は初めてですか?」
「はい…」
「では、何キロから始めましょうか?」
「えっ?何キロっ?」
もう、この時点で質問の意図がわからない。
普通の人は初めて首の牽引治療を受ける際に、適切な荷重を把握しているものなのか?
少なくとも玉下は知らなかった…。
体重の何%が良いとか、50代の男性だとこれぐらいとか、全く基準がわからない?
これも平常時だと普通に “わかんないなぁ” で済むのかもしれないが、何しろ痛みで余裕がない。
「あのぉ、普通は何キロくらいから始めるんですか?」
「そうですね、だいたい7キロか8キロくらいからですね」
じゃぁ、例えば
「普通は7キロか8キロからはじめますが、どうしますか?」って聞いてよ…。
※これもイメージです。
嗚呼、豊洲ナイトの前にちょっと色々と思い出しちゃいました。
【本日の一曲】 「待っている女」 by 五木ひろし
この曲、カテゴリーとしては演歌なんですが、かなりSoulfullだと思います。
爆音で聴くと良いんですよ、こういう曲も!
【関連エントリー】
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之壱
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之貮
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之参
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之四
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之伍
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之六
カテゴリー
wrote by 玉下奴郎
【編集人よりお願い】 1960+3人、拍手&コメントを励みにしています。どうぞよろしくお願いします。
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暫く間が空いていたので、日記の再開。
ちなみに先にお伝えしておくと、いまでも痛みは軽減されていません…。
(これまでの粗筋は、過去の日記をご参照ください)
(あっ、それじゃ粗筋じゃなくて、そのまんまですね)
目を見ず、どころか患者と向き合ってくれない先生の件は、既に書きました。
で、その先生が下した病名は「首のヘルニア」。
原因は色々とあるらしいのですが、とにかく肩や腕や背中の痛みはすべて首の神経の圧迫から、
というのが診断結果でした。
具体的な治療は二通り。首の牽引による骨の間隔の矯正か、手術。
いやぁ、流石に首の手術は怖い。
玉下、これまでの人生で内科的な手術は未経験。
外科手術だって庭で割れたガラスで足を切って、ちょっと縫った事があるだけ。
もう藁にすがっている心境なので、目を見てくれないのなんて気にせず、素直にリハビリのフロアヘ行きました。
「診断書を廻しておくので、入り口で待っていてください。」
首と腕の痛みをがまんして、階段で上のフロアへ移動して待つこと暫し。
5分たっても10分たっても呼ばれません。
まぁ、整形外科もご年配の方が扉の前にたくさん座ってたし、リハビリなんてもと混んでいるんだろう…。
でも、いま座っているのは玉下独りだよなぁ。
呼ばれないって事は、一人当たりの施術に時間がかかってるのかなぁ。
15分以上たった辺りで、看護婦さんが扉から出てきました。
「あのぉ、整形外科で紹介をしていただいた玉下と申しますが、あとどれくらい時間がかかりますか?」
「あっ、中でお待ちしていたんですが…。」
「えっ、先生に入り口で待つようにって言われたので待っていたんです。」
こういう行き違いも、普段なら気にならないけど、とにかく痛みがあるとココロに余裕がなくなります。
またまたイラっとした気分で中に入ると、かなり広いフロアのあちこちで様々な患者さんが、
ストレッチやマッサージを受けています!

「ああ、こういうのを待ってたんだ。とにかく押したりさすったりして欲しい。
イメージしていたのは、こういう構われ方だった。」
でも実際には看護婦さんがやって来て、
「では牽引を行います行いますので、こちらへ…」
と、カーテンで仕切られた椅子とベッドがある場所へ誘導。
「牽引は初めてですか?」
「はい…」
「では、何キロから始めましょうか?」
「えっ?何キロっ?」
もう、この時点で質問の意図がわからない。
普通の人は初めて首の牽引治療を受ける際に、適切な荷重を把握しているものなのか?
少なくとも玉下は知らなかった…。
体重の何%が良いとか、50代の男性だとこれぐらいとか、全く基準がわからない?
これも平常時だと普通に “わかんないなぁ” で済むのかもしれないが、何しろ痛みで余裕がない。
「あのぉ、普通は何キロくらいから始めるんですか?」
「そうですね、だいたい7キロか8キロくらいからですね」
じゃぁ、例えば
「普通は7キロか8キロからはじめますが、どうしますか?」って聞いてよ…。

嗚呼、豊洲ナイトの前にちょっと色々と思い出しちゃいました。
【本日の一曲】 「待っている女」 by 五木ひろし
この曲、カテゴリーとしては演歌なんですが、かなりSoulfullだと思います。
爆音で聴くと良いんですよ、こういう曲も!
【関連エントリー】
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之壱
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之貮
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之参
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之四
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之伍
■ 左肩痛及左腕痺日記、其之六
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【編集人よりお願い】 1960+3人、拍手&コメントを励みにしています。どうぞよろしくお願いします。




この記事へのコメント
大変ですね
どうぞ、お大事になさってください
早く治りますように!
陰ながら祈っています(^人^)
どうぞ、お大事になさってください
早く治りますように!
陰ながら祈っています(^人^)
玉下さま
今でも痛みが軽減されていないということは、
この治療遍歴が何の役にもたっていない、ということですね。
私のお薦めはヨガのような全身運動か加圧トレーニングですね。
私が通っていた加圧トレーニングの先生は極真空手の師範でもあり、
空手で痛めた椎間板ヘルニアを、手術なしで、加圧トレーニングで
直してしまった、とのことです。自然治癒力を使うんですって。
この治療遍歴はどこまで続くのでしょう。
楽しみではありますが・・。
どうぞ、お大事に。
今でも痛みが軽減されていないということは、
この治療遍歴が何の役にもたっていない、ということですね。
私のお薦めはヨガのような全身運動か加圧トレーニングですね。
私が通っていた加圧トレーニングの先生は極真空手の師範でもあり、
空手で痛めた椎間板ヘルニアを、手術なしで、加圧トレーニングで
直してしまった、とのことです。自然治癒力を使うんですって。
この治療遍歴はどこまで続くのでしょう。
楽しみではありますが・・。
どうぞ、お大事に。
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ヘルニア - aishinkakura - 2013年08月05日 08:23:20
おはよう御座います。
私の場合は腰のヘルニアでしたので参考になるか解りませんがレーザー手術で
完治しました。いまから15年位前の話です。
腰から足の神経に痛みがいき100m位しか歩けなくなり通勤も歩いてはしゃがみ、歩いてはしゃがみで大変な思いをしました。もう無理かと思い退職も考えました。勿論病院をはじめ色々なことをやってみましたが全然効果がありませんでした。
そのような時、知人からレーザー手術の話を聞き早速受けてみました。すぐに効果があった訳ではありませんが日一日と良くなり1カ月位で普通に歩けるようになり、3カ月位からは普通の人となんら変らなくなりました。
首の場合どうなんでしょうね。
愛新覚羅