昭和の報道

つい先日、ひょんなきっかけで昭和30年代について、30年から39年まで一年ごとに調べる機会があった。

1960+世代というのは、昭和でいうと35年前後。
つまり、この頃のことは知識として朧げに知っていても、それ以上の記憶や体験は希薄である。
まして生まれる前に至っては、戦国時代や江戸時代と同様に、単に教科書の記載とかわらない...、
と思いきや、これが面白かった。

何故なら、この時代に起きた事件や世相などは、我々が生きている時代と繋がっているから。
本来、授業で習う歴史という学問はそういうものである。

頼朝
1192年に突然“いい国を作ろう”と頼朝が思いたって鎌倉幕府を立ち上げたのではなく、
そこには流れが現存する。
つい試験勉強の感覚で「歴史や地理は丸暗記」なんて思っていたら、お間違いだし勿体無い。
せっかくの人類の叡智が見えてこない。(愚かさも見えてこない)

例えば景気対策。
昭和20年に戦争が終わって、マッカーサーが日本へ降り立つ。
そこから日本経済は復興をし始めるが、そこには日本政府の思惑とアメリカの指導と、
そして何より民間人の上昇志向が絡み合っている。

昭和30年代の花形輸出製品は、なんとミシンだったんです。
昭和のミシン
あっ、船舶を除きますが…。
何しろタンカーの単価は高いから(^_^)

昨年の朝ドラ「カーネーション」を観ていた人はわかるかも知れないけど、
あの時代の日本製のミシンの技術革新は世界的にも水準は高く、
アメリカやヨーロッパへバンバン輸出をしていたんですね。
玉下は不勉強で、
オートバイとか家電製品までのMade in Japanは、それほど評価が高くないと勘違いをしていました。

で、こういう輸出産業が日本へ外貨を流入させて、
生産力が上がると労働者の賃金が上がって、
消費量が増える→景気が良くなる!
この辺りの生活の変化は、「サザエさん」を読んでいるとよくわかります。

民間人の勤勉さと上昇志向は、世界的にも目をみはるくらいのスピードで日本経済を復興させました。
でもその背景にアメリカの存在、というか思惑が働いていて...、
そうです。「日米安保条約」に繋がるんですね。

なんて話をこのブログで書きたい訳ではなく、とにかく昭和30年代は面白い時代だったわけです。
我々はその面白い時代の最中に生を受け、俗に言う“団塊の世代”の後の“名前のない世代”に成長した...。

でも、とびっきり自分の育った時代が好きなんです。
少なくとも玉下は大好きなんです。


そんな事を再確認した昭和30年代の調べ物。
面白いサイトを見つけたので、お暇な時にご覧ください。
新聞報道の視点が、いま読むと面白いです。
http://showa.mainichi.jp/news/


【本日の一曲】 「あの時 君は若かった」 by ザ・スパイダース


確かに歌っている堺正章も井上順もかまやつひろしも、間違いなく若いですね!

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スライド12  wrote 玉下奴郎
                              【編集人よりお願い】 1960+3人、拍手&コメントを励みにしています。どうぞよろしくお願いします。 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

この記事へのコメント

おもちゃも加えて下さい - aishinkakura - 2013年07月18日 09:23:29

玉下奴郎様
おはよう御座います。

興味深い記事をありがとう御座います。
ついでにいうとおもちゃも輸出で外貨を稼いでいましたよ。
その頃のおもちゃが時々「開運!何でも探偵団」に出てきます。
それからコピー文化でした。いま中国を批判していますが
当時の日本はそれ以上だったと思います。
ものには必ず本物と偽物がありました。
今程知的財産権がうるさくなかったので救われたようですが。

愛新覚羅

管理人のみ閲覧できます - - 2013年07月18日 21:46:56

このコメントは管理人のみ閲覧できます

- 玉下奴郎 - 2013年07月19日 10:06:23

愛新覚羅様

なるほど、おもちゃ...。

そういえば突然“ダッコちゃん”が流行ったのもこの時代ですね!

- 花ばあば - 2013年07月20日 18:08:35

こんにちは。
やっと暑さが治まりました。

このミシン、カーネーションで観てどうしても欲しくて堪らず
ディスプレイ用にと購入しました。

勿論動きますが我が家の玄関で主役を務めています。

ダッコちゃん、それともフラフープも懐かしい~。

この頃、粉末ジュースとか、製氷できる冷蔵庫とか、炊飯器、
ポット(魔法瓶って呼んでました。)とか、が出現して台所も大分変っていきました。

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