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ついに読み始めてしまった・・・北方謙三「史記」

北方水滸伝~序章」を書いたのは、5ヵ月前。
序章と題したまま、ほっておいたが、その水滸伝熱が冷めたわけではない。

北方謙三の中国歴史小説「大水滸シリーズ」は、
『水滸伝』(全19巻)、
『楊家将』(上・下巻)と、その続編『血涙 新楊家将』(上・下巻)、
続・水滸伝の『楊令伝』(全15巻)からなっているうえ、さらに『岳飛伝』は、いまだ執筆中・・・

ブログ「北方水滸伝~序章」を書いたときは、『楊令伝』が月に1巻ずつしか発売されないことに苛立ちながら
入手するやいなや貪るように読んでいた時期だった。
もうあの苛立ちは御免だ。
『楊令伝』の続編『岳飛伝』には、手を出すまい。最終巻が出た瞬間に、全巻買うべし、なのだ。

が、しかし、魔が差した・・・油断した・・・

『史記 武帝紀』を買ってしまった。
史記

全7巻のうち、まだ、2巻しか文庫化されていないのに買ってしまったのだ。
1週間ももたず読了。
『三国志』(全13巻)の時のように、待ちきれずに途中からハードカバーを買ってしまう轍は踏むまい・・・苦しい・・・
1か月に1巻ずつ発売されたとしても、読了できるのは5か月先か・・・く、く、苦しい・・・


本日、本屋に立ち寄った。もちろん『史記』3巻は発売されていない。
禁断症状を緩和すべく購入したのが、こちら。
終わらざる夏_モルフェイスの領域

浅田次郎『終わらざる夏』(上・中・下巻)
これは、浅田次郎の「終戦もの」に分類される。電車の中で、また泣かされるのだろうか・・・気を付けよう。
そして、海堂尊『モルフェイスの領域』
ご存じバチスタシリーズの最新ですね。はじめのほうが面白かったなと思いつつも、出れば買ってしまう。

これでしばらくは、「飢え」を満たせそうだ。
そこでまっすぐレジに向かえばいいものの、ついつい別の平積みの中に・・・
望郷の道

「すべての北方作品は、この小説を書くためにあった」
なんという宣伝文句だ・・・買うしかあるまい。出版社の思惑にまんまと、喜んで、のせられることにしよう。


北方謙三の中国歴史小説シリーズは、水滸伝のほかに、三国志や史記もある。
それだけでも、想像を絶する執筆量なのに、直木賞の選考委員も務めたり、
もちろん(おそらく)ハードボイルド・ライフも続けているに違いない。(そうであってほしい)
それなのに、また他にも書いているとは・・・脳内と体力は、どうなっているのだろう?

北方謙三、1947年10月26日生まれ。
・・・北方先生、僕たち1960+世代は、まだまだ未熟な若輩者でございます。


【本日の一曲】 「久遠の河」 alan
映画「レッドクリフ Part II」全世界主題歌


また『三国志』を読み返そうかな・・・

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スライド3  wrote by 1961_TM

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この記事へのコメント

中国歴史物 - aishinkakura - 2013年07月03日 09:33:39

1961_TM様
おはよう御座います。

中国の歴史物いいですね。但し私は高年齢にも係わらず活字嫌い
なので映像でしか観ていません。三国志など日本では卑弥呼の
時代ですのに中国では文明が進んでいたのが解りますね。

愛新覚羅

- 1961_TM - 2013年07月03日 10:46:18

愛新覚羅さん、おはようございます。
活字嫌いなのですか・・・
もしももしも気が向いたら読んでみてくださいね。

- 神崎和幸 - 2013年09月09日 21:48:58

お久しぶりです。

「終わらざる夏」は読みたいと思っているのですが、
まだ読めていません。

「モルフェウスの領域」は読みましたが、なかなか良かったですよ。
確かにバチスタシリーズははじめのほうが面白いですね。

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