アンナ・カレーニナを観た

タマシタ 「お互いが40代のころ、週末に痛飲して明け方に築地へ行ったよなぁ」
ランシン 「ああ、俺がブログの書いた“中栄”だろ」
タマシタ 「そうそう、あそこのカレーは美味かったよなぁ」
ランシン 「俺も53歳になるから、もうああいうバカはなかなか出来ないよ」
タマシタ 「それはお互い様じゃん、同い年なんだから。半年だけ誕生日が早いからなぁ、ランシンは」
ランシン 「最近は白くまラーメンもそうだけど、家で飯を作るんだ...」
タマシタ 「へぇ、そりゃ驚きだ。どんなのを作るのさ?」
ランシン 「いや、だからさぁ“中栄”みたいなカレーをさ...」
タマシタ 「ええ?あんなカレーを作るの?」
ランシン 「そうなんだ。ポイントは煮込み方かなぁ...」
タマシタ 「ええ?あんなカレーを煮込むの?」
ランシン 「お前もやってみろよ!」
タマシタ 「いや、俺には無理だよ。根気がないもん。」
ランシン 「いや、やれば出来るって!あんなカレー、煮な!」


閑話休題。


週末に映画を観ました。
ずばり、“アンナ・カレーニナ”です。
(前説が長すぎました)

“パイレーツ・オブ・カリビアン”シリーズで一躍人気女優になったキーラ・ナイトレイ主演の作品。


トルストイ原作の古典を映画化したとは言え、
“レ・ミゼラブル”に比べると一般的ではないので、席はかなりガラガラでした。
しかも数少ない座席を埋めている人は年配者が多い。
(最後列で観たので、お客さんの頭髪を一望できたから間違いない!)

簡単に言うと恋に奔放に生きた女性の物語。
1800年代後半のロシアが舞台で、時代的には極めて保守的な社会において、
政府高官の妻アンナが若い貴族の将校に恋をしてしまい、不倫~出産という典型的な堕落人生を辿る。
でも当人は周囲の目を気にせずに恋に生きているから、わがまま放題の限りを尽くし、そして...。

いやいや、此処で粗筋を語るのは野暮だろう。
興味がある人は原作を読むなり映画をみるなりすれば良い。

玉下が感動したのは映画の演出。
極めて演劇的な美術だ。

寺山修司や蜷川幸雄の芝居が映画化されればこうなるか...、と思わせる。

冒頭と最後のセットは芝居の舞台。
途中もポイント、ポイントで舞台装置を取り入れたセットがそのまま使われている。
それでいて例えば競馬のシーンは舞台の上を全速力で走る馬の群れが登場する。
あるいは扉を開けると雪原が広々と出てきて、そこを農民が歩く。

以前、蜷川の「身毒丸」を藤原竜也主演版で文化村で観た。
エンディングに近いハイライトシーンで、舞台の背景が開くという演出があった。
そこに見えるのは渋谷の街がそのままである。
セットでもなんでもなく、生の渋谷...。
観客は芝居という虚構の設定を楽しむという予定調和の約束事を、
リアルな渋谷、生の渋谷を見せられる事で裏切られる。

そして何事もなかったように背景は閉じられ、再び虚構のセットが再現される。

“アンナ・カレーニナ”の美術設定を見ながら、そんな事を思った...。


というのは半分は嘘で、“美人は何をやっても美人だからいいんだ”と思っていました。

だって玉下は面食いだから...(^_^)


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スライド1  wrote by 玉下奴郎

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この記事へのコメント

- 朝のかぜ - 2013年04月16日 09:30:59

若い頃、読みました。
人間、愛と恋だけでは生活して行けないと、感じたのを覚えています。
でも、演劇的な美術とか、衣装見てみたい。

お3人様、食べる事以外ではどんな話しで盛り上がるのですか?

- 谷口冴 - 2013年04月16日 10:18:35

キャハハハ~~~
「あんなカレー、煮な」
おもろいわ~~~ぁ!

なんだか、カレーを食べたくなりました。。。

- 玉下奴郎 - 2013年04月18日 12:11:08

朝のかぜ様

我々三人、色々な事を話しますよ!
政治、経済、教育、健康、音楽、書籍、映画、IT...。
適度に三人の得意分野がありつつ、
興味の方向性が似通っているので盛り上がります。

- 玉下奴郎 - 2013年04月18日 12:15:13

谷口冴様

実は今回のブログを書こうと思った最初の動機は、
あのダジャレを思いついたからなんです。

まぁ、オヤジですから...。

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