増殖 - X∞Multiplies by YMO
3月15日に19610_TMさんが書いたブログ『スネークマンショー、知らないの?』。
玉下は当時、ニッポン放送の「欣ドン」とラジオ関東の「スネークマンショー」を愛聴していた。
でも「欽ドン」がその後にテレビ番組でゴールデンタイムに進出した一方で、
はっきり言って「スネークマンショー」はあくまでもマイノリティが愛するサブカル。
ややもすするとスノッブな香りがしていた。
何しろ学校で友人にコントを説明しても面白さは半分も伝わらず、
かと言ってタイマー録音してラジオを聴く奴なんかいないから、こればっかりはラジオ関東を聴くしかない...。
それがいきなりメジャーなシーンに躍り出たのが、YMOの4枚目のアルバム「増殖 - X∞Multiplies」だった。


1980年6月5日発売!玉下19歳の夏前です。
なんとオリコン・アルバム・チャート1位獲得。
これで「スネークマンショー」をラジオで聴いたことがない若者に、
あっという間にブラックでスノッブな笑いが広がっていきました。
当時、高校時代の同級生の一人が千葉の鵜原に別荘を持っていて、
毎年夏には7~8名で1週間くらい海水浴を目的で泊まりにいっていた。
男子校出身の我々は間違っても海岸でナンパなどという芸当が出来ないので、
本気で泳いでいたんですよ!遠泳なんかしたりして...。
で、誰かがこの「増殖 - X∞Multiplies」をカセットに録音してきて、
昼寝の時とか夜に飲んでいる時に延々と繰り返し繰り返し聴いていました。
想像がつくと思うけど、19歳の小僧たちが酒に酔って男だけで集まっていると、
ちょっとした事でもゲラゲラ笑うわけです。
合法的にトリップしているのと同じ状態ですね。
いや、未成年だから合法的ではないか...。
とにかくそんな状態で、
“だ、だぁれぇ~?”とか“Do you understand, Mr. 大平?”とか、
“日本は、イイ国だなぁ~”とかを繰り返し繰り返し...。
誰かが小林克也さんお真似をすれば、誰かが伊武さんの真似をする。
誰かが林家三平になれば、誰かがFuckin'を連呼する。
そして翌年の1981年には遂にLP「SNAKEMAN SHOW」、通称“急いで口で吸え”発売。
このYMO人気で火が付いたスネークマンショーは、とうとう独り立ちでメジャーに躍り出たんです。


あまり知られていないけど、スネークマンショーのDVDがあるんです。
これは小林克也さんが抜けていた時に、伊武さんと桑原茂一さんが中心に制作されたんですが、
まだ口ひげのない大竹まことや早稲田の学生だったいとうせいこうの姿も観られます。
長いことVHSだけしか発売されていなくて末端価格が数万円だったんだけど、
DVDで復刻したので玉下はやっと伝説の映像を鑑賞できました!


「増殖 - X∞Multiplies」から話が逸れちゃったけど、このDVDも必見です!
wrote by 玉下奴郎
【編集人よりお願い】
拍手コメントは基本的に編集人(1960_TM)しか読むことができないため、下の〈Comments〉で
コメントを残していただけるとうれしいです。励みになります。よろしくお願いします。

玉下は当時、ニッポン放送の「欣ドン」とラジオ関東の「スネークマンショー」を愛聴していた。
でも「欽ドン」がその後にテレビ番組でゴールデンタイムに進出した一方で、
はっきり言って「スネークマンショー」はあくまでもマイノリティが愛するサブカル。
ややもすするとスノッブな香りがしていた。
何しろ学校で友人にコントを説明しても面白さは半分も伝わらず、
かと言ってタイマー録音してラジオを聴く奴なんかいないから、こればっかりはラジオ関東を聴くしかない...。
それがいきなりメジャーなシーンに躍り出たのが、YMOの4枚目のアルバム「増殖 - X∞Multiplies」だった。
1980年6月5日発売!玉下19歳の夏前です。
なんとオリコン・アルバム・チャート1位獲得。
これで「スネークマンショー」をラジオで聴いたことがない若者に、
あっという間にブラックでスノッブな笑いが広がっていきました。
当時、高校時代の同級生の一人が千葉の鵜原に別荘を持っていて、
毎年夏には7~8名で1週間くらい海水浴を目的で泊まりにいっていた。
男子校出身の我々は間違っても海岸でナンパなどという芸当が出来ないので、
本気で泳いでいたんですよ!遠泳なんかしたりして...。
で、誰かがこの「増殖 - X∞Multiplies」をカセットに録音してきて、
昼寝の時とか夜に飲んでいる時に延々と繰り返し繰り返し聴いていました。
想像がつくと思うけど、19歳の小僧たちが酒に酔って男だけで集まっていると、
ちょっとした事でもゲラゲラ笑うわけです。
合法的にトリップしているのと同じ状態ですね。
いや、未成年だから合法的ではないか...。
とにかくそんな状態で、
“だ、だぁれぇ~?”とか“Do you understand, Mr. 大平?”とか、
“日本は、イイ国だなぁ~”とかを繰り返し繰り返し...。
誰かが小林克也さんお真似をすれば、誰かが伊武さんの真似をする。
誰かが林家三平になれば、誰かがFuckin'を連呼する。
そして翌年の1981年には遂にLP「SNAKEMAN SHOW」、通称“急いで口で吸え”発売。
このYMO人気で火が付いたスネークマンショーは、とうとう独り立ちでメジャーに躍り出たんです。
あまり知られていないけど、スネークマンショーのDVDがあるんです。
これは小林克也さんが抜けていた時に、伊武さんと桑原茂一さんが中心に制作されたんですが、
まだ口ひげのない大竹まことや早稲田の学生だったいとうせいこうの姿も観られます。
長いことVHSだけしか発売されていなくて末端価格が数万円だったんだけど、
DVDで復刻したので玉下はやっと伝説の映像を鑑賞できました!
「増殖 - X∞Multiplies」から話が逸れちゃったけど、このDVDも必見です!
wrote by 玉下奴郎
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- ミニチ - 2013年03月20日 15:42:44