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成熟社会?

玉下さんの若者のクルマ離れ話に少し。

確かにクルマ離れは顕著ですね。
その原因、よくは知らないんだけど、少なくとも今の時代と僕らの時代と明らかに違うことを。

一つはクルマでの便利さの変化。
僕らの時代はどこに行くにもクルマで、「ちょっとそこまで」を多用してた。
今では考えられないけど、所用の際にどこでもクルマを止めていた。(もちろん長時間じゃないけど)
銀座の松坂屋の前にクルマ止めていてもある程度許されていた。(笑)
CarLife.jpg Image (by 編集人)

それがある時から、監視も厳しくなり、放置車として取り締まられるようになった。
そうなると、とたんに数秒の駐車でさえ怖くなり、もはや完全に「ちょっとそこまで」は通用しなくなった。

もうひとつは、クルマのこの不便さに比べ反比例のごとく充実したのが、公共交通機関の便利さだ。
スイカの登場による切符購入不要の入出、
エレベーターやエスカレーター設置によるバリアフリーの充実ぶり。
おまけに最近は「ちょっとそこまで」が駅ナカでできるようになってきた。
「歩くこと」の代わりだったクルマは、公共交通機関が「歩くこと」を最小限にした形で実現しているように感じる。

こういう社会になるとそもそも機能としてのクルマはそんなに必要なくなるのは当たり前。
これを社会の成熟と呼ぶなら、クルマを持たないことが大人な判断かも。

どんどん不便(不憫)になるクルマ、どんどん便利になる公共交通機関。

もちろんクルマはその機能だけでなく、最高の嗜好品であることは間違い。
あれだけクルマの虜になった僕ら。
でも考えるなあ。

まっ、東京限定の話しかもしれないけど。
  wrote by ランシン      car_1960plus.jpg

【本日の記録】 体重72.9kg 血圧:上156 下103

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