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村上春樹の新作が出る!

村上春樹が3年ぶりに長編小説を刊行する。文藝春秋社からである。
彼の長編は、2010年4月に発売された「1Q84 Book3」(新潮社)以来。


1979年に「風の歌を聴け」でデビューしてから、通算13作目の長編小説。
最近ではノーベル賞の候補に挙がったり、エルサレムやスペインやカタルーニャの文学賞を受賞する一方で、
東日本大震災の義援金として寄付を行ったり、
原子力発電への明確な批判や尖閣諸島問題や竹島問題への言及など、
若い頃のデタッチメントから一転して、社会へのコミットメント(かかわり)が目立ってきている。

偶然というか幸いに、デビュー作からすべての小説やエッセイをリアルタイムで読んでいるので、
今年の新作発表の知らせはとても嬉しい。

余談だけど「1Q84 Book3」の発売広告は、2010年元旦の新聞広告でワクワクした記憶がある。
で、玉下が今回驚いたのは、この“新刊発売”の情報伝達のことである。
たまたま「朝日新聞」だけかもしれないが、(他の新聞を確認していないので)
なんと社会面に記事として掲載されていたのである。
何度もページをめくったが、文藝春秋の広告は掲載されていない。
なにしろ文藝春秋のHPには、
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
平成25年2月16日 村上春樹氏 新刊に関するお知らせ
村上春樹氏 書き下ろし長篇小説の4月刊行が決定しました。
詳しい情報は、順次お知らせします。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
…これしか情報が出ていないのだから。

確かに「朝日新聞」は2012年9月の朝刊で、村上春樹のエッセイ“魂の行き来する道筋”を掲載した。
まさに独占記事である。
読み応えもあるし、非常に興味深い内容だった。

でも、4月に発売される新刊の告知が社会面の記事になるってのは、
なんだか腑に落ちない気がした。

いや、楽しみなんですよ!新作が読めるのは…。
ここは誤解されたくないんですが…。


  wrote by 玉下奴郎
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この記事へのコメント

- ミニチ - 2013年02月19日 20:50:42

まずい。読めない、たぶん、読めない。うーん、時間が。

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