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くれない…。

くれない。
紅?
暮れない?

いや、ズバリ“くれない”です。
  (1960+世代的には「暮れない族」なんてのもありましたが…)

人と人が接していると、それが親兄弟や夫婦であっても仕事の同僚であっても、
ちょっとした感情の行き違いが生じる時がある。
関係性が濃ければ濃いほど、その頻度は必然的に高くなる。

「こっちがこう思っているのに、相手は気づいてくれない」
「理解してくれない」「感謝してくれない」
もっと即物的だと「挨拶をしてくれない」とか「指示を守ってくれない」とか、
とにかく感情の行き違いが生じた時に心の中で思うのが、様々な“くれない”という気持ち。

聖人君子ではないので、この気持ちに戸は立てられない。

そういう時にどうすれば良いか?
吐き出すことである。
我慢をしない。感情を押し殺さない。

で、次に大切なのは吐き出したあとでちょっと視点を変えることだと思う。
これは経験則なんですが…。

先日、帰宅途上の私鉄で終電間近に人身事故が起きて帰宅時間が1時間以上遅れた。
ホームには人が溢れ、何人かの酔客は駅員に詰めよっている。
中にはホームで誰にともなく文句を怒鳴っている輩もいた。
終電イメージ ※写真はイメージです。

そりゃそうだ。
電車は時間通りに運行するのが当たり前。
それが深夜の人身事故で何時に復旧するかの目処すら駅員は乗客に伝えられない。

玉下も「嗚呼、睡眠時間が減るじゃん」とか
「明日は早い時間に起きなきゃいけないのに」とか考えちゃいました。

でも酔客を相手にしている駅員を見て思ったのが、人身事故に遭った人はどうしてるんだろう…。
現場で対応している人たちは堪らないだろう…。
なんてことだったんです。
  (玉下も酩酊をしていたから呑気だったかもしれないけど)

仕事上でもこっちが相手にイラっとしている時は、
相手も同じ状況を反対側から捉えてイラっとしている時がある。

こっちが“くれない”と思っている時に、
相手も“くれない”と思っている時がある。

あれ? 原因は俺にあるの?

そう考えたときに、少しだけ“イラっ”の収まり所が変わる。
だって原因はこっちに“も”あるのだから。

冒頭に“関係性が濃ければ濃いほど”と書いたが、此処は大切なポイントだと思う。
関係性が濃くなければ視点を変えずに“イラっ”のままで構わない時もあるから。

でも自然に視点を変えて、なんで“くれない”のかを振り返ると、
なんだかより関係性が濃く出来る気がする。

mmm、まだ少し酩酊状態なのか…。


  wrote by 玉下奴郎
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