センター試験

1月19日・20日は、大学入試センター試験。
我が家の娘も、57万3000人を超える今年の受験者のひとり。

新聞の記事にもあったが、共通一次の時代から雪が降ることが多いらしい。
1週間前だったら、あの大雪でさぞや混乱していただろうと思うと、今年の快晴はありがたい。

共通一次は1979年から開始されたので、1960+世代の大学入試はちょうどその境目あたりかな。
僕も受験をしたが、記憶に残っているのは
周囲がマークシート式で本当の学力がわかるか!とか、大学が不当に序列化されてしまうのはイカンなど
試験そのもの良し悪し、賛否で騒がしかったこと。
1976年11月19日付読売新聞朝刊 1976年11月19日付読売新聞朝刊

でも受験生としてはそんなことは関係ない。
実施されるから受けるしかないもんねーというところだったのだ。

いまセンター試験として改良が重ねられてるし、
国公立だけでなく私立大学にもその試験結果の活用が拡がっているから
国を挙げての試験といってもいいかもしれないが、
センター試験のニュースに触れるたびに思い出すのが、中国で行われていた「科挙」だ。
浅田次郎『蒼穹の昴』。


初めて読んだ浅田作品が『蒼穹の昴』だった。
貧しさから自ら宦官となる春児と、その義兄の梁文秀の話。
梁文秀は「科挙」を首席で合格し、進士となって官僚制度を上りつめていく。
西太后に仕える宦官 春児と、滅びゆく清朝の皇帝派に属する高級官僚 梁文秀は、敵味方となって・・・
泣かせの次郎と言われる浅田次郎の真骨頂。僕も通勤電車の中で困ったものだった。

この本で「科挙」がまさに国を挙げての試験で、
官僚になるためには必ず通らなければならない登竜門だったことを知った。
出題範囲は学問一般だが、当時の学問は政治・社会・文化という広範囲だったらしい。
梁文秀は、主席。学識は広く文化にまでおよび、人格も秀逸。
いわゆる選良の中の選良。
『蒼穹の昴』を読むほどに、こういう人が日本の政治家や官僚だったらと・・・


受験生の皆さん、決して選良になれとは言わないが、
大学生活を楽しく、有意義に過ごすため、これから2か月ほどの試験期間、
がんばってくださいね。

・・・ここまで書いたところで、センター試験初日を終えた娘を迎えに行ってきた。(今日は19日)
   結果は問うまい。なるようななるさ。
   父は、もっとテキトーな受験生だったし、もちろん選良でもないから(笑)


  wrote by 1961_TM
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