SNS世代

あと1週間になった娘の大学の入学式。(→桜咲く入学式)
ここぞとばかりというように毎日、高校最後の春休みを謳歌、つまり遊びまくっているのだが、
そんな娘との会話。
「うちの学部は、大学で一番仲良い学部になろうって話してんのよ」

ちょっと待て、まだ大学に1日も行っていないじゃないか。
クラスメイトとなる学生とはまだ会ったことないんじゃないの?

聞けば、Twitterで呼びかけたりしながら、同級生を探し、
FacebookやLINEといった、いろんなSNSを使って、いまや十数人と交流を始めているという。
「いろんな県の子がいるし、もう一人暮らしをしている子もいたりして、大学が始まるの、楽しみだわ」

いまどきである・・・
おどろきである・・・

僕もSNSはある程度触れているが、こういう使い方は、まったくの予想外だった。
確かにさまざまなイベントやコミュニティが、
そうした経緯で形成され、盛り上がっていることは知識として知ってはいる。
でも、大学入学前の学生たちが・・・ましてや娘が・・・

そこで、「それは本物の●●大生か?」とかなんとか、
大人ぶって安全性やセキュリティを持ち出して、慎重を促すことは簡単だし、
親としてはひとこと言うべきだったのかもしれない。
でも、僕は驚きとともに感動してしまい、「すげえ・・・」と絶句するしかなかった。

大学は日本全国から学生が集まってくる。
僕は寮に入ったのだが、北は北海道から南は沖縄まで、さまざまな都道府県人と付き合うことができた。
ただ、田舎からひとり出てきた僕は
入寮、入学前のオリエンテーション、入学式という一連の行事を経ながら、徐々に、徐々に、
友人関係ができていった。

娘たちは、そんなドキドキ感や不安感をいともたやすく飛び越え、
SNSというバーチャルではあるが、「いまどきのリアル」な関係を築き始めている。

良し悪しではない。
いまや「そういう時代」なのだ。
SNS image 3

  wrote by 1961_TM
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PLESE PLEASE ME / The Beatles

 1961_TMさんが3月22日の“筆休め”で紹介をしていた
ALBUM、PLESE PLEASE ME / The Beatles。
期待されたら書かずにはいられないBeatlesネタなので、ついつい書いてしまいます。

とにかくR&R史上で記念すべき彼らの1st ALBUMなので、
詳しいデータ的な事は様々なWEB SITEやWikiで語られています。
それらを転記しても面白いんですが、それは興味を持った方が検索すれば良いこと。
それでもこれだけはお伝えしたい点がいくつかあります。

■なんと10時間で録音を完了した作品!
1963年2月11日の朝10時にスタジオ入りして、およそ3時間のセッションを3回繰り返しただけ。
わずか10時間弱で10曲をレコーディングしたそうです。
今の新人アーティストに聞かせたいエピソード。
彼らが如何に演奏力もしっかりしていたかが実証されます。
最近、某TV局の音楽番組プロデューサーが“口パク禁止”を打ち出して、ちょっとした話題になりましたね。

デビューしたてのThe Beatlesもアイドル的な捉えられ方をした側面があるけど、
ちゃんとLIVE HOUSEで酔客達に揉まれながら歌と演奏を鍛えられていた…。

ちなみに録音は10曲だけどALBUM収録曲は全部で14曲。
このRecording以前に発売されていた2枚のSingleのA/B面の合計4曲を加えて、ALBUMが完成されました。

■ほとんどの曲は一発録り!
そもそも今の様に48Ch.なんて録音機材は当時にはなく、歌と演奏を同時に2Ch.で録音します。
これが一発録り。
その2トラック分に何かを(例えばコーラスとか手拍子とかピアノとか)足す場合は、
先に演奏した2トラックをMixして片チャンネルにダビングし、そのテープを流しながら追加録音をしていました。
俗に言うピンポン録音という手法です。

Recording当日。Johnは風邪を引いていたうえに、ほとんど歌いっぱなし!
ProducerのGeorge MartinはR&Rの名曲「Twist & Shout」をこの日の最後にして、
そのお陰でこの曲のJohnの絶叫ぶりは神がかっています!

■30週連続チャート1位!そしてその座を奪ったのは2nd ALBUM!
当時のUKの音楽チャート“MELODY MAKER”誌で30週間に渡って1位を独占し、
31週目にこのALBUMの1位を阻止したのは、2nd ALBUM「WITH THE BEATLES」。

その後もUS Single Chartで1~5位を独占するなど様々な記録を打ち立てた彼らの、
記念すべき最初のALBUM Recordですね。

■Jacket Workも秀逸!
このJacket写真はEMI HOUSEの吹き抜けで撮影されたものですが、この時の別テイクがBEST盤に使われました。
少し違います。
PLESE PLEASE ME TheBeatles_Red.jpg
  
で、更に彼らの最後のALBUMになるはずだった“GET BACK”のJacketで、再びこのEMI HOUSEが使われます。
それがこの写真。
GetBack.jpg

このALBUMは結局ボツになったんですが、文字も組み方もメンバーの並びも“PLEASE PLEASE ME”と一緒。
これでALBUM TITLEが“GET BACK”と来た日にゃ、解散が噂されていただけに切ないですねぇ。

ちなみにこの時の別テイクが日の目を見たのもBEST盤。
TheBeatles_Blue.jpg

ほぼ同じタイミングでシャッターを切ったと思うけど、微妙に違います。

…ああ、Beatlesがテーマだといくらでも書きたい事が出てくる。

また別の機会に、玉下が初めてこのALBUMにであった中1の頃の話も書きたい。
だいたい中学生には“PLEASE PLEASE ME”の意味だってわからなかった…。


  wrote by 玉下奴郎
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困った迷惑メール、悪戯メール...。

昔はアダルト系の迷惑メールが来るのは、そういうサイトへアクセスをしたからと相場が決まっていた。
ところが今ではそうとも限らない。
真面目な女性にだって不埒なおっさんにだって、とにかくそういうメールが来てしまう。

玉下はdocomoのガラ携を未だに使っているんですが、
こういうメールの受信拒否方法としてPCメールを受信しない方法を取っていました。
でも今の世の中、スマホの圧倒的な普及でgmailで送受信する人が増えてきて、
この方法だと仕事に支障をきたす場合があり断念。

かと言ってアドレスを変えるともっと不便なので、仕方なく迷惑メールや悪戯メールを一件一件削除しています。

こういうのを出す業者さんは、どこからかアドレスのデータを入手して何百万件のPCから送信しているんでしょうね。
でコンマ数%でも無垢な人がお金を支払ってくれるのを待っているんでしょうね。

こういうメールを一度も受け取ったことがない人はあまりいないと思うけど、
最近のいくつかのメールの文面を掲載します。
“筆休め”ではないけど、筆休め的な感じです。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
タイトル:《新プラン登場》「基本料」「パケット代」
 ⇒¥0プラン♪(DoCoMo ・AU・Soft Bank)をご利用のお客様へ重要なお知らせ♪
本文:
★☆★━━━━…… ┓
 ※新サービス登場※
┗ ……━━━━★☆★
(DoCoMo・AU・SoftBank)をご利用のお客様へ重要なお知らせ♪♪
「基本料金」
「パケット代」
etc…
全て『¥0』の新サービスプランが登場致しましたのでご確認を♪
一定期間のご利用を満たしたお客様のみに限定配信★
現在のご利用状況、新サービスのお知らせは下記URLからご確認下さい。
こちらから↓↓
http://uuqee.mobi/~CJ0R6p617t/menu.asp?Q=fmDkfd0Wvx
配信
☆カ☆ッ☆プ☆リ☆ン☆グ☆パ☆ー☆テ☆ィ☆
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


...どうです。慣れていないとクリックしちゃいそうですよね。
次は...
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
タイトル:高橋です。
本文:
先日の件ですが、いかが致しましょうか?
4200万円を現金ではなく、株、不動産等の物件が宜しいということでしたら下記までご一報ください。
できる範囲で相談に乗れますので。
本日中に4200万円の受け取り確認を行いたいため、「拒否」or「承諾」どちらかメールをください。
yuuki_takahashi@yahoo.co.uk
(パソコンアドレスからだとエラーで受け取りできないことが多いため、
 携帯アドレスからご連絡をお願いします)
【ご当選金額なんと500万円!】懸賞生活10周年記念♪無料抽選キャンペーン実施中♪
kensyoseikatu@yahoo.co.uk
(↑空メールを送るだけで、500万円懸賞に応募できます★)
~配信停止はコチラ~
teishimail@yahoo.co.jp
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


高橋さんという知り合いがいない人はあまりいないので、
取りあえず本文を読んでしまいます。
ご丁寧に“配信停止はコチラ”なんてのもあるから、
「こういうメールは迷惑だなぁ」なんて思った人を引っかける事も考えています。

次は...
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
タイトル:\1,000,000用意するんで私が死ぬまでメールの相手をしていただけませんか?
本文:
癌を宣告されて、ステージも最終のステージでもうすぐ死んでしまいます。
もってあと1カ月みたいです。
死ぬ前に今まで一度も経験したことのないことをしたいと思っています。
それは、若い子とメールをすることです。
こんな老いぼれの願いをどうか聞いていただけませんか?
これから毎日何件かで良いので死ぬまでメールの相手をお願い出来ませんか?
メール待っています。
⇒返信する
⇒プロフィールを見る
-END-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


ここまで来るとほとんど“大映テレビ”の世界。
さっきの4200万円に比べると100万円というのが妙にリアリティがあるけど、
どっちにしても玉下は52歳だから若くないし...。
いや、メールの差出人が80歳くらいなら52歳は若造か?

とにかく文面がアダルト系だけだった時代に比べると、
ある意味でストーリーやアプローチの方向性にバリエーションが増えています。

こういう文章をせっせと考える仕事もあるんだろうなぁ...。


  wrote by 玉下奴郎
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タイの「しょうゆのみ」

ソウルフード』と題して、
しょうゆの実 「しょうゆのみ」を紹介したが、それについてのエピソードをもうひとつ。

僕が仕事でよくタイに行っていたのは、もう15年くらいも前。
1年間で延べ100日以上も行っていたから、なかなか怪しいパスポートだった。

タイに行き始めたばかりの頃。
食べ物の好き嫌いが多く、しかも辛いものも苦手、ましてや慣れないタイ料理。
食事にはほんとうに困っていた。

ある日、会社の後輩と2人で入ったのは、土間に屋根、ぼろぼろの扇風機という地元の食堂。
ホテルのスタッフが、安くてうまいと教えてくれたところ。
メニューがすべてタイ語表記のみ。英語も通じないので、絵を書いたりして注文していた(笑)
確かに安くて味もいい。
しかし、あったかい白飯が、和食が食べたい・・・

トイレに向かう途中、厨房のわきを通ったときに僕は驚いた。
「しょうゆのみ」がある!

日本語はもちろん、英語も通じない店員に向かって、身振り手振りで、
その「しょうゆのみ」と、あたたかいごはんをくださいと懇願。
なんとか通じて、それをごはんにのせて食べたときの感動、ありがたさは
僕の海外出張生活のなかでトップ3に入るだろう。いまでも忘れられない。

そのタイの「しょうゆのみ」が、これ。
 (びっくり。Amazonで買えるとは・・・)

「タオチオ」という、大豆を原料とした調味料。
味は、まさに「しょうゆのみ」。ちょっと塩気が強すぎるが、調味料だから当然か。
空芯菜の炒め物などは、このタオチオが使われていて、すこぶる美味しい。

その食堂にはしょっちゅう行く常連さんになった。
タイ料理に慣れ、どんどん好きになっていった頃にはもうタイ版「しょうゆのみ」を頼むこともなくなったが、
お店の人たちはさぞや不思議な客だと思っただろうな。
確かに、はじめは指を差されながら笑われていたし・・・(決して侮蔑的ではなく、ヘンな人よね、うふふ、という感じ)

日本の食堂に外国人が来て、味噌や醤油だけでごはんを頼んで
「うめぇ」と泣きそうな顔をしながらバクバク食べていたら、確かにヘンだもの。


しかしながら、この「しょうゆのみ」。長野、新潟、山形にあるといわれるが、
タイにそっくりなものがあるのはなぜだろう?
ともあれ、このタイ版しょうゆのみ=タオチオを通じて、タイは一気に身近になった。
いまでも最も好きな国のひとつである。コップン カップ!


  wrote by 1961_TM
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“い”を言えない若者...。

ここ2ヶ月ほど一緒に仕事をしている代理店さんの女性。
恐らく30歳前後だと思う。
服装はキチンとして好感を持てるんだけど、もう見事なくらい仕事が出来ない。

約束の時間に現れない。
来ても会議室の前で延々と携帯で電話をしている。
で、遅れてきても悪びれない。
頼んだ事が出来ていない。
資料とか連絡とか手配とか、一切出来ていない。
で、当然そういう事でも悪びれない。
ビジネス文書のメールが打てない。
当然、ビジネス文書の書類も作成できない。
誤字脱字のレベルではなく、主語と述語も危うい。
事前にお願いしていた現場での根回しとかも出来ていない。
挙句の果てにその現場で
“では玉下さん、先方の担当者を紹介しますので直接やり取りをしてください”
と言い残して別の現場へ去っていってしまう...。

当然お仕事で付き合っているので上司にクレームを入れても、
上司曰く“そうなんですよね、我々も困っちゃうんです...”

繰り返すけど、もう見事なくらい仕事が出来ない。

幸か不幸か玉下の立場はクライアントではないので、その代理店さんにお金を払う立場ではない。
もしそうなら取引をしなければ良いだけの事。

なので、なんやかんや思いながらも仕事を前に進める為に我々が動く。
結果的に仕事は前に進む。
そうすると彼女には全く問題意識が生まれず、ひとつの現場が(ひとつの案件が)完了する。

それにしてもここまでの出来の悪さでも、何らかの取り柄があってこの代理店さんも彼女を雇用しているんだろう。
世の中には我々が想像もつかない出来事がたくさんあるんだから...。

閑話休題。

そんなイライラした日々を送っている時に、ふと気づいた事がある。
彼女の発音である。いや、発声と言ったほうが良いかも...。

“い”がほとんど聞き取れない。

「はい」は「はぁ...」になり、「いえ」は「えぇ」になる。
「そんな事、ないです」が「そんな事、なぁです」に聞こえる。

試しに声に出してみてください。
声に出してみたくない日本語。
全く緊張感のない会話になります。

これ、気にすると電車の中での若者の会話で良く耳にする...。
でも友達同士の会話でユル~ク話をするのならいざ知らず、少なくともビジネスの場面では違うだろ!

そんなストレスを抱えながら(他にもストレスはあるけど)の2ヶ月でした。
言葉の乱れ以前の問題なんだよなぁ...。


   wrote by 玉下奴郎

代理店OLイメージ (玉下さん、その彼女、こんなイメージ?・・・な、わけないか・・・ by 編集人)

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ソウルフード

ソウルフード(英語:soul food)とは、アメリカ合衆国南部で奴隷制を通して生まれた、アフリカ系アメリカ人の伝統料理の総称である。「ソウルフード」という名称が定着したのは、アフリカ系アメリカ人に関する事柄を指すのに「ソウル」(「魂」)という言葉がよく用いられるようになった1960年代半ば頃である。 (Wikipediaより)


僕たちがソウルフードというときは、自分の出身地独特の料理を指すことが多いのではないだろうか。
郷土料理であったり、実家の田舎料理であったり。

そんなソウルフードは僕もたくさんあるが、どうしても1品選べと言われたら、これ。
しょうゆの実 「しょうゆのみ」という。

フードというより、食材、調味料といったほうが正しいかもしれない。
大豆を主体に、米、麦などで麹にし、生醤油で仕込んで発酵させたもろみ味噌のようなもの。
「食べる醤油」といったらわかりやすいかな。
最近、テレビ朝日のスマステテーションで「最新ご当地調味料&ご飯の友ランキング」で1位になるなど、
マスコミに取り上げられたりもしているらしい。

食にまったくといっていいほどこだわりがない僕だけど、
冷蔵庫の中に、この「しょうゆのみ」がないと、いや、なくなることはない。
なくなりそうになると、いや、なくなりそうになる、という事態も発生したためしがない。
必ずストックが数袋ある。
帰省した折、田舎から荷物が送られてくる際に、必ず補充するからだ。

この「しょうゆのみ」、いくつかのメーカーがあるが、
僕はこの「高長」という醤油屋さんのものでなければいけない。
「高長」一途50年余なのだ。
 (いや1度だけ他のメーカーに浮気したことがあったな・・・許せ、高長さん)

もっともシンプルな食べ方は、炊き立てのごはんにそのまま。何膳でもいける。
乗り佃煮や明太子といえども、これには及ばない。
そのほか、冷奴、もろキュウ、TKG(卵かけごはん)、
さらに僕は赤飯にもごま塩ではなく、この「しょうゆのみ」を使う。

そして、これが僕の「至高の朝ごはん」。
納豆たまごかけごはん

納豆+生卵という定番中の定番の組み合わせに、塩昆布を少々。
納豆に付いているたれを使わずに「しょうゆのみ」を入れて、ぐるぐる掻き混ぜ、炊き立てのごはんにのせる。
納豆より、少し薄い色の大豆がおわかりいただけるだろうか。それが「しょうゆのみ」。
同じ大豆同士だからか絶妙なコンビネーション。
ちなみにごはんは、魚沼産こしひかり。(これだけは自慢できる)

普段はコーヒー1杯だけの朝食だけど、休日は「しょうゆのみ」に限るね。

みなさんのソウルフードを教えてください。
僕のようなジャンクフード系、大歓迎です!


  wrote by 1961_TM
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豊ちゃん①~さよなら僕らの築地3(カウントダウン築地市場)

桜の開花がいつもより早く、東京はこの土日が見ごろらしい。
今日は気候も良くて絶好の花見日和だろう、きっと。
陽気のせいでもあるのか、今日の築地市場はいつもよりさらに混雑しているように感じる。
まあ、土曜日ということもあってなおさらなんだけど。

今日あたりは、久しぶりに場内の寿司でも食べて、期待されるだろう築地=寿司の王道ブログにしようか
と思ったが、行ってびっくり。
半端じゃない行列。人の数。これじゃあ二時間並んでも寿司にありつけるわけないと判断、もうひとつの王道、
洋食を食べることにした。

豊ちゃん。
なんともかわいらしい店名のくせして、料理はがっつりの男飯、いや河岸飯。
カウンター席しかないので、「街の洋食屋さん」というには程遠いけれど、
その味はそこらあたりの洋食屋の遥か上をいく。
僕も2年ぶりくらいの訪問となったけれど、若かりし日は「徹夜明けの井上」に並ぶ「昼飯の豊ちゃん」として
築地では一番訪れたお店だ。

この店の黄金メニューは「オムハヤシライス」。
白いご飯にオムレツがのってその上からハヤシのルーがかかってるだけのシンプルな料理。
「オムハヤシ!」と注文すると、「あいよ!」って感じで、オムレツが作られルーがかけられ目の前にでてくる。
吉野家ほどではないが、出てくるスピードも驚くべき特徴。
豊ちゃん_オムハヤシ

オムレツはたぶん卵三個分ほどでつくったなんともトローリとした絶妙なかげんで、
その上にかかるハヤシのルーとの相性は抜群。
いっきに、白(ライス)黄(オムレツ)茶(ハヤシ)緑(キャベツ)を口にがっつり。
旨いぜ!

銀座や日本橋のいわゆる洋食屋のオムライスの上品な姿や味とは対照的な、ワイルドで大胆なミテクレとアジ。
「喰らうオムライス!」って感じか。
それは、河岸で働く粋なにいちゃんやおっちゃんとシンクロするかっこよさ、深み。
「ごちそうさまっ!」って
はだかの千円札と50円玉を平らげた皿の隣に無造作において店を出る河岸ならではのかっこよさよ。
まさに築地の作法。
こんな店ちょっと無いよ。
豊ちゃん

若かりし日と、味も接客も変わらない。
唯一違う光景は、隣の寿司屋に並ぶ半端ない人数と、
僕らの頃は店に入るに必ず列をなして時間待ちをしていたのに
今ではすんなりと入れてしまう豊ちゃんの店の前。

何度も言うけど、築地は寿司だけじゃない!


カテゴリー
スライド11  wrote by ランシン

【本日の記録】 体重73.3kg 血圧:上146 下103

                              【編集人よりお願い】
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桜咲く入学式

これを書いているのが3月20日、春分の日。
桜の開花宣言もされ、いよいよ春本番。
私事ながら、娘がこの4月から大学に進学する。 合格通知2

ありがたいことに何とか受験が失敗に終わることはなく、希望の教育学部に進むことになった。
ちなみにその大学は僕と同じ!
まさか親子で同じ大学になろうとは、つゆとも思っていなかった。(学部は違うけど)
東大、早慶のような名門だったり、地元の大学ならわかるが、決してそうではなく、
センター試験を終え、なんとかなりそうなレベルの学部を探したら、たまたまそこだったというのが実情なのだが。

4月に入ると入学式がある。
僕も30年以上前の同時期に入学式を迎えた。内容などはほとんど忘れてしまっているが、
唯一、強烈な印象として残っているのが「桜」だ。
さくらイメージ

田舎から慌ただしく上京・引っ越しを終え、落ち着く間もなく迎えた入学式。
まだ知人・友人もいなかった僕の目に映ったのは、満開の桜。

これまで度々書いてきたけど、僕は雪国の出身。
桜が咲くのは5月。今年もゴールデンウイークに帰省すれば桜の盛りとなるはずだ。
そんな田舎では、4月は桜の季節ではなく、
「入学式+桜」という構図は、絵本やテレビ・映画の中の“絵空事”でしかなかった。

桜舞い散る広大なキャンパス。
生まれて初めて経験した「入学式+桜」だった。


入学式前に娘と二人で帰省する。
さて、クルマの中でどんな話をしようか。先輩面するのもヘンだしなぁ。
ちなみに田舎はまだ2メートル近い残雪だそうな・・・


  wrote by 1961_TM
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日本郵便「KITTE」開業に思う

日本郵便が、再開発の旧東京中央郵便局のJPタワー内に、21日「KITTE」を開業した。
KITTE.jpg

地上の6F、全店舗数約100店舗近くからなる大型商業施設の誕生らしい。
益々東京駅周辺は賑やかになることだろう。

けれど我々の世代には、渋谷や新宿や六本木と同様の開発がなされ、どこも同じような店構えにしかみえない。
何がちゃうの?と思わず叫びたくなる。
郵便事業の思いをコンセプトに込めたとのことだが、施設のどこが?って首を傾げてしまうよ。

そもそも、この「KITTE]のネーミングそのものが、「切手」と「来て」を併せ持つ名前なんだろうけど
(あまりにもわかりやすい)
この名を付けるのならもっと、この何に恥じない中身にしてもらいたかったぜ。

なぜなら、「切手」にはたぶん1960+世代の以上の方には特別な思いがあるから。「来て」では済まされんよ。

「切手」
1960+世代はこの言葉を聞いて、
「月に雁」「見返り美人」とか「ビードロを吹く女」とか国体シリーズとか国際文通週間シリーズとか、
だれもがすぐに反応するはずだ。
小学生の頃、切手収集に誰もが夢中になって、お互いの切手交換をしていたし、
僕なんか田舎に住んでたもんだから通販で「二光照会」(だったかな)に、
小遣いをはたいて現金書留で郵送し、どうしてもほしい切手を手に入れ、友達に自慢していた。
(2年前、ある切手商で「ビードロを吹く女」を900円ほどで手に入れました。(むちゃ、安い!)
 すぐに同世代の友人に自慢しました、そのひとりが玉下さんですが。)
 (←編集人注:「ビードロを吹く女」のイメージ)

今や東京駅は、当時の姿に復元されとても個性的で日本中の数ある駅の中でも、
もっとも美しい駅の一つになったにはず。
そんな思いで、再開発してほしいなあ。
JPタワーが、せっかく地上5階までの局舎の一部を保存し再生したんだから、
しかも「KITTE」なんてネーミングするんなら、
過去の日本の切手を一同に見ることのできる「切手博物館」をビル内に持つとか併設してほしかった。

切手にはその時代の風景や思い出が必ずある。
けれど、僕らは切手を懐かしむだけでなく、その存在を追いやった今の時代の高度化にも驚くに違いない。
それはまさに日本郵便という会社の進化そのものを実感するはず。
なのに、つまんないどこにもありそうな商業施設にしちゃって。
せめて「KITEE」でなければ何も感じなかったんだけどね。

「切手」については別途今度じっくり話してみたい。
そんなきっかけになった「KITTE」の開業ニュースだった。


  wrote by ランシン

【本日の記録】 体重73.1kg 血圧:上155 下104

                              【編集人よりお願い】
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筆休め12

いかん・・・22日分の原稿がない・・・
そんな時は筆休めに限る。
といっても、それなりの内容でないと・・・

ネタに困って3月22日は、何の日か調べてみた。(便利だぞ、Wikipedia)

おお、これだ!


1963年3月22日は、BEATLES初のアルバム「PLEASE PLEASE ME」が発売された日。

ん?だからどうしたと、つっこまれそうですが、
つまった時の筆休めとお許しください。

1960+世代はもちろん、
世界のミュージックシーンに影響を与えたBEATLES初のアルバムの誕生日ということで。
  (BEATLESについては、きっと玉下さんが書いてくれる・・・と期待しつつ)
ではまた明日!

・・・ついでに予告。
   明日23日は、ランシンさんの『日本郵便「KITTE」開業に思う』。
   24日は、僕が書いた『桜咲く入学式』です。
   読んでくださいね。


  wrote by 1961_TM
                              【編集人よりお願い】
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TOYOTAの満額回答とHONDAのF1復帰

TOYOTAの満額回答に続いて、HONDAがF1復帰を検討しているというニュース。
景気回復を予感させる明るい話題として取り上げられた。

そこで思い出すのが、エコポイント、そしてエコカー補助金と減税だ。
テレビを買い替えようか、クルマを買い替えようかと思った人、
実際に買い替えた人は多いと思う。
僕も古いブラウン管から、ようやく液晶テレビに替えることができた。

そこでこんな図を作ってみた。
エコポイントとエコカー減税01

どんなに買いたくても買えなかった人って、きっと多かったんだろうな。

それを企業からみると、こうなるのではないだろうか。
エコポイントとエコカー減税02

テレビやクルマを買えなかった人も、
その補助制度の恩恵を受けなかった会社も、税金はちゃんと納付しているはず。
どちらも政府が税金を使って実施した制度なんだけどね。

TOYOTAの満額回答とHONDAのF1復帰のニュースを受けて、
あらためて、「何かちょっと不公平な制度だったような」と思う僕は遅すぎるのか・・・

テレビの部品は、海外からの調達が多い・・・ということは、二次的に恩恵を受けた会社は
日本ではなく、海外の会社が多かったということにならないか?

ううむ、よくわからん。
とにもかくにも、クルマ業界は復活の気配だが、(ほとんどが円安のおかげかもしれないけど)
テレビをはじめとする家電業界は、いまだ低迷が続いている。

どちらもMade in Japan。がんばってほしいぞ!


  wrote by 1961_TM
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増殖 - X∞Multiplies by YMO

3月15日に19610_TMさんが書いたブログ『スネークマンショー、知らないの?』。スネークマンショー


玉下は当時、ニッポン放送の「欣ドン」とラジオ関東の「スネークマンショー」を愛聴していた。
でも「欽ドン」がその後にテレビ番組でゴールデンタイムに進出した一方で、
はっきり言って「スネークマンショー」はあくまでもマイノリティが愛するサブカル。
ややもすするとスノッブな香りがしていた。

何しろ学校で友人にコントを説明しても面白さは半分も伝わらず、
かと言ってタイマー録音してラジオを聴く奴なんかいないから、こればっかりはラジオ関東を聴くしかない...。

それがいきなりメジャーなシーンに躍り出たのが、YMOの4枚目のアルバム「増殖 - X∞Multiplies」だった。


1980年6月5日発売!玉下19歳の夏前です。
なんとオリコン・アルバム・チャート1位獲得。

これで「スネークマンショー」をラジオで聴いたことがない若者に、
あっという間にブラックでスノッブな笑いが広がっていきました。

当時、高校時代の同級生の一人が千葉の鵜原に別荘を持っていて、
毎年夏には7~8名で1週間くらい海水浴を目的で泊まりにいっていた。
男子校出身の我々は間違っても海岸でナンパなどという芸当が出来ないので、
本気で泳いでいたんですよ!遠泳なんかしたりして...。

で、誰かがこの「増殖 - X∞Multiplies」をカセットに録音してきて、
昼寝の時とか夜に飲んでいる時に延々と繰り返し繰り返し聴いていました。

想像がつくと思うけど、19歳の小僧たちが酒に酔って男だけで集まっていると、
ちょっとした事でもゲラゲラ笑うわけです。
合法的にトリップしているのと同じ状態ですね。

いや、未成年だから合法的ではないか...。

とにかくそんな状態で、
“だ、だぁれぇ~?”とか“Do you understand, Mr. 大平?”とか、
“日本は、イイ国だなぁ~”とかを繰り返し繰り返し...。
誰かが小林克也さんお真似をすれば、誰かが伊武さんの真似をする。
誰かが林家三平になれば、誰かがFuckin'を連呼する。

そして翌年の1981年には遂にLP「SNAKEMAN SHOW」、通称“急いで口で吸え”発売。
このYMO人気で火が付いたスネークマンショーは、とうとう独り立ちでメジャーに躍り出たんです。


あまり知られていないけど、スネークマンショーのDVDがあるんです。

これは小林克也さんが抜けていた時に、伊武さんと桑原茂一さんが中心に制作されたんですが、
まだ口ひげのない大竹まことや早稲田の学生だったいとうせいこうの姿も観られます。
長いことVHSだけしか発売されていなくて末端価格が数万円だったんだけど、
DVDで復刻したので玉下はやっと伝説の映像を鑑賞できました!


「増殖 - X∞Multiplies」から話が逸れちゃったけど、このDVDも必見です!


 wrote by 玉下奴郎
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さよなら東横線渋谷駅。さよなら昭和の面影。

既に新聞やテレビやネットでも話題になった、東急東横線と副都心線の乗り入れ。
東急デパートと直結していた東急東横線の渋谷駅は、
先週の木曜日の深夜、つまり16日未明に49年に渡る役目を終えた。
今の駅舎は、東京オリンピックの年=1964年に出来たらしい。
(タモリ倶楽部で紹介されていました)


16日は始発から東京メトロ副都心線との相互直通運転が始まり、
地下駅に切り替わったらしい。まだ行ってないから確証はないけど、
まぁ、間違いないでしょう!

駅は地上2階から地下5階に移って、今の地上駅舎は5月以降に取り壊される。
跡地の再開発は既に決まっていて、JR東日本の敷地を含めて地上46階建てのビルが建設される。

これでいっきに埼玉から横浜までが1本の電車で乗り換えずに移動できる訳である。

どうやら一番心配しているのが池袋。
なにしろ埼玉の人にとって東京の入口は長いあいだ池袋だった。
それが副都心線が出来て、新宿三丁目だの渋谷へ直通列車が出来てしまい、
更には横浜・元町・中華街...。

今日の新聞には渋谷のお店ですら、横浜にお客を取られるのではないかと気に病んでいると書いてあった。

渋谷の景色は既に昨年4月の高層複合ビル「渋谷ヒカリエ」で大きく印象が変わっている。
そこに更に46階建てのビル...。

果たして誰がそういう変化を望んでいるのか?
高度経済成長を掲げる安倍政権?
田中内閣時代よろしく土建屋さんは潤う?

実は土曜日に渋谷近辺で遅くまで飲んでいて、終電に間に合う時間に渋谷駅までタクシーを飛ばしたら、
駅周辺の道路工事渋滞で電車には乗り遅れるわ、
普段なら1,000円もしない料金が2,000円以上するわの惨状にあったから、
こんなブログを書いているという事情もあったりします...。

玉下は小学校の頃に毎月のように渋谷にあった五島プラネタリウムへ行っていました。
別に天文少年という訳ではないけど、
日曜日に友達とバスに乗ったり自転車に乗ったりしてプラネタリウムを観て、
なんとなくデパートの本屋さんとかおもちゃ売り場を彷徨って、
(親とデパートに行くのとは全く違う開放感を味わえた)
今の子供のようにマックとかコンビニとかへ行かずに、大人しく買い食いもせずに帰宅していました。

そんなプラネタリウムがなくなったのが2003年。
今から10年前でした。
「渋谷ヒカリエ」構想が発表された時には、てっきりプラネタリウムが復活すると思ったのに...。

そして先週、また昭和の風景=東横線の駅が地上から消えてしまった。

消すのは簡単なんですよね。
新しいものを作るほうが、経済的にも良いんですよね。

でもねぇ、なんか違う気がするんだよなぁ?
歌舞伎座だって三原橋だって、老朽化や耐震構造が問題なのはわかるけど...。
渋谷公会堂もやっと名前が元に戻ったのに、建て替えの噂が出てるし。

寂しいなぁ...。
単純に寂しいなぁ...。

東横線の改札で女の子を見送った思い出が蘇ってきた...


  wrote by 玉下奴郎
東横線_渋谷駅

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成熟社会?

玉下さんの若者のクルマ離れ話に少し。

確かにクルマ離れは顕著ですね。
その原因、よくは知らないんだけど、少なくとも今の時代と僕らの時代と明らかに違うことを。

一つはクルマでの便利さの変化。
僕らの時代はどこに行くにもクルマで、「ちょっとそこまで」を多用してた。
今では考えられないけど、所用の際にどこでもクルマを止めていた。(もちろん長時間じゃないけど)
銀座の松坂屋の前にクルマ止めていてもある程度許されていた。(笑)
CarLife.jpg Image (by 編集人)

それがある時から、監視も厳しくなり、放置車として取り締まられるようになった。
そうなると、とたんに数秒の駐車でさえ怖くなり、もはや完全に「ちょっとそこまで」は通用しなくなった。

もうひとつは、クルマのこの不便さに比べ反比例のごとく充実したのが、公共交通機関の便利さだ。
スイカの登場による切符購入不要の入出、
エレベーターやエスカレーター設置によるバリアフリーの充実ぶり。
おまけに最近は「ちょっとそこまで」が駅ナカでできるようになってきた。
「歩くこと」の代わりだったクルマは、公共交通機関が「歩くこと」を最小限にした形で実現しているように感じる。

こういう社会になるとそもそも機能としてのクルマはそんなに必要なくなるのは当たり前。
これを社会の成熟と呼ぶなら、クルマを持たないことが大人な判断かも。

どんどん不便(不憫)になるクルマ、どんどん便利になる公共交通機関。

もちろんクルマはその機能だけでなく、最高の嗜好品であることは間違い。
あれだけクルマの虜になった僕ら。
でも考えるなあ。

まっ、東京限定の話しかもしれないけど。
  wrote by ランシン      car_1960plus.jpg

【本日の記録】 体重72.9kg 血圧:上156 下103

                              【編集人よりお願い】
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続 スネークマンショー、知らないの?

本来、今日は、昨日の『免許取得者の減少...。でもTOYOTAは満額回答?』を受けた
ランシンさんの原稿を載せる予定でした。

が、しかし、僕の一昨日の『スネークマンショー、知らないの?』について
多くのコメントをいただき、あまりのうれしさに、今日はそれらを掲載します。
そうです、これぞ編集人特権です、はい。

---ミニチさん---
警察だ、開けろ!
だ、だれー?
警察だ、開けろ!
・・・・・・・
というのや、
あっ、隕石だ!
・・・・・・・
とか、
ここにサインしろ。
・・・・・・・
とか、
ヴォーカルがオカネの話を持ち出す
・・・・・・・
とか、ありましたね。

---ご機嫌いかが?1, 2, 3 --- びとらさん---
おはようございます。
Here we go, everybody, Let's Rock ’n’ Roll!
名作ですね!

---ここで、1961_TMが返信しました。
ミニチさん、ここはぁ警察じゃないよ~
びとらさん、ひあういごぉ、えぶりぼでぃ、れっつろっくんろーる!

ああ、わかってくれる人がいるって、こんなにも嬉しいなんて(感涙)
ありがとうございました。

---kaminomoribitoさん---
こんにちはです。
『ホテル ニュー越谷・・』
ツボにハマってたなぁ・・。
懐かしいです(-^〇^-)w

---1961_TM---
kaminomoribitoさん、そうそう、ホテルニュー越谷もありましたね。
どんなホテルか妄想していたものでした。
なつかし~。

---サ・エ・ラさん---
え・・・知らないです~(>_<)
うちが田舎だから?
それとも私が若いから?・・・・・・( ̄▽ ̄)

---ミニチさん---
ムーディーに
ホテル
ニュー(ここからハモる?)
越谷

というのは鼻からラーメンが出そうになりました。越谷がツボでした。

---1961_TM---
サ・エ・ラさん、若いからです、きっと(笑)
住んでいるところは関係ないです、たぶん(笑)

ミニチさん、コメ第2弾、ありがとうございます。
僕はいまでも越谷と聞くと、誰かとハモりたくなります(笑)

---パパ店長さん---
ミニチさんに感謝です!!
私もあのやりとり、大好きです。
今でもカセットテープで持ってますよ!!
終盤では
「・・・タノム、開けてくれ、開けてくれるだけでいいんだ、あとはなんにもしないから!」
「だ・・・だぁれぇ~?」

YMOは大ファンでした。
東風、君に胸キュン なんて好きな曲でしたね

---1961_TM---
やはり、パパ店長さんもわかっている・・・う、うれしい・・・
そう、あとは、なんにもしないから!

さらに18日にもコメントをいただきましたので、追記します。
---かわしまさん---
はじめましてー。
なかなかスネークマンショーについて語れる機会がないので失礼いたします。
中学生の頃はまってましたスネークマンショー。
NACK5という埼玉のFMでは金曜日にFUNKY FRIDAYという番組を小林克也さんが生放送していまして、スネークマンショーを生ジングル?で使用してそれは時代が30年前にタイムスリップしたような時間を過ごせて幸せです。

---1961_TM---
かわしまさん、ありがとうございます。
スネークマンショーネタは、今週も予定していますので、お楽しみに!
これからもよろしくお願いします。

---------------------------

いやはや、こうしてあらためて転記しながら読み返すと、
僕のはしゃぎっぷりが、ちょっとはずかしい・・・

でも、うれしかったから、まぁいいや。みなさん、どうもありがとうございました。
今後とも、1960+をどうぞよろしくお願いいたします!

最後に、これも好きなひとつ。
スネークマンショー

  wrote by 1961_TM
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免許取得者の減少...。でもTOYOTAは満額回答?

19年 1,366,921人
20年 1,261,700人
21年 1,230,134人
22年 1,238,806人
23年 1,211,478人...。

これは警察庁交通局運転免許課が発表している、
運転免許の新規交付人数の推移です。
運転免許証交付件数
http://www.npa.go.jp/toukei/menkyo/menkyo13/h23_main.pdf


...まぁ、そもそも平成25年3月の時点で平成23年までのデータしかないのも、
民間の感覚で考えると如何なものかと思うけど。

背景には免許取得可能な18歳の人口が減少していると言われているが、実態はそれだけが原因ではないだろう。
明らかに若者のクルマ離れが進行してる気がする。

少し前の時代なら免許くらいは取得をしておく。
でもクルマの購入までには至らない...。
というパターンが多かったと思う。
実際に玉下の二人の息子はどちらも、免許は持っているもののペーパー・ドライバーである。

しかし現代では免許すら必要と感じない若者が増えている。
若者の優先順位が高いのは、就職に有利なパソコンや様々な資格取得。
自動車免許取得は後回し。

我々1960+世代から見ると隔世の感がある。

直接の煽りを食らっているのが自動車教習所。
そもそもが都道府県の公安委員会が民間の教習所に、
指定業者の認可を出して技能試験を免除する資格を与えている。
つまり非常に安定している特殊な事業であったはずである。

ここ数年で多くの教習所が過当競争を乗り切るために、
昔からあった送迎バスの航続距離を伸ばしたり、薄利を承知で値下げ合戦を繰り広げているらしい。

企業努力が出来る学校だと、外国人向けに英語での教習プランを設置したり、
企業向けの安全運転講習を実施したり、子育てママや障害者向けなどのプランも展開している。

でも根本的な問題は、若者のクルマ離れな訳で...。
クルマという存在に魅力が薄れている訳で...。

何が原因なんだろう?

不況?エコ意識?価値観の多様化?

でも報道によるとTOYOTAはボーナスが満額回答なんだよなぁ?
これはアベノミクス効果?


  wrote by 玉下奴郎
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スネークマンショー、知らないの?

先日、とある編集スタジオでのこと。

入った途端にシンナーのにおい・・・
来るスタッフも口をそろえて、シンナー臭いと言う。

そこで僕が、
「おーい、シンナーに気をつけて壁、塗んな」

しかし、みんなは「?」・・・まったく反応なし。
ええええっ?知らないの?

1960+世代のみなさんは、おわかりですね。これです。


そのスタジオにいたのは、30代、40代、そして50代は僕ともうひとり。
30代、40代は、シンナーに気を付けろ!どころか、スネークマンショーすら知らなかった。
ギャグとしてウケなかったショックもさることながら、
あのスネークマンショーを知らないことに驚いた。

一世を風靡したんだぞ、桑原茂一、小林克也、伊武雅刀、そしてYMO・・・
力説する僕の頼みの綱はもうひとりの50代。
しかし彼も、
「名前くらいはきいたことがあるような、ないような・・・」

孤立無援とはこういう状態をさす。

ある健康食品や新興スポーツを
「いますっごく流行っているんです!」と言っては周囲をしらけさせるマニアさんがいるけど
彼らは、こういう気分をいつも味わっているのかもしれない・・・

しかし、あのスネークマンショーで、こういうめに合うとは・・・

♪ ごきげんいかが、ワン、ツー、スリー ♪
   「咲坂と桃内のごきげんいかが1・2・3
スネークマンショー


  wrote by 1961_TM
PS.
玉下、ランシン、両氏なら、僕が、
「おーい、シンナーに気をつけて壁、塗んな」と言ったら、必ず
「へーい、わかりましたぁ、親方ぁ」と応えてくれるに違いないんだが・・・ううっ・・・

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ゆっくり風呂につかりたい!

むかし、誰かの歌だかアルバムだかのタイトルになっていた言葉。
その作品は全く聴いた記憶がないけど、何故かこのフレーズは頭に残っていた。

初めてこのフレーズを目にした時は、“つかりゃイイじゃん”くらいにしか思わなかった。
でも年を重ねるにつれて、何故かこの気持ちがわかる場面が多くなった。

ゆっくり音楽を聴きたい。
ゆっくり食事をした。
ゆっくり映画を観たい。
ゆっくり本を読みたい。
ゆっくりドラクエをやりたい。
ゆっくり昼寝をしたい。
ゆっくり部屋を片付けたい。
ゆっくりお酒を呑みたい。
ゆっくり空を見上げたい。
ゆっくり美術館へ行きたい。
ゆっくりゆっくりしたい...。

忙しい時、何かやるべき案件が重なっている時、
正しい行動は優先順位を考えて効率よくやるべき案件を処理すること。
案件の流れの中で自分がやるべきことが川上に位置するのか川下か、
時間が優先されるか丁寧さが優先されるか、
(まぁ、大抵は両方だろうけど...)
色々な観点から優先順位を見極めて対応する。

これが正しいやり方。出来る大人の仕事の流儀。
いや、仕事以外のプライベートの諸々も同様だ。

仕事をしている自分。場合によって複数の仕事をしている場合もある。
そして夫としてとか父としてとか息子としてとか弟や兄としての自分。
学生時代の同級生と過ごす自分。
以前の会社仲間と過ごす自分。
誰にも知られない個人としての自分。

そういう様々な自分が抱える様々な案件が重なった時に、最も大切なのが優先順位。
そしてなによりテキパキとひとつひとつの案件を着実に進める。

でも今日は暑いなぁとかお腹が減ったとか眠いとか、機械じゃない人間はすぐに言い訳を考えてしまう。
(あっ、ここは人間ではなく玉下と書くのが正しいですね!)

そんな時に浮かぶのが“ゆっくり風呂につかりたい”なんです。
Bathroom.jpg Image (by 編集人)

或る人に教わったんですが、シャワーではなく湯船に浸かると副交感神経が刺激されて、
リラックスできるそうです。

急がば回れ! Walk, don't run!

だからこのブログは夜中に帰宅をして風呂に入ってから書いています(^_^)

さぁ、お風呂に入った事だし企画書を書こう!
(実際はその前にノリの良いCDを探そう!)

今夜は家飲みは封印だ!


  wrote by 玉下奴郎
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単身赴任って?

4月から新年度。この季節は人事異動のニュースも多い。
僕のクライアントのひとりが、4月から異動になるという。
その人、A氏との付き合いは、関西からの単身赴任してきた直後だから、かれこれ15年前!

ついに実家に戻れるんですね! おめでとうございます!
が、なんと異動先は、またもや関東圏・・・

A氏は、僕よりいくつか上、あと数年で定年。
40歳そこそこで、関東に単身赴任してきたことになる。

なぜ単身赴任だったのか。
当時A氏は、一軒家を新築し、ふたりの子供(娘さん)は高校生だったらしい。
決して夫婦仲が悪かったわけではなく、「数年で戻れるだろう」と楽観し、単身赴任とあいなった。

それから15年。異動はあっても関東の本社内のみ。
その間、ふたりの娘さんは早い結婚と出産(デキ婚!)。A氏は単身赴任中に、いきなり「おじいちゃん」になった!

男気あふれるA氏は、最初は早すぎる結婚にご立腹だったが、
孫はかわいい!文句なくかわいい!目の中に入れても痛くないとは、このことだったのか!
もーデレデレで、帰郷願望は高まるばかり。
しかし戻れない歳月は滔々と流れ、ついには定年まで単身赴任を続けることが確定的になってしまった。

先日会ったA氏いわく、
「もーええんや、孫も大きくなって(小学校高学年)、もうあまりなついてくれんし。
 独り暮らしは気楽でええぞぉ。
 何時に帰ろうが、毎週ゴルフ行こうが、昼間っから酒を飲もうが、誰も文句言わんしな、わっはっは」


単身赴任って、なんだろう?
会社は、「単身赴任がいやだったら、家族を呼べばいい。その費用は会社がもつんだからさ」と言うだろう。
でも、A氏のように、いろんな条件が重なって、単身赴任になった会社人は多いはずだ。

事実、A氏とほぼ同年代の同僚B氏(この人も仲よく仕事を一緒させていただいている)も、
北海道からの単身赴任が15年以上続いており、彼もまた定年までは帰れないだろうと言われている。
 (B氏も同じように単身赴任直前に一軒家を新築し、赴任後「おじいちゃん」になった・・・)

A氏もB氏も、決して会社の主流ではなく、出世などとは縁がない。
でも、僕たちとの仕事には愛情を持って厳しく接してくれ、僕は何度助けられたかわからない。


家を建て、ローンを払い、家族を養い、会社のために働く。
でも、単身者用の社宅に独り暮らし。
帰るのは、基本的に年末年始とゴールデンウイークと夏休み・・・そんな生活を40歳から定年まで20年。
それっていったい、何のための、誰のための人生なんだろう?

ちなみにA氏とB氏の会社は、「Made in Japan」として世界に誇れる一流企業である。


別れ際にA氏が最後にボソッと言った言葉が忘れられない。

「帰ってもな、もう居場所がないんや、オレ抜きの生活ができあがっとるさかい」


  wrote by 1961_TM
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さてさてこの先どうなることやら

久しぶりに三人集まり、おやじトーク。
このブログも立ち上げて早6ヶ月。自分たちでやりはじめて実感していることは、「毎日大変」だということ。
幸いにも三人でまわしているから、どうしようもない時は誰かが助けてくれる。
(と思っている自分が一番助けてもらってる、不届き者。)

これ、ひとりだったら絶対続かない。
糸井さんが「ほぼ毎日・・・」と名づけられれたのが、すごくよくわかる気がします。
それくらい毎日は大変だ!

そもそも、ブログとは何か?調べてみると、
WEBをLOGするという意味でWEBLOGと呼ばれ、略してBLOGとなったらしく(ちゃんと知らなかった、ごめんなさい)、
早い話が、ネット上の自分の記録、日記ってわけだ。
一方、コラムとはメディア(新聞や雑誌)などで書かれる短い評論らしい。
で、僕らが毎日更新しているのは、日記といえば日記だけど、少しだけコラム的な要素もあるつもりなんですよ。

毎日毎日誰かに伝えたいほどエキサイティングな毎日でもないし。
そもそも日々の生活を誰かに言いたい、知ってもらいたい気などさらさらないので。
それよりも、こんなことどう思います?とか、
これ面白くないですか?とか、同じ世代の人と対話できたらいいなあという思い。

せっかく本や音楽や食べ物の話をするのでも、こいつらちょっとおもしれえや、と思われたいんですね。
つまらんぞ、という人からはじゃあ何が面白いですかと素直に聞いてみたい。
僕らにはひとつだけ基本ルールみたいなものがあって、
それは僕らが知っていること感じていることだけブログにしようと。
知らないことは語らない、感じないことは語らない。
となると結果的に同世代の人しか読んでもらえないということになるけど
まさに、その同世代だけにウケるブログ(コラム?)に位置づけられたい。

同世代だけ、なんていっているけどそれだけでも数百万人。恐ろしい数。
その内の0.数パーセントの方と対話できるだけでも、ものすごい数。

そんな数百万の人は今どこで何をしているんだろう?と今日も三人でその話。
あの3月11日から二年が経って、今はアベノミクスとやらで少し変わってくる予感もあったり。

この日本も僕らもそしてこのブログも、この先どうなることやら。
神(仏)のみぞ知る?


  wrote by ランシン

【本日の記録】 体重72.9kg 血圧:上156 下103

                              【編集人よりお願い】
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村上春樹「パン屋を襲う」

音楽に至っては、名曲のカバーだけではなく、セルフ・カバーという場合もある。
映画やドラマでも、そもそもが小説や漫画に原作をおくこと自体がカバー。
あるいはリメイクと言える。(あっ、演劇もそうですね)

一方で視点を変えると古典芸能...。
落語でも歌舞伎でも能でも文楽でも、すべからく原典があって成立する。
たまに枝雀師匠や三枝師匠(現:六代目桂 文枝)などの現代落語や、
三代目猿之助が始めたスーパー歌舞伎なんてのもあるけど、古典芸能は繰り返し演ずる美学がある。


閑話休題...。

村上春樹が4月の新作の前に出したのが、「パン屋を襲う」(新潮社刊)である。


この作品、来歴が少し面白い。

そもそも彼は自分の作品を改稿する場合が良くある。
小説家が新聞で連載した小説を書籍化する際に改稿するのは、割とよく目にする。
漫画家も単行本になる時に少し手を加える時がある。
恐らく締切に追われて書くのと時間をおいて読み直すのでは、後に残る作品だけに気になるのだろう。

LIVE盤と言われるALBUMも実際に録音した音を差し替える場合がある。
これも同様の理由だと思う。

でも「パン屋を襲う」は、この改稿以上に不思議な来歴がある。

そもそもこの小説の元になったのは、
1981年の『早稲田文学』に掲載された短編「パン屋襲撃」だった。
玉下は偶然この時に読んでいる。
しかし如何せん雑誌に掲載された短編で、いつの間にか記憶から消え去る。
(当時の村上春樹の存在だって今とは全く違っていたし...)

で、この「パン屋襲撃」の後日談を書いた小説が「パン屋再襲撃」。


これは1985年の『マリクレール』に掲載されたそうだが、
さすがに玉下はそこでは読んでおらず、1986年に短編集「パン屋再襲撃」(文藝春秋社刊)で初めて読んだ。
つまり後日談を読んだときに不思議な既視感、いや既読感を抱いた。
でも既に村上春樹のファンになっていたので、出版されている書籍はすべて読んでいる。
なのに既読感を解消してくれる短編はどこにも収録されてない。

この既読感が晴れたのは、1991年に『村上春樹全集 1979~1989』(講談社刊)が出たから。
この全集の8巻で初めて「パン屋襲撃」を読んだ人も多かったと思う。

つまり本来の順序とは逆に、後日談が先に世間に広まったわけである。
大半の読者は後日談の中で語られる主人公の若い頃のエピソードを、
単に後日談を後日談たらしめるための架空のプロットと思って読む。
しかし実際はちゃんと雑誌に掲載をされている話だった。

そして今年の2月。
この「パン屋襲撃」と「パン屋再襲撃」が、ようやくSingleのA/B面の様に1冊にまとまった。
しかもお得意の改稿である。
まだオリジナルと読み比べたわけではないが、こんな事をしながら4月の新作を待っている。


   wrote by 玉下奴郎

PS そしてGQ VIIにはまだ手をつけていない...。
PS なんと「パン屋再襲撃」は映画化されていた!
  嗚呼、観てみたい。
  http://www.nihoneiga.info/now/0014/03.html ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

筆休め11

演歌で盛り上がってますが、こんなのいかがでしょう?


島津亜矢が歌う小林旭(大滝詠一)の 「熱き心に」



小林旭が歌う大田裕美(大滝詠一)の 「さらばシベリア鉄道」



森昌子が歌う森進一(大滝詠一)の 「冬のリビエラ」



大滝さん、最高!

  wrote by ランシン

【本日の記録】 体重73.0kg 血圧:上152 下103

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演歌の神髄?

前回、『演歌ってなんだろう?』を書いて、よし次は
これが演歌だ、昭和歌謡だ、ブルースだ、というのをピックアップしてみようと思っていたけど、
そもそも演歌と歌謡曲、ブルースもシャンソンも、なにがなにやらわからなくなってきた。

話は飛ぶようだけど、EXILEの「ふたつの唇」。(←スペースをとるから、リンクだけ)
これだって、演歌に聴こえる。・・・聴こえませんか?
いっぱいのメンバーが踊っているからヒップホップかと思いきや、メロディや歌詞は演歌じゃん。
僕がEXILEをなぜ嫌いになれないか。こんなところに理由があるのかもしれない。
・・・余談ですが、このPV、ぜひ観てください。
この曲で踊るのもわからないけど、この超お金かけちゃってるアクション映画風無理矢理特撮PV・・・
うむむ・・・わからん・・・かっこいいんだけど、曲とまったく合っていないと思うのは僕だけ?

EXILE以外に演歌に聴こえてしまうのが、SPEEDのHiro。
唄い方というか、ビブラートが演歌っぽい。
サザンの桑田さんは、意図的にやってることも多いし、
大好きな山下達郎さんの「忘れないで」は、歌詞、こぶしがきいた(?)唄い方、
バックのストリングスやブラスの使い方も併せて、これぞ演歌、クールファイブが唄ってもいいぜって感じ。

で、実はここからがやっと本題。
この唄、知っている人は多いかもしれないけど、「舟歌」の英語バージョン、「Boatman's Song」。


しみじみ飲めば、しみじみとぉ~おおおお・・・♪
  ↓
Shimijimi drinking, shimijimily~♪

「ポートマンが、しみじみドリンキング」ですぜ、だんな!
しみじみを英語に訳せないうえに、「シミジミリィ」なんて無茶な英語を作ってますぜ!
日本語、すげー!

演歌の神髄は、その歌詞にあるにちがいねぇ。

今夜、あぶったイカを肴に、焼酎お湯割りを、しみじみドリンキングするとしよう。
そこに「ウイスキーがお好きでしょ?」と石川さゆりママが・・・あぁ・・・今宵も深酒・・・


  wrote by 1961_TM
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続 Made in Japan

今朝の新聞を読んで、あまりに悲しくなっていたので、予定していた原稿を遅らせて、これを書きます。

『シャープ、「下請け」で再建目指す サムスンに部品供給』(産経ニュース)
というニュース。一部引用すると、
------------------------
シャープが6日、韓国サムスン電子の出資受け入れを決めたのは、テレビやスマートフォン(高機能携帯電話)で世界トップのサムスンに液晶パネルを供給し、工場の稼働率を高めるためだ。財務体質が悪化したシャープはライバルとの資本提携に追い込まれ、サムスンなどに部品を供給する“下請け”として生き残りを目指す。
「液晶パネルを供給できればいい」。シャープの幹部は6日、記者団に提携の狙いをこう説明した。
------------------------

僕は、2月8日に『Made in Japan』というNHKのドラマについて書いた。
〈部品は台湾製と韓国製、組み立ては中国で、「それがメイドインジャパンなのか?」と問うシーンがある。〉

僕はこのドラマのように、メイドインジャパンって何だろうと考え、
それに関連するエントリー記事もいくつか続いた。(玉下さんも、ランシンさんも)
このニュースは、そのメイドインジャパンに対して、ばっさりと、ひとつの回答をしてくれた。

シャープの幹部が言ったという「液晶パネルを供給できればいい」。
これがすべてを物語っていた。

これからサムスン製のテレビの数機種に、シャープ製の液晶パネルが使われるという逆転現象が起こる。
 (実はこういうことは早くから行われていたが、ここまであからさまになったのは初めてか?)

ドラマ『Made in Japan』では、高い技術力と品質、そして誇りがメイドインジャパンだと伝えようとしていたが、
シャープは・・・(はっきり書けない・・・僕はシャープというブランドが大好きなのだ)

ただただ工場を稼働させなければいけないから。
IGZO(イグゾー)など、最先端技術は渡さないから。
事情も言い訳も、わかるけど、わかるけど、とても悲しい。

メイドインジャパンは、どこに行くのだろう?


  wrote by 1961_TM
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防寒と重量の相関性...。

この冬は秋田で新幹線が脱線したり、北海道で毎日のように死者が出たりと、
雪による被害が例年になく多い気がする。

一方の東京では三寒四温の様な毎日。
特に日中は春並みに温かい日がある。
(朝晩の冷え込みはそれなりに厳しいけど)

で、皆さんはどういう風に防寒してますか?

ここ数年、UNIQLOが先鞭をつけた廉価なダウン...。
街を歩いていると多くの人々が着ています。
もちろん高価なダウンもたくさんあるけど、とにかく軽くて暖かいのがダウンの特徴。

でも実は、玉下はこれがダメなんです。
“軽さ”がもの足りないんです。

中学生で夏でも冬でもキャンプをする様になった頃、
防寒着と言えば無敵なイメージがあったのは“アーミーの放出品”。
なにしろ当たり前だけど、超実用的に作られている。
それは防水で防寒=重かったんです。
でもその重さが安心感に繋がる。
そんな風に刷りこまれて成長したので、
重い=厚い=温かい=安心という図式が出来ちゃっているんですね。

だから自分で着る防寒着は、すべからく厚い=重いものを選んでいます。
コートでもジャケットでも、そう布団もそうなんです。

羽毛布団がダメな理由はもうひとつ。
単に寝相が良くないから軽いとどこかへ行っちゃうんですね、布団が...。
もう、綿がぎっしりと詰まった布団。
夜中に起きると金縛りで動けないんじゃないか、という重い布団。
これが安心なんです。

話がそれちゃいましたが、防寒着もそうなんです。

でもこれって1960+世代の人にも理解されない、
アナクロな感覚なんでしょうね。


   wrote by 玉下奴郎
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個人情報って?・・・ゲスト投稿

【編集人より】
左記Our Friendsのブログ『本日のbewell日記 私ごと』のわたぬきさん(通称ぬっきー)。
2月14日に一度登場してもらいましたが、
3月4日の記事があまりにも面白いので、また「ゲスト寄稿」としてアップします。
(もちろん本人からは快諾いただきました)


----------わたぬきさんより----------------------------------------------

「お名前はなんていうの?」「いくつ?」と聞くのも個人情報だそうで。
2013-03-04

FBには書いたのだけど、電車で遭遇した風景。
3,4歳の女の子と母親が乗っていて、隣の席に70歳くらいのおばあさんが座った。
女の子は目がクリクリとした可愛らしい子でおばあさんはよくあるように
「お名前は?」「いくつ?」とニコニコと聞いた。
すると母親が子供の耳元で「個人情報ですって(言いなさい」)」と囁いた。

私は向かいに座っていてぶったまげてしまったが、おばあさんには聞こえないらしく
子供もよくわからないらしく「ふにゃにゃにゃ♪」みたいな感じになり、
おばあさんもそれきり話しかけなかった。

個人情報保護法というのは私は悪法だと思っている。
頭のいい人も悪い人も全員が理解できての法であり、理解度によって変わってしまう使い方なんておかしい。

以前、キャンペーンの仕事を手伝ったときに「応募」してきた人から「当たりましたか?」という問い合わせとともに
「はずれたなら私の個人情報を削除してください」と書いてあった。
だったら応募すな!

みんなショップカードや航空会社のマイレージカードやネットショッピングや、
それからお医者さんにかかったり名刺を交換したり、
ありとあらゆるところで「個人情報」を使わなければならないのに、
そして私たちはずっとそれでやってきたはずなのに、なんでここにきて過剰に保護しなければならないのだろうか。

そしてそもそも最も保護されるべきシチュエーション、ストーカー犯人の逮捕時に
被害者の住所氏名は「法律で決まっているから」読み上げてしまったという、
なんともお粗末な「個人情報保護法」だと思ったよ。

個人情報保護法のよくないところは、使い側のおつむの度合いでいかようにでも理解できちゃう、
つまり芯がしっかりしていないところ。

子供の個人情報は確かに大切だと思うけれど、地域がその子供の名前や年を知っているから手助けができる、
ということもあるわけで。
結局、私たちなんか個人情報ダダ漏れの中で育ったわけですが、
それで「誘拐されて殺される」デメリットより、
やっぱり「みんなうちの子近所の子」で育ててもらったメリットのほうがはるかに大きかったと思うのでした。

----------------------------------------------------------
ぬっきー、ありがとう!

僕たち1960+世代、特に僕は田舎生まれの田舎育ち。
個人情報なんてク○くらえっ!っていう環境だったから、こういう話は、たまげちまうね。
やだやだ。

1960+では、みなさんからの「ゲスト投稿」をお待ちしています!

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演歌ってなんだろう?

演歌は、年寄りっぽい~と、どうしても敬遠しがちだった。
50を過ぎたいまも、やはり聴かない。
しかしながら、紅白歌合戦などで聴いてしまうと、歌唱力もさることながら、
ぐっときてしまう自分がいることも確か。

演歌ってなんだろう?
おそらく唄い方や音階の使い方など、何かしらのルールみたいなものがあるのかもしれないが、
若い時から、「かっこいいぜ」と聴いてきたジャズやブルースと実はあまり違いがないのかもしれない。
英語がわからないくせにね。

ホンダFITのCM。(←これはリンクだけ。サビだけ聴くならこれがいいです)
美空ひばりの「魅惑のワルツ」(原題:Fascination Waltz)


美空ひばりに対して、ほとんど興味がなかった僕だけど、
FITのCMで興味がわいて、YouTubeで聴いてみた。
1番は、日本語だからか、さすが演歌の女王というか昭和歌謡の香り。
  (間奏が長いんだけど、これもいい!ダンスホールがあるキャバレーに似合うぞ!)
2番が、CMに使われた英語の部分。
ううむ・・・すばらしい・・・
僕は音楽を評する言葉をもたないので、こういうことはやはり玉下さんに期待するけど、
この2番が短いのが惜しい。もっと聴きたい。

で、思い出すのが、このCM。


1960+世代には、懐かしいアコードのCM。
ジャズの超スタンダード「Summer Time」を森進一が唄っている。
 (1曲まるまる聴くならこのリンク。↑ いま聴くと、英語の発音が・・・笑)
「あれ、森進一だぜ!」と話題になったものだった。

当時のホンダはクルマもCMもかっこよかった。
ボレロのプレリュード山下達郎のインテグラ・・・
ちなみに上のCMに出てくるアコード エアロデッキというクルマは、そのデザイン性から、
一部の人々からは絶大な支持を受けたものの、大衆には受け入れられなかった。
僕は会社の社用車がエアロデッキだったため、喜んで運転させてもらっていた。ほんと、いいクルマだった。
当時先進イメージを前面に打ち出していたアコードとアコード エアロデッキのCMに
森進一のSummer Timeを使ったことに、いまさらながら拍手!
FITのCMは、オールターゲットということで、美空ひばり。
なかなかいい選曲だけど、森進一ほどのサプライズはない。いいCMであることは間違いないけどね。


演歌だから、ロックだから、ジャズだから・・・ 音楽って、ジャンルで聴くものじゃない、ソウルで聴こうぜ!
ってことが、こういう「異業種交流」のような音楽を聴くと、よくわかる。
なんだか、昭和のブルースや演歌&艶歌を掘り起こしてみたくなってきた。



  wrote by 1961_TM
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恐るべし、80歳。Wayne Shorter!

あの老舗JAZZ LABELのBlue NoteにWayne Shorterが帰ってきた。
実に1970年の「Odyssey of Iska」以来、43年振りである。

次男が生まれた時にShorterに因んで“祥太”と命名した。
(長男をあのPianistに因んで“洋輔”と名づけたので、そのTrioの“彰太”でも良かったんだけど...)
それくらい好きなSAX Playerである。

1959年、Art BlakeyのBandに26歳の若さで入団して、
初のLeader Album「Introducing Wayne Shorter」を発表。
1964年に31歳でMiles Davis Quintetに加わり、
(第2期黄金のQuintetと呼ばれていました)
この年からBlue Noteで
「Night Dreamer (1964)」、JuJu (1964)」、「Adam's Apple (1966)」などの名盤を出した。

そして玉下がReal Timeで出会ったのが、Super BandのWeather Report!
1977年にReleaseされた名盤「Heavy Weather」。


高校の同級生でJAZZに詳しい奴がLPを貸してくれた。
最初はBassistのJaco目当てで聴いていたのが、気がつくとSorterのSoloのMelodyに魅了され、
その同級生に色々と遡ってMilesのAlbumやSorterのSoloを聴かせて貰った。

で、とにかく今月に発売された「WITHOUT A NET」である。


御年80歳(厳密に言うと8月に80歳だけど...)とは思えない。

PowerfullでMelodiousでFunkyでLyrica。
実は新譜が出た、しかもBlue Noteから、という事で楽しみにしていた反面、
そうは言っても枯れた味だろうと先入観を持ってCD Playerに入れた。

いきなり1曲目「Orbits」で低音のPianoが流れたと思ったら、往年の軽快さを思わせるSaxの音!
この曲は1966年にMiles Bandの「Miles Smiles」でも1曲目に収録されていた。

そして此処から先入観は一気に吹き飛び、Weather Report時代の「Plaza Real」だろうが、
新曲だろうが関係ない。
まさに“今”のShorterが吹きまくる、吹きまくる。

本当に80歳?(厳密には79歳だけど...)


いやぁ、Made in Japanなナベサダさん。
頑張ってください!


  wrote by 玉下奴郎
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教師の矜持

喫煙者の矜持』『喫煙者の教師』『喫煙者の...。』と続いたところで、
こんどは、『教師の矜持』。
矜持というほど大げさな話ではないけど(笑)

実は今日(3月2日)は、娘の卒業式だった。
4月からは教師を目指して大学生となる。

僕の兄は教師をしているんだが、その兄のエピソードを思い出した。
僕とは違って、とても真面目で、いまとなっては時代遅れ的、理想に燃える教師だった。(いまもそうらしい)
あるとき、兄の腕時計を見たら、内側に巻いていた。
(こんなふうに) 腕時計_内側

「女っぽくない?」という僕に、
「ああ、授業中のままだった」と兄。授業中は、いつも内側につけているのだという。
教師は黒板の前に立ち、教室の丸時計は自分の背後にある。
授業の時間配分を考えるためには時計を確認したいが、普通に腕時計をつけていると、
(こんなふうに) 腕時計_外側
時計を確認したことが生徒たちにわかってしまって、生徒の目は背後の丸時計に。
つまり集中力が途切れてしまうんだな。
でも、内側につけていると、教科書や教材を扱う際に確認しやすいのだという。

やってみたら、なるほど時刻確認がスムーズである。
僕も仕事で「プレゼンは10分間で」なんて決められることがあるが、
そういう時にこの「腕時計内側巻き」を使うようになった。

兄は、教師駆け出しで僻地勤務に行った頃からこれを始めたらしいが、
数人の授業であっても、大人数の授業であっても、絶えず生徒ひとりひとりの集中力を意識していて、
腕時計は、そういう教師としての姿勢のほんのひとつだという。
うむむ・・・わが兄ながら、あっぱれであるぞと思ったものだった。


いま教育の現場は、僕らが生徒だったころとは比較できないほど困難に満ちている。
いじめ、体罰、モンスターペアレンツ、 ・・・そして教師自身の質の低下も問題となっている。

わが娘が本当に教師になるかなんて、わからない。
でも、なるのであれば、理想を捨てない教師、大げさに言えば、矜持ある教師になってもらいたいと思う。


・・・あ、ある意味、僕も教師です。反面教師という名前ですけど。

  wrote by 1961_TM
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さよなら三軒茶屋中央劇場。我が青春の名画座...。

最近、ちょこちょこと三軒茶屋をうろついている。
実際の滞在時間が長いわけではないけど、
この街は玉下が20歳前後の時(1980年前後)に近所の用賀に住んでいたため、割と馴染みが深い場所。
それは名画座が2軒あったから。

学生時代に映画を見るとなると、新作ロードショーは値段が高いし今の様にBSやDVDなんてない。
必然的に様々な試写会に応募するか、名画座を彷徨う。
ひたすら「ぴあ」や「シティロード」というタウン情報誌を毎週チェックし、
目当ての作品を見つけると授業をさぼってオートバイで出かけた。

そんな中で三軒茶屋には二軒の名画座が並んで建っていた。
(三軒じゃありません...)

ひとつは三軒茶屋シネマで、もうひとつが中央劇場。
三軒茶屋中央劇場

レトロな外観。まぁ、単に本当に古いからなんですが...。
横書きの名前も右から左です。
そして人目を惹く河童のイラスト。
1960+の世代だと「黄桜」を思い出す人もいると思いますが、別に清水崑さんの手によるものではなさそう...。
余談ですが、「黄桜」の懐かしいCMはこちらで観られます(^_^)

閑話休題...。

で、この三軒茶屋中央劇場が、今年の2月14日に閉館しちゃったんです。
http://www.kappa-dna.com/
全盛期の雄姿は、このサイトに詳しいです...。
http://www.cinema-st.com/classic/c007.html

以前は世田谷通り沿いにサミットストアがあり、
その路地を曲がると二軒の映画館が佇んでいました。
気がつくとサミットは洋服の量販店に変わり、映画館までなくなってしまう。

まぁ、銀座三原橋のシネパトスも建物の老朽化で3月一杯で閉館だし、
こういうのは時代の流れで致し方ないでしょうが、
すごくお世話になった名画座がなくなるのって、
なんだか文化がひとつ可能性を減らしたみたいで寂しいです。

かつての早稲田松竹みたいに、復活してくれると嬉しいんですが。


   wrote by 玉下奴郎
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プロフィール

一九六丸

Author:一九六丸
書き手 1.玉下奴郎 2.ランシン
3.小李富(編集担当 旧名1961_TM)
3人合わせて一九六丸。
1960+世代の「暇つぶしのお供」が大好物。ゲスト寄稿も募集中!

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