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「うまいもの」より「うれしいもの」

「祝 一ヶ月。」に書かれていたようにこのブログも一ヶ月が過ぎた。
反響がほとんどないのに、おやじ3人でお祝い(笑)ランシンさんがワインやら何やら買ってきてくれた。

うまい、やすい。
ランシンさんはこういうセレクトがとてもうまい。
TPOと人に合わせた選択をするんだね。
「うまいもの」を知っている食通より、「うれしいもの」を考えて実践できる人。ありがたし。

日曜日の真昼間から、ちょっと酔ってしまったぜ。

さて、お次は玉下奴郎さん。
最近、凹みがちな僕に「なんか知らんけど、
こういうの聴くといいんじゃない?」と持ってきてくれた選曲がこちら。

タイトルは、「Music Cruising AOR」

1 My Sweetness / Stuff
2 Him / Rupert Holmes
3 Arther's Theme(Best That You Can Do) / Christpher Cross
4 I Just Wanna Stop / Gino Vannelli
5 Take Me To Your Heaven / Wilson Brothers
6 You're Only Lonely / J.D.Souther
7 JO JO / Boz Scaggs
8 What You Won't Do For Love / Bobby Caldwell
9 Hard To Say I'm Sorry / Chicago
10 Georgy Porgy / TOTO
11 What A Fool Believes / The Doobie Brothers
12 On And On / Stephen Bishop
13 After The Love Has Gone / Earth, Wind & Fire
14 Just The Two Of Us / Grover Washington Jr.
15 Baby Come Back / The Player
16 Reminscing / Little River Band
17 Lost In Love / Air Supply
18 Juliette / Kalapana

1960+世代なら泣いて喜ぶ選曲でしょ?
8曲目、What You Won't Do For Loveは、イントロだけで体が止まり、
13~15曲目の3曲は、まさにドストライク。
タバコをくわえて、遠い目をしてしまうぜ、にくいぜ、玉下!

ということで、「Music Cruising AOR」。
YouTubeに再生リストをつくりましたので、ぜひ聴いてください。
 (右のリンクで聴くことができますよ。
一部「1960+Favorite Music」とダブっていますけど、ある意味当然かな)

ここにその中から1曲を貼っておきます。


ランシンさん、玉下さん、ありがとう。

これからもよろしく~ランシンさんセレクトの「うれしいもの」。
玉下さんセレクトの「うれしい選曲」。
私にも!という人がいらっしゃいましたら、ご一報ください。

  wrote by 1961_TM
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ハロウィン...。

昨夜、仕事の流れで夜に渋谷~六本木~西麻布と徘徊。
(徘徊だけど、あくまでも仕事の流れ...)
場所柄もあるけど、やたらに見かけたのが仮装をした若者。
おもに外人さんだけど、日本人の若者も多数。
そうです。ハロウィン直近の週末だから。

ところでこのハロウィン。何のお祝いなんでしょうか?
西洋の文化が日本に入ってきて定着をしたイベントは多数あります。
恐らく誕生日を祝うのだって、明治時代まではなかたんじゃないか?
クリスマスはキリストの誕生日で、感謝祭とかイースターとか色々あるけど、
ハロウィンは何のお祝いだか全く想像がつかない。

仮装をして騒いでいる外人をつかまえて質問をして聞いてみたかったけど、
それ以前に日本人で騒いでいる若者にこそ聞いてみたい。
まぁ、間違いなく彼らは全く理解をせずに盛り上がっているんだろうなぁ...。

ちなみに玉下は関東育ちだけど、関西には“地蔵盆”というイベントがあるそうです。
小学生以下の子供たちが家々を回って、お菓子をねだる。
これはハロウィンの「Trick or treat」と共通。
全く知らなかったけど、どこかで繋がっているのか?
まぁ、いずれにしても日本ではイースターより経済効果があるのは間違いないだろうなぁ。

今夜も盛り場では仮装した若者が騒ぐんだろうなぁ。

「Night Mare Before Christmas」を観よう!

  wrote by 玉下奴郎 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

祝 一ヶ月。

1960+ブログ、一ヶ月となりました!
ささやかなお祝いを!いつの日か、このワインが、ペトリュスになる日を夢見て。
次は祝100ブログです。
Off_BW.jpg

  wrote by ランシン ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

たかばし 本家 第一旭

秋といえば京都。
京都といえば、京料理。この流れはあまり面白くない。

京都といえば、ラーメン。
どうやら最近は、亜流と思っていたつけ麺も「ラーメン」同等の「つけ麺」というジャンルを確立したらしく
トレンドは「つけ麺」のようだ。
と、そんな話はどうでもいい。

そう、京都といえば、ラーメン、たかばしの 第一旭。
目の前に置かれて驚くのは、なんといってもその容姿。
一面溢れる九条ネギでラーメンが見えない。
たかばし2

その溢れる九条ネギと下に沈むラーメンと和える。
さらにその間にチャーシューを絡ませながら・・・。九条ネギとラーメンを一緒に食らう。
しゃきしゃきの九条ネギ、中太のラーメン、そしてあっさり甘いスープが口の中で見事に絡み合う。
美味いと思う間もなく、どんどん口に入れる。
いや、正確には入れるのではなく入れたくなる。
ここのラーメンは味わうというより喰らう感じ。

一気に食いまくってスープを平らげ箸を置いたとき、ようやく落ち着きを取り戻す。
ゆっくりと「美味い!」と呟き、数秒後至福の時を迎える。

勘定、650円なり。
「おおきにっ!」の声と同時に外へでる。

「美味っ!!!!!!」と元気に足早になる。
京都観光をご検討のみなさん世界遺産もよし、紅葉もよし、京料理もよし。
が、それ以外に。「たかばし 本家 第一旭」京都が誇る、
食のエンタテーメントの極みのひとつであることをお伝えします。

京都駅から徒歩5分、ぜひお試しください。

  wrote by ランシン ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

「週刊朝日」「週刊文春」

ここ最近、朝のワイドショーで話題のこの二誌。
ともに老舗の1960+世代もターゲットになっている週刊誌。
個人的な面識はないけど、恐らく編集長の方々も1960+の世代と推測する。

凄く気になったのが、特に「週刊朝日」。
大阪市長の特集を表紙も含めて大々的に展開して、
次号で“不適切な記述が複数あったことなどを”理由に謝罪をして、連載を中止した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121024-00000032-asahi-soci

でも、編集長たる職務にある人物が、“不適切な記述”を掲載前に気がつかなかったのか?
“不適切な記述が複数あったことなどを”理由に連載の継続が出来ないと判断をしたのなら、
その前に“連載に値する”と判断をした根拠と“出来ない”と判断をした根拠を示して欲しい。

「週刊文春」の一連の元宮崎県知事に関する記事も、個人的に彼に肩入れをする気は1mmもないが、
オレンジ色系のタブロイド紙ならいざ知らず、阿川さんの連載も掲載されている雑誌です。
(すみません、阿川さんに関してはお父様も含めて肩入れ...)

昨年の311以降、さかんに言われているMedia literacy!わかっちゃいるけど、
SNSの情報も含めて、少なくとも情報を発信する事でManetizeをしている事に対して、
最低限のMoralを示して欲しい。

大阪市長の言葉ではないが、“●●の落書き”とは次元が違ってしかるべき。

まぁ、そうは言っても編集長も編集長なりに、
「毎週のネタを探す“仕事”は大変なのよ」という気持ちがあるんだろうなぁ...。

その点、ブルー系の夕刊紙は気楽である。
一面の見出しが、『ネッシー、涙の出産!』と書いてあっても、
読者は誰も抗議したり訴訟を起こさないんだから!

  Wrote by 玉下奴郎 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

そろそろ酒の話でも。

この歳になっていれば、誰しも酒に関する一家言は持っている。
そして酒にまつわるエピソードもひとつやふたつじゃあるまい。
僕も弱いなりに積み重ねてきたものはある。
ほとんどが失敗談ばかりだけど。

今日はその中で、場所と酒のきまり、ルールのような話題。
そこに行くと、必ずそれを食べて、それを飲んでしまう。
こんなことってありません?

10年前くらい。連れて行かれたのが六本木のオイスターバー。
牡蠣はほとんど食べたことがなかったし、食べたいとも思っていなかった。
牡蠣フライ定食よりはコロッケ定食だったし、
ましてや生牡蠣なんて、見た目はグロイし、あたるのコワイし。

ちょうど前日くらいに読み終わっていたのが村上春樹「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」だった。
シングル・モルトを味わうべくスコットランド、アイラ島を巡るエッセイ。
生牡蠣とシングル・モルトの組み合わせも語られている。

生牡蠣って、日本酒や白ワインじゃないの?くらいの知識しかなかった。
そんな話を、スターターのビールを飲みながらしているとマスターが、これですねと出してくれた。
ボウモアとラフロイグ。

飲んだ。
うへぇ、なんだこりゃ、ヨードチンキじゃん。
しかもラフロイグに至ってはアルコール度数は50を超えていた。
帰りのタクシーで爆睡。

以来、ひとりでもちょくちょく訪れるようになったそのオイスターバーでは
生牡蠣とシングル・モルトが定番になった。
マスターのリュウジさんにすすめられるままサロマ、昆布盛、三陸、松島といった順に食べる。
 (実は順番は覚えていない)
シェフの料理はなんでもおいしい。
ダブルコンソメはある時とない時があって、あった時は、ひとり占めしたくなる。できないけど。
そしてリュウジさんとの会話は実に楽しい。
帰りの爆睡タクシーも定番化した。
最近はシングル・モルトどころかウイスキーを飲むことが少なくなった。
もっぱら焼酎。歳のせい?

久しぶりにウイスキーでも飲もうかな。
で、この1曲。


小雪がいるお店より、石川さゆりのお店がいいな。
僕はハイボールという言葉が嫌いで、飲まなかったし、
飲むとしたら、ウイスキーをソーダで割ってくださいと言おうと決めていた。

でも、石川さゆりママだったら「ハイボール、ください」って言おうかな。

  wrote by 1961_TM ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

テニスボーイの憂鬱

村上龍をはじめて読んだのが、「テニスボーイの憂鬱」だった。

会社の先輩が、お前テニスやってたよな?じゃこれ読めば。

以来、30年近く。すべての村上龍作品を読み、JMM(Japan Mail Media)のメール配信を受けるようになっている。
ほとんど文庫が占める僕の本棚の中でハードカバー率が高い作家ナンバーワンなのだ。
テニスボーイの憂鬱4

写真はあえて(?)ピンボケ風。テニスボーイの涙だけにピンが来ているのを選びました。
 (撮影が下手なことの言い訳)

さて、この「テニスボーイの憂鬱」。
村上龍作品の中でもっとも読み返した回数が多いかもしれない。
精神的にまいっている時に読み返すことが多い。
成金テニスボーイの能天気さや馬鹿さ加減に救われるとか、
やっぱり男は女性の存在をパワーにしてがんばってしまうとか、
いろいろあるのかもしれないけどここで書きたいのはそういうことではない。

いまネットで検索したら、書評が出てくる出てくる。賛否両論ありますな。
男女の恋愛論や倫理観は、そっちを読んでください。

村上龍さん・・・先生と呼ぶのは違う気がするし、住まいがご近所みたいだから「さん」でお許しを。
村上龍さんは、たぶん極度の凝り性。テニスには相当のめり込んだらしい。
F1やサッカーについてものめり込み、それらの描写も素晴らしいが
テニスはご本人自身がプレーしていたからか、
テニス論というかテニス観には何度読んでも圧倒されるし、読むたびに発見がある。

一部抜粋引用。
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ボクシングにおいては、敵は接触してくる。殴りかかり、抱きついてくる。お前は孤独だ、しかしお前は必要とされている、とボクシングの主張はこうだ。しかしテニスはより冷酷だ。相手は無関係な場所にボールを運ぼうとする。お前は必要ない、お前は消えてしまえ、相手のエースが決まる時、そんな声を聴かねばならないのである。
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卓球やバドミントンもそうだけど、
必ず相手がいないとプレーできないのにテニスは相手に「お前は必要じゃない」と
突き付け合うスポーツだという。
つらい、孤独だ。
ウインブルドンのセンターコートでも、河川敷の整備されていないクレーコートでもこの本質は変わらない。
僕は学生時代、多少テニスをかじった身ではあるけど
ここまで考えたことはなかったなぁ。
実感できるようになったのは、何歳くらいからだったか・・・
仕事であれ、日常であれ、「お前は不要だ」「消えてしまえ」と言われるのは、あまりにつらい。
これがテニスというスポーツの時だからこそ、過酷でも楽しいのは確かだ。

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相手は自分に冷酷の限りをつくしてくる、消えてしまえと通告してくる。だがしかし相手は去ることはないのだ。ネットの向こう側に、必ず彼は立っている。(中略)彼が去るのはゲームが終わった時だ。しかも彼は初めて近寄ってきて、握手をするのだ。
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人生を感じるのは僕だけ?
1960+世代のみなさん、ちゃんと必要とされていますか?
ちゃんとコートに立っていますか?

不要だと言ったり、言われたりするのは部屋の掃除と、テニスの時だけにしましょう。

何年かぶりにラケット握ろうかな。
たぶんオートテニスになるだろうけど。

  wrote by 1961_TM ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

浜町「燕慶園」

ずいぶんすずしくなって、秋本番となってきた。
この季節になると必ず訪れる店がある。

浜町「燕慶園」
知る人ぞ知る、中華の名店。
といってイメージを膨らますと、そのギャップにびっくりする。

ますは店構え、決して人通りが多いといえないところにポツンと一店、カーテンで中が見えない。
そして、店内、中の見えない店のドアを開けると、
中華というよりどこかしらラーメン屋な感じ、そうビール、ラーメン、ぎょうざが似合う雰囲気。

で、店の女将、ママ。
気さくで笑顔をたやさず、一年のご無沙汰を「お帰りっ」感じで出迎えてくれる。
こんな店だが、中華一品一品の実力は計り知れず。
この季節の、店の名物「上海蟹」、美味い。
燕慶園カニ

上海蟹、高価過ぎるという理由で、まだ食してない方、ぜひお試しあれ。
会計の時、その値段にびっくりすること間違いなし。

いつの日かこの店は、「上海蟹といえば燕慶園」と、美食家が訪れる店となった。
あまりに季節もの「上海蟹」が有名になったけれど、ここでしか味わえない圧倒的なメニューは数あるのだ。
実は私はそのメニューこそが、この店の「名店」といわれる所以と思う。

一番のお勧めは、「上海風里芋煮」
上海風里芋煮

その他、「くらげ」「芝海老炒め」「坦坦麺」
「野菜炒め」「イカとセロリ炒め」「おこげ」
おこげ

そしてダメ押しに「チキンカレー」
燕慶園カレー

この季節になると必ず訪れる燕慶園もかれこれ10年以上になる。
歳をとったもんだとつくづく。が相変わらず料理は美味い。
ママは可愛い。

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イカ天 幸せであるように2

1961_TMです。
僕が惹かれるフライング・キッズ「幸せであるように」のギターとGeorge Bensonの関係を教えて、
の問いにメールをいただきました。
私だけにしておいてはもったいないのでここにアップさせていただきます。

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基本的にGeorge BensonはJazzにカテゴライズされるけど、
この曲や「Breezin'」はJazzファン以外にも彼の名前を知らしめたHIT曲。
敢えてGenreに区分けするとSOULとかR&Bになると思います。

一方でFlying KidsはVo.の浜崎氏のSoulfullな声が大きな魅力のBANDでした。
(いまだにこの曲は彼のLIVEの終盤で披露されているし、
  多くのCover Versionが様々なArtistによって存在しています)

で、この共通点。GuitarのTypeも違えばSound Effectも異なりますが、
Ad lib.の弾き方がいわゆるChord弾きなんですね!

「幸せで~」の2'30"~2'54"あたりと、「Gimme the Night」の3'46"~で聴けます。
GuitarのAd lib.といえば大抵は単音弾き。
(Melodyによっては2弦同時もありますが...)
ChordのCuttingでAd lib.を弾くのは、比較的JazzやFunkで聴けます。

恐らく、そこに惹かれたんじゃないでしょうか?
ちなみにChordのCuttingでAd lib.を弾くMusicianでお勧めは、ChicのNile Rodgersと山下達郎。
この二人のLiveでのPerformanceは素晴らしいです。
ぜひ機会があれば、Youtubeでご覧下さい(^_^)
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なるほど。ライブではなく、レコーディングバージョンを聴くともっとわかりますね。
ありがとうございました。またいろいろ教えてくださいね。

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イカ天 幸せであるように

いかすバンド天国が人気を博したのは僕が20代の後半だったかな。
BIGIN、たま、マルコシアス・バンプ・・・そうそうたるバンドを排出したけど。

・・・と、イカ天のことを書くつもりはない。
実のところあまり興味はなかったのだ。
でもまぁとりあえず番組は横眼で観ていて、あーだこーだ言っていた覚えはある。

ただ、フライング・ギッズの「幸せであるように」だけは別。
いまも時おり聴く。


ボーカル浜崎の個性的な顔、ソウルっぽい音楽性。
というのは二の次で、間奏のギターがとにかく好きなのだ。
Youtubeで、その間奏だけをしつこく繰り返して聴くことも多々。
なんでそんなに好きなのか自分でもわからなかった。

で、気づいたのがこれ。


当時、はまりまくっていたGeorge Bensonを彷彿とさせるのだ。
僕の単なるカン違い?
ギターの種類もストラトとセミアコって、全然違うし。さっぱりわからん。

音楽に詳しい方、教えてください。
「幸せであるように」のギターとGeorge Bensonに関連はあるのでしょうか?

しかし、このGive Me The Nightのベンソン様、太ってる・・・別人・・・

今夜は幸せであるようにと祈りながらGive Me The Nightを聴いて寝るとしよう。
好きなものは好きなのだ。

  wrote by 1961_TM ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

「さよなら私」 みうらじゅん

「私らしい私」なんて、どこにもいない。
「自分」へのこだわりに別れを告げれば、人生はもっとラクに、楽しく生きられる。
みうらじゅん_さよなら私

世の中は相変わらずの不況。
本屋にはこの不況をのり切るための知恵本、金持ちになるためのノウハウ本、世代別の生き方指南本などなど。
苦境の50代に、こう生きるべきだ!なんていわれることに少々腹が立つ。
そんな本、いくら読んでも全く無意味、時間の無駄。
そもそも成功をおさめた人や人に指南するような人にとって参考になる本なんてなかったはずだ。
本を読んで成功するなら日本中成功者で溢れかえっているに違いない。
好況ニッポン!。

が、現実はそんなことはない。
おおかた本のタイトルに踊らされ手に取って読んで、読んでる自分に満足して終了。
(成功した気分になるのかな?)
変わらない日々の、瞬間的なちょっとした刺激でしかない。

ではわれわれ1960+世代はほんとうにどう生きたらいいんだろう?
そんな悩みこそ、「さよなら私」が解決してくれる。

「さよなら私」
タイトルから刺激的。死ねってこと?
多くを語るとネタばれになるので、少しだけ本からの抜粋を。

■自分なんて見つけるひまがあるのなら、少しはボンノウを消そうとする「自分なくし」のほうが大切じゃないでしょうか?(自分探し)

■不安の反意語が「安定」なんて嘘。安定なんてそもそもこの世にはなく、油断している期間のことをそう呼んでいるにすぎないのです。(不安こそ生きてるあかし)

■人生とは?と、深く考え込んでもいまひとつうまい答えが出ないのは、そもそも人生とは暇つぶしだからです。(プレシャス・プレイ)

■何事にも一生懸命になりなさいということは、退屈になっては大変ですよという教え。(暇と退屈)

泊まったホテルの部屋の引き出しを開けると必ず聖書があった。
1960+な人たちのオフィスの引き出しを開けると「さよなら私」が出てくる光景を勝手に想像する。
これぞ、1960+な人たちの人生のバイブルだ。

みうらじゅんさま、わたくし、きょうもおだやかでございます。

  wrote by ランシン ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

やばいジャケット...!音楽は最高!

41iSE.jpg

CTIといっても“Computer Telephony Integration”ではありません。
1967年、プロデューサーのクリード・テイラーによって創設された、JAZZのレコードレーベル。
数々の名作を送り出しているんですが、このジャケットってヤバいくないですか?

テナー・サックスのスタンリー・タレンタインのリーダー・アルバムで、
ハービー・ハンコックやジョージ・ベンソンなんかが参加をしている名盤なんですが、
玉下が最初に惹かれたのがこのジャケット...。

ヤバいと思います。
まるでサタミシュウの世界を大胆にもギリギリ・アウトな感じで現しています。
やっぱりアメリカは面白い国です。
日本だと、まだまだこの写真だとレコード会社は発売出来ないでしょう...。

wrote by 玉下奴郎 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

やっぱり木村拓哉や山口智子...?

2012年10月の連ドラ。
月曜9時は『PRICELESS』で木村拓哉が主演。
火曜10時は『ゴーイング・マイ・ホーム』で山口智子が出演。

おいおい、1990年代の番組表かよ?とツッコミたくなっていたら、
なんと夕方に『LONG VACATION)』を再放送していた。

ご存知、フジテレビのドラマが全盛期の代表作。
「月曜の夜には街からOL消える」と週刊誌などで言われ、ピアノを習い始める男性が増えたり
サントラのCDが160万枚売れたりなどの「ロンバケ現象」なる社会現象を巻き起こした
ドラマで木村拓哉が連ドラ初主演を務め、圧倒的人気を得ていくきっかけとなった。
更には竹野内豊、広末涼子、松たか子、といった
のちに連ドラ主演級となったキャストが多数共演してているドラマ。

実は玉下はリアルタイムでこの『ロンバケ』を見ていない。
オンエアをされていた1996年は36歳で仕事もプライベートも充実をしていた(と思う)時期。
世間で話題になっているのを知りつつ、そもそもドラマを見ている時間も興味もなかった。
『東京ラブストリー』も『101回目のプロポーズ』も同様だった。

それが最近はBSフジで再放送をされた『東京ラブストリー』や『101回目のプロポーズ』を録画して
“初めて”ちゃんと観ていた。
(ちゃんと素直に面白いドラマだと感じて見ている)

ところが今回の『LONG VACATION』の再放送は地上波!
この辺りにフジテレビの“頼むぞ!木村拓哉&山口智子!”な気分を感じるのは、玉下だけなのか...。

今は極めて素直に再放送を楽しく観ているんだけど...。

wrote by 玉下奴郎 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

村上春樹でノーベル賞考...。

過日、ノーベル文学賞の受賞者が発表された。
ご存知のとおり、オッズで一番だった村上春樹は今年も受賞を逃した。
もちろん、選考のプロセスに関しては一切公表をされていないが、
彼が60歳を過ぎて同賞のセレクションに入って受賞を逃した時に、
マスコミで伝えられた理由が「まだ若い」という事だったと記憶する。
ノーベル賞の基準では“60歳”はまだ若いのである...。

文学賞の数日前に医学・生理学賞を受賞した京都大の山中伸弥教授は、まさに1960+な1962年生まれ。
異例の若さだと思っていたら、
文学賞の受賞者である莫言氏も1960+(この場合の+は生まれ年ではなく年齢ですが...)の1955年生まれで57歳。

おいおい、村上春樹より若いじゃん!

穿った見方をする玉下。
結局は政治か?と思ってしまった。

2010年に中国人の劉氏が平和賞を受賞した際、
中国政府は内政干渉だとノーベル賞委員会を公然と批判している。

以来、両国の関係は今に至るまで悪化が続いている事は様々なメディアで報じられており、
そこにきて今回の文学賞での中国人作家の受賞。

おいおい、ここでバランスを取るのかよ...。

玉下は1979年に村上春樹が「風の歌を聴け」でデビューした時に、
たまたま友人の勧めでこの小説を読んで(大学1年の時)好きになった。
我々より少し上の世代だと『赤頭巾ちゃん気をつけて』で有名な庄司薫氏がいて、
高校の図書館で借りて読んだ時に微妙な世代のズレを感じた。
サリンジャーの『ライ麦畑...』も同様である。
(村上春樹が同作を翻訳しても、そのズレは解消されなかった)

村上春樹はその後、芥川賞とも直木賞とも縁がないまま、
初の本格長編小説『羊をめぐる冒険』で第4回野間文芸新人賞を受賞。
1985年に『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で第21回谷崎潤一郎賞受賞。
以降、短編と中編と長編を、あるいはシリアスな小説と軽妙なエッセイを、
まるで振幅の大きい振り子の様に書き続けて今日に至る。

玉下が言いたいのは、村上春樹がノーベル賞を受賞しようがしまいが、
彼の文学的な価値と受賞歴は関係ないと思うという事。
もちろん、“ノーベル賞を受賞した作家(作品)だから読んでみよう”という人は沢山いる。
アカデミー賞を受賞したからヒットする映画だってあるし、
カー・オブ・ザ・イヤーを獲ったから売れる車だってある。
だけどそれは本質的な価値とは異なる次元の評価...。

なんだか今回の文学賞のオチに“政治が絡んだ”ように思えてしまったのが、妙に残念なんだよなぁ...。

久しぶりに『カンガルー日和 』に収録されている
「とんがり焼の盛衰」を読みたくなったなぁ。

  wrote by 玉下奴郎 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

マイカセットテープ

はじめてクルマを買ったのは大学3年のとき。
ISUZUジェミニ。赤の4ドアセダンでサンルーフ付き。
FR最後のモデルだったのだが、エンジンはディーゼル!うるさかったなぁ。

それでもクルマの中で聴く音楽は格別だった。
レコードやカセットからダビングしてマイカセットテープを何本も作ったもの。
デートのための音楽か、それともその選曲を聴いてもらうためのドライブか。

カセットテープのA面をSunshine Side。B面をMoonlight Sideと名付けちゃったりして・・・
いま思い出すとかなりこっぱずかしいぜ。
選曲の狙いは想像つくでしょ? 御同輩諸兄!

そんなマイカセット選曲に欠かせなかったのが、前回書いた渡辺貞夫を筆頭とするフュージョンだった。
と、Youtubeを探っていたら、ありました、ありました。
これです。シャカタクのNight Birds。


※編集人注 YouTubeリンク切れにより貼りなおしました(2013年5月)

映像は「角松敏生プロデュースによるボーカリスト発掘プロジェクトVOCALAND」のもの。
おお、角松敏生! (この人の曲も欠かせなかった。)

映像は夜の首都高速の主観映像。思い出すなぁ。
印象的なピアノに、Flyin through the night~の優しい声。
ディーゼルエンジン特有のガラガラ音なんてものともせず、
慣れない首都高の狭く曲がりくねった環状線を走ったっけ。

マイカセットテープを作った御同輩諸兄!この映像と音楽を、ぜひお楽しみあれ。

また作りたくなるなぁ。
いまはiTuneでカンタンだけど、僕のクルマはiPhoneに対応していない(涙)

  wrote by 1961_TM ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

君は「アスタコ」を知っているか!

アスタコ

「アスタコ」と聞いて、ズバリの正しい回答ができる方は、そういないと思う。
正式名は「双腕作業機 アスタコ」。
日立建機の建設機械。
それが、どうしたということになるのですが、これを発見。

思わず購入したのは、トミカのショップ。
そう、あのトミカ。
小学生の頃、ご褒美といえばトミカを買ってもらっていた。
いつの間にか50台を超える車を所有し、友達と自慢仕合いっこしてた。
僕は、家に車がなかったので、そのトミカを見ては、大人になったらこの車に乗ろうとか、
5台所有しようとかトミカで夢を描いた。

それから40年。今は車を所有していないものの、何台かの車を乗り換え、車生活を謳歌した。
トミカのショップには、その自分が乗った車や所有した車が並ぶ。
懐かしい、懐かしい。

トミカを集めだしたころのことや、乗った車、所有した車のその時のシーンが思い出される。
「ローレルSGX」「117クーぺ」「ブルーバードSSS」などなど。
が、思い出とは別に、発見!感動!

このトミカの建機シリーズは、大人の感性をくすぐるなにかがあるように思う。
1/90のスケールが、なんとも昆虫的、節足動物的である。
手のひらに乗せてみると、それを実感する。
トミカから離れて40年、これからまたトミカとお付き合いしたくなってきた。

そいえば昨今、若者のクルマ離れが著しいといわれる。
案外こっちから入るというのはないかしらねえ。

このトミカ アスタコは、260円。牛丼一杯。
この値段、この精密度にしては考えられない。

ちなみに、現物アスタコは1台数千万らしい。
フェラーリの所有よりもおしゃれかもしれない。

※追記2012年9月14日、日立建機は「アスタコNEO」を発売。価格は2360万円。欲しい!

wrote by ランシン
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FM東京 My Dear Life

中学でフォークソング。
ギターでNSPを弾きはじめ、高校でDeep Purple、KISSと、ハードロック一辺倒。
バンドやろうぜ、ロックしようぜ、バイク乗ろうぜの日々だった。
めでたく浪人。
新潟で予備校生活をしていた僕に一足先に上京していた友人から1本のカセットテープが送られてきた。

渡辺貞夫 My Dear Life
実は新潟でFMと言えばNHKしかなかったのですよ、当時。
欲しいレコードをすべて買えるわけではない僕たちの音源はFM。
FM雑誌を見ては「FM東京、聴きたい~」と垂涎していた僕に何回か録音してくれたのだった。

おいおい、誰だ渡辺貞夫って・・・
ん? なんだこのサックスは・・・
それから僕の音楽のほとんどすべてがナベサダワールド。

フュージョンと言われるジャンルにどっぷり漬かっていく。
アール・クルー、リー・リトナーのギターと言えば、高中正嘉。
松岡直也もいる、角松敏生もいる、THE SQUARE(T-SQUARE)やカシオペア・・・
  (ああ、言い出したら切りがない)

玉下さんの「音楽の転機」つながり。
僕の転機は、My Dear Lifeでした。



西海岸の青さに憧れた新潟在住浪人生。資生堂ブラバスCMにも使われて、かっこよかったなぁ。

はい、僕もブラバス、買いました。

  wrote by 1961_TM ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

山下達郎「LOVE SPACE」

玉下が日本人の曲で一番好きな曲。
それは山下達郎の「LOVE SPACE」。最も多く聴いている曲でもあります。

出会いは高校の時。
同級生の家でアルバム「SPACY」を聴かせて貰った。
昔はこうして友達の家でレコードを聴くという事がたくさんあった。
今の子供たちだと友達の家でゲームってところでしょうか?

小学5年の時に友達がギターを我が家へ持ってきて、「禁じられた遊び」を弾いてくれた。
それで6年生になってお年玉を持って渋谷の西武でガットギターを買った。
(このギターは今でも良く弾いています)

中1で同級生と初めてバンドを組んで、中3で文化祭に出て味をしめ、
以来いまに至るまでなんとなくバンド活動が続いています。
(当然、カテゴリーは親父バンドに変わっていますが)

で、中学までの音楽はメジャーとマイナーとセブンスの三種類のコードを知っていれば、
大抵の曲のコピーが出来ました。
まぁ、コピーしていたのがTHE BEATLESとかのR&Rばかりでしたから...。

で、高校に進学をして前述の友達に“Yuming”や“はっぴいえんど”、そしてヤマタツなどに出会いました。
彼のソロ・アルバム第2弾(玉下のリアルタイムはこの作品から)の、
A面1曲目がこの「LOVE SPACE」。


この曲で初めてメジャー・セブンというコードを知りました。
なんてキラキラした響き!これぞニュー・ミュージック。
気づけばYumingも吉田美奈子も、もちろん実はTHE BEATLESだろうがCarpentersだろうがELTON JOHNだろうが
みんな使っていましたが、とにかくこの曲でメジャー・セブンに出会ってから、
玉下の音楽人生は変わりました。

まさかそれが50歳を過ぎても続くとは、当時の高校生には想像がつかなかった...。
人生、何が転機になるかわからないものです。

ご存知ない方は、ぜひ一度お聴きください。

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ハッスル

「愛がすべて」と思って
「Get Back」に懸けようかと迷ったら
「Go West」で励まされ、Goしたけど玉砕。
うむむ、やっぱり「ハッスル」しなきゃ。



ハッスルって、もう使わない言葉だなぁ、Wikiをひいたら、 
 (以下抜粋)-----------------------------------------------
1963年のクレージーキャッツの映画『クレージー作戦 くたばれ!無責任』の中でコメディアンの植木等は「ハッスル・ホイ」という歌を披露した。この時期のNHKは、ハッスルはアメリカの俗語では売春婦が客引きする意味があることを理由に放送禁止用語にしていた(現在でも日本のピンクサロンやキャバクラの場内アナウンスで用いられる場合がある) 。-----------------------------------------------

へぇ。1960+の言葉なんだ。まぁ、色っぽいほうのハッスルは置いといて、
がんばりましょ、Over 50's諸氏!

  wrote by 1961_TM ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

「男たちの旅路」

1976年にNHKの土曜ドラマ・シリーズで始まった「男たちの旅路」。
ちょっと前まではTBSの「8時だよ!全員集合!」を見ないと月曜に学校で話題についていけなかったのが、
さすがに15歳ともなると...、時に始まったのがこのドラマ。
土曜の8時のNHKだと「刑事コロンボ」や「警部マックロード」というアメリカのドラマが小池朝雄さんや宍戸錠さんの吹き替えで放送をされていた時間帯。
いきなり硬派なドラマが始まって、中三の玉下は夢中になりました。
当然、録画なんてできない時代。
外出をしていてもドラマを見たさに急いで帰宅をしたり、台本が雑誌「シナリオ」で掲載されて、
台詞を反芻するために買って読んだり、再放送が1980年代にされるとようやくVHSに録画をしたりしていました。

ドラマを見ていない人に説明しても伝わらないでしょうが、
(そういう方は概要だけでもみてください)
主人公を演じていた鶴田浩二さんはドラマ開始当時で、なんと42歳だったんですね。

余談ですが「太陽にほえろ!」が始まった時のボス=石原裕次郎さんは38歳!
今の玉下が51歳...。情けない。
閑話休題。
とにかくその鶴田さん演じる吉岡司令補の一言一言が、まぁ刺さるんですね。
この辺りはさすがにセリフの職人“山田太一さん”の腕の見せどころ。
だからシナリオを読みたくなった訳です。

でもこのBLOGで本当に書きたいのは、そこではない。
そういう論評は既に沢山のファンサイトが書いています。
要は価値観がグダグダになってみんなが勝手に自己主張をしている時代に、
「戦争中は...」とか「散っていった戦友は...」とか言いながら、
戦時中だろうが1970~1980年代だろうが、人間にとって大切なものの普遍性を問いかけたドラマだったんです。
(多分...)

でもそんな軸がぶれない鶴田浩二さんがぶれたのが2回あるんです。

一つはこのドラマのベストの呼び声が高い「シルバーシート」。
いつも森田健作や水谷豊や桃井かおりに説教をする鶴田御大が、
なんと更に先輩世代の志村喬、笠智衆、藤原鎌足、殿山泰司、加藤嘉という豪華キャストに、
「あんたの言う事は正論だ!だけど人間は...」と逆に反論をされる。
このパラドックス。
まるで怪獣を倒すのが使命だったウルトラマンがガバドンに対峙した時に、
子供たちから「ウルトラマン、やめろ!」「帰れ!」「ガバドンが可哀そう」と罵倒されまくるが如く。

そしてもう一話が「別離」。
なんと堅物の鶴田御大が、桃井かおりと...。
いや、これ以上は書けません。

でも御大だって桃井かおりさんに迷うのですから、
いわんや我々凡人が迷うのは“止むを得ない”だと開き直ります。
これが今回のBLOGで一番伝えたかったことです...。

  wrote by 玉下奴郎 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

メタボなんですが...。

50歳前後になって気になる点。
物欲とか知識欲とか余暇の活用とか将来の設計とか、人によって様々な事があります。
そんな中で誰も避けて通れないのが“健康”だと思います。

玉下はメタボです。ランシン氏もメタボです。
しかし具体的な対策は行っていません。
快楽に身を委ねて飲み食いや不摂生をしているからです。
(玉下はハイライト暦30年以上です。)

そんな自堕落な生活習慣に面白いダイエット方法を知りました。
それは「ドローイング・ダイエット」。

2008年にTBSの「水戸黄門」が放送を終了して以来、
テレビドラマでの時代劇というジャンルが激減してしまいましたが、
一方で邦画では「十三人の刺客」「武士の一分」、
最近でも「天地明察」など時代劇はコンスタントに製作~公開されてヒットしています。

こういう作品を観ていて気づくのが、“みんな姿勢が良い!”ということ。
背筋が伸びて真っ直ぐのしています。
(一部の町人や商人はちがいますが...)

多少の誤解もあるけど、「ドローイング・ダイエット」とは姿勢を良く過ごすこと。
“ああ、お腹が出ちゃっているなぁ...”と思っていても、
例えば綺麗な女性の前に立つと意識してお腹を引っ込めます。
健康診断の時も同様です。
実はこの行為が“お腹が凹んでいる状態”を筋肉に伝達するらしいです。
(正しい「ドローイング・ダイエット」はもっとしっかりとしたメソッドがありますが、
 玉下はかなり自分に都合よく解釈をしています。)

電車の中でも歩いている時でも座っている時でも、とにかく背筋を伸ばしてお腹を意識して凹ませる。
これだけでも筋肉に負担がかかるので、無理に腹筋運動をしなくても効果があるらしいです。
知ってから三日目ですが、とりあえず実践をしていると気持ちよい...。
それだけでもなんだか良いことをしている気がするので、不思議です。

余談ですが、お金も全くかからないのも嬉しいです。

  wrote by 玉下奴郎
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はじめまして、ランシンです。

はじめまして、ランシンです。
最近、それこそ「GET BACK」じゃないですが、
すべてにおいて元にもとにもどろうとする自分がいます。

けど、そういや忘れしまいそうになっていますが、われれわはずっと、強いアメリカにあこがれ
フロンティアスピリットに満ち溢れ、ソニーやホンダにかこまれた空気を生きてきたはずです。

「GO WEST」
同性愛者、東西冷戦など解釈はどうでもよく、
ただただ「前進あるのみ」としか聞こえなかった単細胞な自分が今から思えばなんとも素敵で。

まあこんな勢いで、日本も西へ向かってはいかがでしょう?



  wrote by ランシン ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

わたしはここにいるよ。

「うんちしてくるね」
2階で仕事をしている母に向かって大声で伝える。
「はーい」それで安心してトイレに駆け込む。

そのころ僕は小学校の低学年だっただろうか。
「うんちしてきたよー」「はーい」トイレが怖かったのではなく、
自分がどこで何をしているかを母に知っておいてもらいたかったのではないかと、ごく最近気がついた。

SNSがごく一般的、というか氾濫するにつれ、
  (僕も細々とやっています)
「友達」がいまどこで何をしているかを知りたいのではなく、
自分を知っておいてほしいという欲求のほうが強いのでは?と思うようになった。
(当たり前のこと?)
ただ「わたし」と「友達」の、そうしたたわいもないやりとりって、
実は親子とか友人とか愛する人と短いメールでやりとりしていて、
「つぶやきみたいなメールだね(笑)」なんて書いたりする。

そんなメール関係が充実していると、「SNSなんか必要ないじゃん」と思う。

SNSは、情報伝達手段として強力でその恩恵にあずかることも多いし、
あの人、こうしているんだなぁとほのぼのすることも多い。
まあ、僕も月の写真を撮って投稿したこともあるから人のことをとやかく言う資格はないんだけどね。

人のことより自分のことを知って知って!って感じがますます強くなっているような気がする。
SNSで「わたしはいまここにいるよ」ばかりやっている人はさびしいのかな・・・

  wrote by 1961_TM ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング

超C級映画のご紹介

その名も「アイアン・スカイ」。
ドイツ映画です。
恐らくドイツ映画などはなかなか馴染みが薄い人がほとんどだと思います。
玉下も同様です。

では何故に観にいったか?ずばり、予告編です。
つまり、予告編が正しく予告編としての役割を果たし、興味がない人間に対して見たいという欲求を喚起したのです。

基本的にはドイツ製作でSFでナチスが登場して、でも時代設定は現代。
舞台の大半はNYで、残りの大半は月。そう“月面”です。
何故かThe Dark Side of The Moon=月の裏側にナチスの残党が基地を作っていて、
1945年から半世紀以上を経た現代で地球侵略を企んでいるという、安心して笑ってよいSFです。

当然、ドイツ製作ながらドイツ=ナチスを馬鹿にしているし、もちろんアメリカも馬鹿にしています。
(ついでに北朝鮮も馬鹿にされています)
こういう映画が企画だけでなくちゃんと完成して、海を渡って日本の配給会社が買って、
しかも六本木ヒルズのTOHO CINEMASで上映されるという、日本の映画産業に拍手を贈りたいです。
まぁ、2週間で打ち切りでしょうが...。

  wrote by 玉下奴郎 ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキング
プロフィール

一九六丸

Author:一九六丸
書き手 1.玉下奴郎 2.ランシン
3.小李富(編集担当 旧名1961_TM)
3人合わせて一九六丸。
1960+世代の「暇つぶしのお供」が大好物。ゲスト寄稿も募集中!

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